cetaceaさんの映画レビュー・感想・評価

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夢二(1991年製作の映画)

3.6

どこかで聞いたことある音楽だとモヤモヤしてたけど、花様年華で流れていたと知ってハッとした。確かに!

浪漫三部作観終えたけど、夢二が一番とっつきやすそうなのに一番わからん。
ただ三作通して鈴木清順は女
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陽炎座(1981年製作の映画)

3.9

"恋に落ちる=死"の方程式は乱暴だけど儚くて綺麗
桜のシーンと水面が魂で埋め尽くされるシーンは忘れられない

松田優作の疲労の中にある色気、そして大楠道代姐さんのむせ返るほどの色香にやられました。
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

4.0

初めての映画体験で稲妻が落ちたような衝撃
意味不明で摩訶不思議で妖艶

話の流れが掴めかけたと思うとふっと煙のように形を変えて消えてしまう感覚、たまらなく好きです。

生と死がごちゃ混ぜになった世界は
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

光は粒子であり波である。
矛盾してるが成立している。

このセリフが世の中全てとオッペンハイマー自身を暗示しているようで印象的
世間はオッペンハイマーを賞賛して憎み、彼は自分自身が生み出した原爆によっ
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.5

割とガンガン人が死んじゃう明るいプロパガンダ映画(仮)!
ヘルメットの流れはプライベートライアンみを感じた

光りの墓(2015年製作の映画)

3.0

超感覚的だった。
つまり私にはわからない、ハイセンス人間には絶対になれないと痛感させられた個人的良作。
頼むから映画の進むテンポを3倍に早めてくれ、と上映中ずっと心の中で叫んでました。
普通に苦行なの
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

3.3

死が間近にあるタイミングで観ると、ひたすら自分に寄り添ってくれる優しい映画に感じると思う。

が、現世をせかせかと生きてる私にとっては余りにも話が鈍重で苦行だった。
一種の自然療法だこれは。
ただ幽霊
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

やらしっ!学校でやらしい!!

記憶の中でいつまでもぴかぴかに輝いている
いるなぁそんな人

映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.6

「それにしても話長いなぁ、前座のくせに。」

観てて感動しそうになった部分もあったけど、裏切りおにぎりのこの一言が全部掻っ攫っていった、そんな作品です。

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

3.6

しっかり地獄、これぞ毒親。

だけど過去はどうであれ、人は落ち着くべきとこに落ち着いて生活を始める生き物なのかもしれない。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

自分の存在意義を全て他人の中に置くと、その時点で自分の人生が止まっちゃう気がするから危険だよ、きっと。
でも、ある意味で孤独を得たウッディは一番自由になれたのも。

個人的にかなりグッときた新生活映画

クラム(1994年製作の映画)

4.1

狂った価値観を人と共有できるってなんて素晴らしいんだろう。

姉が体育会系で肩身が狭かった私からすると、三人全員がナードに育ったクラム兄弟が輝いて見えた。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

聞かれたことに簡潔に答えよう。

「Aですか?それともBですか?」
「人の心というのは複雑で、その時の状況によって揺れ動くものであって〜」

いや、二択ですら答えられないんかい。

自分は何を信じるか
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

ダンカンが一番人間らしくて魅力的。

私はダンカン寄りなので、ベラが学びを得る過程で彼なりの幸せを否定し、奪うことにイライラした。

残酷になりたくないと思ったベラも最後はあの発想に落ち着くのだから、
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.7

町の陰謀と逃げ場のない地獄
最後の最後、奥さんからの問いにアーネストはどう答えればよかったんだろう。
気づいたら引き返せないとんでもないところまで来てました、って現実にもよくあるなぁ。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.1

たぶん解釈違うけど、親を凄い大切に思っている一方で、親と実家ってほぼ監視役と監獄で目眩するくらいしんどいよね!あるあるを映像化してくれて嬉しい。

ボーが抱く不安や強迫観念凄くわかる。
この恐れからは
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裸のランチ 4Kレストア版(1991年製作の映画)

3.7

ずっと、何やってんのか理屈も道理もわからない夢を見させてくれているみたいでよかった。

アメリカの影(1959年製作の映画)

3.2

人種云々は一旦置いといてお前らちゃんと人の話最後まで聞こうか!!

メランコリア(2011年製作の映画)

3.4

寝る前に「自分は決して死から逃れられない」っていう事実を急に自覚して動悸がする、あの感じが中盤以降ずっと物語内に漂っていて、ちゃんと映画館内で吐き気を覚えるくらい嫌な気持ちになれました。ありがとうトリ>>続きを読む

アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.2

怖い森と怖い究極のメンヘラを堪能できました
とにかくすっっっごい痛い(物理)

RRR(2022年製作の映画)

3.7

ラーマはどっかの末裔でビームは強靭な戦士であることはわかった
支配よくない、革命ぜったい。

キラーコンドーム ディレクターズカット完全版(2023年製作の映画)

3.7

エレベーターシーンとボブの歌唱シーンのカットバックが最高だった。

意外にゲイにもストレートにも外国人にも優しい映画で、クリーチャーのフォルムが可愛過ぎる。

ワイルド検死官ばあちゃん好き。

オアシス(2002年製作の映画)

3.9

気持ちが沈んでいくのに、晴れやかで綺麗な不思議な映画
光とか言葉が凄く優しかった
あと鈴鳥のシーンはあまりの気まずさに笑った

スモーク(1995年製作の映画)

3.6

なるほどこれはクリスマス映画だ。
みんな何かしら痛みを持って生きてるし、だからこそ優しさは必要なんだなって再認識できた。

(2023年製作の映画)

3.9

さっさと死ねよであんなに笑い堪えたの初めて
加瀬亮もっと観たかったな

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.4

何か大きなことを成し遂げる凄い人(やべぇ奴)は極度のマザコンでした系映画

チョコレートって本当麻薬だよね。
私もアルフォート貪り食う時、署長みたいにハイな状態になってます。

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

4.0

私は末っ子だけど1人だけアルバムの数激減してるから気持ちわかるぞしんのすけ!

いつの時代でも健康ランドは最高で、おかまの純情を弄ぶことと宴会場で暴れることは御法度。

いつか私も家のトイレをファンシ
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怪物(2023年製作の映画)

3.6

人それぞれって素敵な言葉だけど、それをちゃんと理解して他者に優しさを持って接することは凄く難しかったりする。

映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.5

ねねちゃん曰く新婚旅行は愛が試される場らしい。
みさちゅゃぁぁあん!!ひろしさぁぁぁあん!!
(キラキラエフェクト)

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.7

退屈さと面白さが共存していた不思議な作品。

常にくわえ煙草でぶつぶつ独り言を言うクールなマーロウは魅力的だし、暗闇のシーンが印象に残る。ジャズって大人の嗜みだな、とぼんやり思った。
やっぱりわがまま
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