hikumahikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0



【ラストで静かに誰かが殺されるのはスパイ作品の様式美】

一度観ただけでは全てを把握できない難解な作品。
名優たちの演技が素晴らしく、これももう一度観てみたくなる理由である。
にしても出演者といい
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.4

主演はスリービルボードの彼か。

自分に対する怒りや敵愾心、自分に対する愛情と哀れみが後半からじわじわと溢れ出てくる。

生き残れ、絶対に。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.7


予備知識ゼロで高評価&吹替だったというだけの理由で録画鑑賞してみたが、いやはやなかなかの出来。

主人公が順次変わっていく展開で、はてさてグッドエンドかバッドエンドか読めず観る者の緊張が高まっていく
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

この映画で前半ダラダラなんて感想を持つ人がいるのか…
ひねりの効いたセリフの応酬が冒頭からラストまで淀みなく続き、それを楽しむ映画。登場人物がほぼ全員口減らずだから、それぞれの喋りが止まるのは命が潰え
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

いいねえ。
個性の強い登場人物の行動一つ一つに深い意味を求める必要はないと思う。
みんながみんな心の赴くままに行動して、その結果なんとも言えない余韻が残るラストへと繋がっていく。
漠然と映画全体として
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ゴールド/金塊の行方(2016年製作の映画)

3.5

金塊に魅せられた男の盛衰を描いた実話ベースの物語。信頼し、そして騙され、また復活し…こういうのもいいな。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

ストーリーがどうのこうの言うよりこのシリーズのポイントはテンポとアクション。二次元でも3Dかと思わせるような戦闘(というか殺戮)アクションは今回も健在。あのメガネのおじさんのシーン、24リデンプション>>続きを読む

ヒトラーに屈しなかった国王(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

苦悩したのはノルウェー国王とその周辺だけでなく、駐ノルウェー独大使もかなりの板挟みに。結局国王の決断が戦争突入の決め手になったとはいえ、国のプライドを守ったのは後世で評価されているよう。
しかし端役の
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.3



ジョディフォスターの胸元を気にしなくてよくなってからがこの映画のクライマックス。

しかしご主人、道具のような役割しか与えられなくて不憫じゃ。

オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

2.5

機関銃のようにハイテンションに喋りまくるニコラスケイジに慣れるまでが大変。慣れてからもクスリとも笑えない展開が続く。せっかくの好題材と軽快テンポなのにもったいない。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0



【コーガンショットと蜂の巣蜂の巣そして蜂の巣】

数多あるナチ映画の中でも異色中の異色。

登場人物の全てにひと癖ふた癖あり、そしてほとんど全員が呆気なく消えていく。

主役はブラピなんだろうけど
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

まるでアイロンじゃないか!と思ったらやっぱりアイロンだった。

宇宙戦、地上戦、娯楽場、動物キャラなどなどこれまでのSW要素を詰め込んだ感じ。

死んだと思ったら重傷っての次でもやるの?

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.0

面白いのは面白いんだけどなんかもう一押し足りない感じがした。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

5.0


【あいつのオジサンて誰だ?】

2017.12.19 初回
2022.7.23 二回目

オチを知って改めて観ても面白い。
おぼろげに謎だったのはあいつの「オジサン」て誰なの?居るの?だったが、その
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

重たい空気が最初から最後まで漂う作品。前作と違いレプリカントの気持ち悪いほどの凶悪さはあまり描かれず、ズバッと相手を傷つけるあっさりした凶悪さで描かれていた。
ゆったりした流れにもかかわらずそこまで長
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エルサレム(2015年製作の映画)

3.2

スマートグラス付きPOVホラー作品。
ツッコミどころは満載だがそれなりに緊迫感が伝わってきて悪くないと思った。

スターリングラード(2000年製作の映画)

4.0

地上波なので結構重要な部分もカットされたようだが充分面白かった。露独スナイパー対決の緊迫感が満載。

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.5

知らない俳優ばかりだからよかった。

2020/09/06
Dolbyシアターにて再鑑賞。
初見時はあっさりした感想書いてしまったけど、改めて観ると時間の縦軸を巧みに配置したノーランの才能が光っている
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

フムフムやはりそういう結末か。
次回作もお楽しみに!ってやつですね。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

前半は兄弟のマクド創設物語。
後半はマクドを無慈悲に手中に収めていく主人公の暗躍物語。
正直後味は悪いが現実はこんなものかな。

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5



【アベンジャーズに組み込まれるとこんなにポップになるのね】

これまでのスパイダーマンのようにアイデンティティに悩むシーンはほとんどなく、クモに噛まれて体が変化して行く過程も全部端折ってただひたす
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

敵味方とも分け隔てなく玉砕していくリアルな戦闘シーンはただただ戦慄。その惨状のなかで衛生兵として命懸けで負傷兵を救出していく主人公。最後に自分自身が救われるイメージが象徴的宗教的に描かれる。
主人公の
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0



回想シーンに見えて実は…の展開。
もう一度DVDで観て確認したいところがある。
2017.6.4

日本語吹替えにて再鑑賞。
この作品は決してエイリアンものではなく、言語学者であるひとりの女性がフ
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.5

これが映画のストーリーとして成り立つのは主人公が技術者だったから。ただそれだけ。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

人を次々と消していくのはコングだけではなく島に住む数々のバケモノ…

エリザのために(2016年製作の映画)

2.5

むむむなんとも評価しがたい映画。
終わった後であれはああだったのか?これがそれだったのか?などといろいろ考えてしまうが大半は自分の頭では解決できず。

王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

3.0

私生活も仕事もうまくいかなくなった主人公の人生を変えたのは、主人公が不幸の原因と考えていたアレを除去したことだった。

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.5


【怖い地雷モノだが素晴らしい作品】

地雷モノは基本的に観るのが怖い。爆発音はいつも静寂を破るので心臓を貫くし、傷ついてから死ぬ間際までの時間も与えず命を一瞬のうちに消し去る。

この映画も同様で、
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

ちょっとSF的要素が入った恋愛モノかと思ったらけっこうカタストロフが絡んでる「急げ!」映画だったんだな。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

もう一回観てもいいくらいの作品。どうやら30分拡大版が作られるようなのでそっちが完成したら観よう!
舞台である広島と呉の両方に住んだことのある自分にとっては、当時を生きてないにもかかわらずとても懐かし
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