痛快。
序盤は見るのが少し辛かった夫婦の蛮行も、何度も繰り返されていくうちになぜか笑えてきてしまう不思議な現象に陥ってしまった。
ラストが猛烈にパンク。
3日間詰め込みまくったスケジュールの最終日、レイトショーで鑑賞。この映画を観るのを本当に楽しみにしてたんだけど、序盤で寝落ちしてしまい記憶が途切れ途切れなのが悔しい。
それでも脳裏に焼き付く強烈なシー>>続きを読む
ずっと観たかったけどなかなか観る機会がなかった北野武監督作品、今作が初。場内はほぼ満席だった、スゴイ。
どこまでも救いのないストーリーをまともにくらって、しっかり辛くなってしまった。にも関わらず劇場を>>続きを読む
「音楽は役に立たない。役に立たないから素晴らしい。役に立たないものが存在できない世界は恐ろしい」坂本慎太郎さんの大好きな言葉です。
音楽を大地に捧げたって災害はなくならない、雨は降らない、果物は実らな>>続きを読む
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前々から気になってはいたものの、観にいくかどうか迷っていたところに突然のお誘いがあったので即映画館へ行くことを決意。
序盤は寡黙で、学校や家族にもうまく馴染めないコットの孤独が描かれる。
家庭内で扱>>続きを読む
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主人公アナが映画「フランケンシュタイン」に出てくる怪物の存在を信じて、交信をし続けるお話。
悪いことが起きてしまいそうな予感をじっと張り巡らされ続けるが大きな事件が起こるようなドラマは最後まで発生する>>続きを読む
面白い!難しく複雑になりがちな内容をわかりやすく、かつみんなが楽しめる内容にうまく調理されていて凄かった。
オタクがパリピマッチョに気持ちのいいカウンターを喰らわす様は、オタク側の人間としてはすこし勇>>続きを読む
来週公開予定の「瞳をとじて」鑑賞前に絶対観ておきたかったこちらを、レイトショーで。
とっても良かった。
親は子の前で完全な親を演じる、子も親のその姿を信じて疑わない。だけど親も同じ人間なんだと気付かさ>>続きを読む
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彼女は愛犬チャップリンとホラッパと共にこれから暮らしていく。
気になる彼を家に呼んで、お皿を新しく買ったり。彼はお花を片手に恋人のドアをノックする。
世界は悲しいニュースで溢れていて、ラジオからはど>>続きを読む
小さなお部屋の映画館で鑑賞。
不器用で、だけどとっても素直な映画でした。
どこまでいっても親子は親子。かわいいね。
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"陰"の映画でした。
日陰者の主人公、平山が日々の小さな幸せを見つけながらつつましく暮らしていく、"丁寧な暮らし"を描いた映画……かと思っていましたが全く違った。
主人公は日々破壊衝動や性欲など、震え>>続きを読む
毎秒が芳醇でした。むかしのフィルムみたいなざらざらしたあたたかい質感の映像、豊かな色彩で映し出されたベラのみた"外の世界"、美しかった。
個人的には、ひとりギターを抱え歌を歌う女性をベラがじーっと見つ>>続きを読む