gattyさんの映画レビュー・感想・評価

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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.1

配信が無く、DVDで鑑賞。
ある選択をすることで、自分の人生、周りの人生が変わる。まさに紙一重。テンポが良く
最後まで飽きることなく楽しめた。
ラストも心に残る名シーンだった。

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.9

呪われた一家と言われたプロレスのエリック一家。
エリック兄弟の知らなかった事、勘違いしてた事があった。いろんな苦悩がありながら壮絶なプロレス人生を送ったことが伝わってきた。

アネット(2021年製作の映画)

3.4

スタンダップコメディの夫と歌手の妻、その娘のアネットの物語。何とも言えぬ独特なストーリー展開。ミュージカル風で、夫役のアダム・ドライバーの怪演が見られた。歌声も素晴らしかった。

母性(2022年製作の映画)

3.7

母と子。母性とはどういう感情なのか、さまざまな場面で考えた。自分の母親のために生きる娘をもつ母親。そして母親と娘。命が繋がっていくことの素晴らしさ。湊かなえの小説らしいリアルな人間関係が印象的な作品だ>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.7

何かが起こりそうの連続で、最後まで楽しめた。ジュリア・ロバーツ、ケビン・ベーコン、イーサン・ホークと豪華キャストで、演技に渋さがあって良かった。

ブラス!(1996年製作の映画)

3.8

(記録)
かなり前に観た作品。音楽の力の素晴らしさを感じた。
この頃にはヨーロッパの映画を多々鑑賞していた。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.3

(記録)
かなり前に観た作品。観た後の満足感が高く、そろそろ再度鑑賞したいと思った。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

映像の凄さとストーリーの面白さで、鑑賞後の満足度がとても高かった。
漫画もアニメも全く知らずに鑑賞したが、十分に楽しめた。今は漫画を読みたい気持ちでいっぱい。

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.7

映画音楽の天才作曲家。
あらゆるジャンルの作品の音楽を担当。その作品にぴったりの曲を作ることの凄さを感じた。
モリコーネらしい音楽とは、その作品らしいということ。
映画を観ながら何気なく耳にしている曲
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.8

社会が抱える介護の問題。
葛藤の中で、どうやって介護と向き合っていくのか、大切な命を救うということはどういうことなのか。改めて考えるきっかけとなる作品だった。松山ケンイチ、長澤まさみ、柄本明、見応えあ
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12日の殺人(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

殺人事件を追う警察の苦悩を描いたストーリー。人間関係をたどることで、犯人が見えてきそうで見えない。あらゆる捜査を尽くすがという流れ。実話ベースと考えると、とても感慨深い作品だった。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

虐待、トランスジェンダー等、社会問題になっているテーマが複合的に織り混ざった重い作品。そんな難しいテーマの主人公役を演じきる杉咲花が凄かった。『市子』と同様、この役は杉咲花じゃないとできないと感じた。

悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

1人1人のどんな行動をしていたのか、順に追うことで、事件の真相が見えてくる。話が繋がり、なるほどの連続。大きな円を描くことによって、綺麗にストーリーが見えてくる感覚。伏線回収の面白さを改めて感じること>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

落下して亡くなった夫。
視覚障害の息子が発見。
どうしても法廷のシーンになると、真実が知りたくなるが、この作品の肝は別のところにあると鑑賞していくうちに感じた。夫婦、親子の関係。台詞の中に家族について
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゲームの世界と現実の世界。
モブキャラとメインのキャラとの対比。
生命を宿した主人公ブルーシャツガイの戦い。異次元のストーリーで新鮮な作品だった。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

アリ・アスター監督の世界にこちらから入ろうという気持ちで鑑賞。ホアキン・フェニックスの独特な味が出ていて、不思議でシュールな感じの約3時間。意外と長さを感じず、鑑賞できた。何となくテーマを理解すること>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

カリスマ指揮者の栄光と挫折。人生の歯車が少し狂い始めると、信頼を失い、周囲から人が引いていく。成功と失敗は紙一重で、表裏一体。
今の世の中のスキャンダル(不祥事)の行く末を見ているかのようだった。難し
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

優しさ溢れる作品。PMS、パニック症候群を抱えながら生きていく。それ以前に大切なことがストーリーの至るところに散りばめられていた。天体観察(星座)が1つの背景になっているところも良かった。

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

笑いを追求し、放送作家を目指す。
自分の夢と自分の性格のジレンマ。社会の壁を破るのか、社会の壁から逃げるのか。
岡山天音しかできない役なのかもと思った。
菅田将暉や仲野太賀が脇を固めていることも良かっ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

生死、欲望、人間の根幹にあるものを剥き出しにして表現したような作品。タイトルの哀れなるものというのも、さまざまな登場人物に当てはめて考えた。モノクロとカラーが入り混じった背景で、エマ・ストーンの渾身の>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

ヤクザと中学生男子との想像つかない2人の関係。かかわりを深めながら仲良くなっていくほっこりした雰囲気。綾野剛に負けず、中学生役の齋藤潤も良かった。

市子(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

上映終了間際、ギリギリで鑑賞。
期待通り、それ以上の杉咲花の演技。市子の人生がその時、その人間関係から徐々に明らかになっていく。時系列が行ったり来たりしながらなので、理解しづらい部分もあるが、それぞれ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

宮崎駿監督の心の中に入ったようなストーリー。時空を超えることでわかること。夢の中で現実を見ているような不思議な感覚。奥深い内容で、理解できたかどうかぼんやりした気持ちにもなったが、満足度は高かった。

バービー(2023年製作の映画)

3.8

ピンクのバービーの人形の世界と人間の世界。
男性中心、女性中心の社会。派手でコミカルな世界の中にも深く考えるべき要素が織り込まれていた。マッチョなライアン・ゴズリングが印象的だった。

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

レトロな雰囲気の中の純粋な恋愛。
ラジオから流れるロシア・ウクライナ戦争のニュースが対照的だった。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

聴覚障害者、ボクサー。難しい役にもかかわらず、岸井ゆきのが自然に演じる凄さに感動した。主人公の思いが表情やしぐさで伝わってきた。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

毎日のルーティンを大切にしながらも、ちょっとした出来事を受け入れ、日々を自分らしく生きていく。役所広司の演じるトイレ清掃員にどっぷり浸かった感覚で鑑賞した。日々感じることを共感しながらも鑑賞することが>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.2

正義感強くて実直で頑固なオットー。
隣人とのかかわり。オットーのこれまでの人生が分かれば分かるほど、何故に周囲から信頼されるのかがわかる。トム・ハンクスがこういった主人公を演じられるのは、さすがだなと
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茶飲友達(2022年製作の映画)

3.9

いろいろと考えさせられた作品。
高齢者と若者たちが抱える問題を茶飲友達(ティーフレンド)という場から同時に提起していた。孤独・寂しさを軸に、年代によって直面する問題をリアルに現していた。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

映像が先駆的で、楽しんでみることができた。
ドンキーコングやマリオカート、いろいろと織り交ぜながらもシンプルなストーリーで良かった。ピーチ姫のキャラクターは、ゲームをしていた自分の中のイメージとは少し
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

飛行物体、それに立ち向かう主人公たち。
分かりそうで分からない不思議で少し恐怖を感じる作品だった。監督が訴えたいことを掴みきれなかった。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.7

ふわりとした展開の中、佐和子(黒木華)に翻弄される感じがした。漫画と現実の並行しながらのストーリー進行は新鮮だった。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.8

夢、恋愛、家族、コロナ等、いろんな要素が散りばめられている感じがした。
松岡茉優の熱演、窪田正孝や池松壮亮の好演が印象的だった。石井監督が伝えたい思いがひしひしと伝わってくる作品だった。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

カラーとモノクロ映像の両方を使っていて見やすく、斬新な感じがした。
内容は伝わりづらい感じだったが、それがこの作品の良さなのかもしれないと思った。

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.9

悲しくも純粋で、温かい気持ちになる作品だった。古川琴音の存在がストーリーをしっかり支えてると感じた。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.1

家族に見捨てられて、1人で湿地を生き抜く女性。自然の中で生きていくための知恵と殺人事件。ミステリーの展開だが、彼女の素顔、人生を描いたドキュメンタリー的な要素もあり、どんどん惹き込まれて鑑賞できた。

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