月島さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.9

ゾンビパニック物ながら、
機転が効くような、一芸に秀でたキャラがいるわけでもない。

騒動の原因も最後までわからない。

一貫して一般人の目線で描かれているので、映画的な展開の中にもリアリティがあって
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良いビジネス(2017年製作の映画)

3.4

エイリアンとの武器取引のお話。

相手を見下すことって
非常にリスキーだし、

扱うモノが武器である以上、
相手が人外だろうと
結末は「そりゃそうなるわ」と妙に納得しちゃう。

こういう星新一の小説み
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JOLT ジョルト(2021年製作の映画)

2.8

主人公が怒って暴れるだけのお話。

家庭環境が最悪で心の発達が未熟、
おまけに脳内物質の疾患とあっては
相当な生きづらさを感じるだろう…
ってのは充分に理解できるけど。

映画全体としては
ケイト·ベ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

「ガリレオ」の続編だけど、今回の湯川たちは脇役。
友を想う湯川の葛藤と、容疑者Xの強烈な献身が心を揺さぶる。

ドラマ版のようなカタルシスはなく、
お馴染みのBGM『VS』も、アコースティックの寂しげ
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ヤツアシ(2021年製作の映画)

1.8

短編の特撮系ホラー。
ウルトラQのオマージュ的な何かか。

ちゃんとストーリーのニュアンスは伝わってるのに、テロップで状況を説明してくるのが余計だった。
短編なのにテンポが悪いって、ちょっと致命的では
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あたおかあさん(2020年製作の映画)

3.0

なんだこのクオリティは…と思ってたけど、そういうことね!

内輪でワイワイやってる感があって万人受けはしなさそうだけど、
短編映画としては、ちゃんと面白い作りになっていると思う。

ANIMA(2019年製作の映画)

3.4

タイトルは心理学から?
不思議な夢でも見ているかのようなお話。

MVっぽい短編映画。
構成というか、表現がやや難解だけど、主人公たちを取り巻く「誰か」のパフォーマンスに迫力と見応えがあった。

ラス
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

狂気の中に優しさを感じる、ティム·バートンらしい作品。

安定のジョニー·デップ&ヘレナ=ボナム·カーター。何回観ても、特殊メイクしてないヘレナが新鮮。

児童文学が原作なためか、まあまあえげつない因
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.6

最凶夫婦爆誕の物語。

映画のジャンルをどう捉えるかで評価が分かれそう。
アクション強めの雰囲気は出てるけど、ラブコメと思って観た方が良いかも。

実際に夫婦(だった)だけあり、心の機微のリアリティは
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.5

もしも人生にリセットボタンがあったら?…な、ショートコント。

気になる人を前にして、言葉のチョイスをミスったらやり直したくなる…って気持ちはよーーく分かる。
そんな「あるある」が意外と壮大な話になっ
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LOU(2017年製作の映画)

4.1

涙腺が緩くなったのか、観ていて涙ぐんだ。なんて優しいお話…。

トイ·ストーリーの異説を見ているような感覚。子どもが急に成長するとき、こういう不思議な経験をしているのかもね。

とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

4.3

開始早々、少年の表情でやられた。
何から何まで微笑ましい。

誰かに見られたらこっ恥ずかしくなることを、真面目に考える感じはよく分かる。

クライマックスで、「そうそう!それで良いんだよ!」って思った
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.1

「スパイダーマンじゃないアンドリュー·ガーフィールドが見たい」ぐらいの軽い気持ちで鑑賞したけど、想像以上に良かった。

てかアンドリュー歌うまいな!?

自伝というより、回顧録に近いかな。
ミュージカ
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デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

4.0

自分とは違う存在とぶつかり、受け入れ、相互理解していくお話。

Pixarの短編のこういう発想は、どこから来るんだろう?いつも感心させられる。

環境音の使い方が秀逸だし、
CGとアニメのフュージョン
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月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

4.1

これは子どもに見せたい。

星の欠片を掃除すると月齢が変わる…って素敵な発想。

さりげない仕草で、少年の成長が分かる演出も良い。

まるで絵本のような、優しいファンタジー。

ブルー・アンブレラ(2013年製作の映画)

4.0

主人公の傘たちは元より、脇役たちがみんな優しくてほっこりする。

物語も起承転結がハッキリしていて、短時間ながらも楽しめた。

サムネもかわいらしい。

ちゃんと調べてないけど、実写も織り交ぜてる?も
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リフテッド(2006年製作の映画)

3.6

星新一のショートショートにもありそうな、皮肉の効いたお話

ラスト、変に優しさを見せるから…笑

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.9

ゾンビ世界のロードムービー、まさかの第2章。

10年経ってもこのメンツが集うって凄い。どことなく、エマ·ストーンが楽しそうに見えた。

汚くてシュールだけど、どこか優しい世界観は健在でホッとする。
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.8

ゾンビ映画が溢れる時代だけど、ちゃんと作品名を覚えていられて、時々また観たくなる稀有な存在。

斬新な設定はないし、ゾンビ発生の原因はさらっと説明されて終わり。
根本的には何も解決しない。

位置付け
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

想いはただ1つ、妻と過ごした平穏へ戻ること。

なのに、気づけば何もかもどんどん遠いところへ…

って気持ちは、ジョンも視聴する観客も一緒か。

とうとうバトルがメインの映画になっちゃったけど、そのぶ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

元·最強の殺し屋でありながら、ハードボイルドとは程遠く…巻き込まれ型の不幸体質なジョンが切ない

明らかにフラグ立ってるのに構わず進むから、結構ハラハラさせられる

前作では要所要所で匂わせていた厨二
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.1

強すぎる元殺し屋の哀愁

グロくはないけど容赦もない展開は、ジョン·ウィックがいかにやべー奴なのかを分かりやすく教えてくれた

そもそもあんなことされりゃ、誰だってブチ切れるわな…

悪役…特に元凶と
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SURVIVE STYLE5+ /サバイブ スタイル5+(2004年製作の映画)

3.6

出演者が豪華すぎるのに、知名度がない…。なぜこの映画を見つけることができたのか、我ながら謎。

ニッチにも程がある怪作。
テンポは良くないし、我慢できるレベルの微妙にストレスの溜まる悪ふざけが続く。
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.7

原作、CGのクオリティ、俳優の演技がしっかり噛み合ってる

ジョーや加奈も観てみたかったし、「やったのか!!新一!!」も聞きたかった
けど、前後編なら登場人物を絞るしかないか

良い意味で、暗くてキモ
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.8

これは良い山崎貴。
他の邦画とは一線を画すCGも流石。

巻きや多少の改変はあるけど、原作準拠の展開は好感が持てた。

内容を知っていても、不安や緊張感のバランスがちょうど良く感じられた。

めがね(2007年製作の映画)

3.6

時間の流れや社会のいろんな喧騒を忘れさせてくれる、ゆったり系映画。

どうぶつの森みたい。

どう過ごすかは自由のハズなのに…何となく、価値観の押し付けっぽい雰囲気があって気になった。

良い映画では
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

化け物もド派手なアクションもない、ゆったりした映画。

特に何も起こらないけど、安心して観ていられた。

ほのぼのした展開と○人形との落差に笑った。

ご飯が美味しそう。

たまにはこういう映画も良い
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

続編だけどグダることなく、最後までちゃんと面白かった。

ループの謎も明かされるけど、人によっては肩透かしを食らうかも。
一部、ご都合主義なところがあってモヤモヤした。

作中では更なる続編を匂わして
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

物騒なタイトルだけど、最後まで観ると意味が変わる。

この手の映画では真っ先に○されちゃうタイプのキャラが主人公…ってのが斬新だった。

自分が狙われる理由や犯人を追うと同時に、ツリーの生い立ちが掘り
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.5

観ていて苦しくなるけど、悪い話ではなかった。

実写化よりもアニメの方が向いてると思った。「僕」の本名が最後まで明かされない辺りとか。

純愛映画=どっちかが○んでしまって悲しいけど想いは残った…みた
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

切なくて熱い、親愛なる隣人の誕生の物語。

これだけの月日が経っても、オリジナルキャストが集まれるって奇跡よな。
(もちろん、吹替版の声優さんも)

映像表現も話のスケールも壮大だけど、主軸はあくまで
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.3

ちょっと期待し過ぎた
この作品がつまり何を言いたかったのか…が、いまいち分からなかった。

ミッドクレジットの方が何倍もインパクトがあった。

エディとヴェノムのシットコム。
今回、アンとダンは完全に
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

4.1

こういうドラゴンボールを待ってた

終始熱くて、段違いに面白い
ブロリーもベジータも、ネタキャラのイメージを払拭できたのでは?

ゴールデンバイキンマンも良い仕事してた

ラストバトルは文字通りの次元
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ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年製作の映画)

3.6

ドラゴンボール超の布石その2

前作よりは面白いけど
あのフリーザの立ち回りは、もはやバイキンマンだよ…

唐突な新形態にびっくり
あと…ウィス様がいればドラゴンボールいらないんじゃない?

ドラゴンボールZ 神と神(2013年製作の映画)

3.5

ドラゴンボール超のための布石その1

観ていてスカッとしないうえに、わざわざ映画でやる内容ではなかった

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

1.0

途中で断念
このキャストでこのつまらなさはキツいな…