ライアンさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

ライアン

ライアン

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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

ファンタジックな世界観の中でのリアリティの描き方が巧みで、映像と音楽が美しくテンポの良さも見事。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.0

数年前に発覚したスキャンダルの当事者の死後、すぐさま映画化してしまうアメリカのすごさを再認識。もう少し被害者の辛さ、加害者の醜さを深く描いても良かったかも。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

ビートルズの楽曲の素晴らしさを改めて思い知らされる映画。ただ王道な流れすぎて波乱が少なく、もう一捻りほしかった。

プリシラ(1994年製作の映画)

5.0

笑いと涙が溢れる最高のロードムービー。世代の異なる3人のドラァグクイーンのキャラクターの描き分けが巧みだし、風景や衣装など映像的にもかなり楽しめる。

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.0

王道中の王道なサクセスストーリーで、予定調和が過ぎて内容の薄さは否めない。それでも印象的な音楽とかっこいいダンスシーンは必見。

アザーズ(2001年製作の映画)

5.0

薄明かりの中のゴシック調の映像がとにかく美しい。ストーリーに捻りがあり、物静かな雰囲気もかなり好み。

大統領の料理人(2012年製作の映画)

2.0

ストーリーにまとまりが無く、結局何を伝えたいのかよく分からなかった。肝心の料理が美味しそうかというと、そこまででもないのも残念。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

5.0

世界初の性別適合手術を受けた人物の葛藤を丁寧に描いた名作。エディ・レッドメインが主人公を見事に演じており、女装した姿は実に美しい。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.0

すんなりと物事が進むのでストレスなく楽しめる。その反面、山場が欠けているんだけど、そこは豪華役者陣のかっこよさでカバーできている。

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

5.0

現在では撮影不可能であろう衝撃的な内容で、作り手の野心を熱く感じる名作。当時人気絶頂だった沢田研二を犯人役にしたのも配役の妙としか言えない。

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

2.0

愛らしい動物達とトム・ホランドやエマ・トンプソンなど声を演じる豪華役者陣には惹かれるものの、ストーリーや演出が粗いのが残念。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

張り巡らせた伏線をまとめるため、やや説明的な場面が多いことが気になったけど、エヴァンゲリオンの集大成としては満足いく内容。推しキャラである鈴原トウジの活躍にも万歳。

透明人間(2019年製作の映画)

4.0

古典的な主題にも関わらず、誰かいる気がするという恐怖演出が巧みで、少々ツッコミどころはあるものの新鮮な気持ちで楽しめた。

ブルー・ブルー・ブルー(2008年製作の映画)

3.0

筋肉質なイケメン達の素っ裸が満載な目の保養映画。主人公よりその弟の成長過程の方が丁寧に描かれていて、そこに着目した方が楽しめる。

エレファント・マン(1980年製作の映画)

5.0

温かくも残酷な不朽の名作で涙が止まらなかったが、彼を哀れむ自分もまた見世物小屋に集まる客と同じなのでは?と考えさせられた。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

アリ・アスター監督なだけあって精神的にじわりじわりと追いつめられる悪夢のような恐怖を味わえる作品。計算し尽くされた伏線も素晴らしいけど、役者陣の演技力にも瞠目する。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.0

ガツンと頭を殴られたような強烈なインパクトのある作品。歌のカッコよさが印象的。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

5.0

ストーリーが非常によく練り上げられており、驚きの結末に気持ちよく騙された。

バイオハザード(2002年製作の映画)

4.0

ミラ・ジョヴォヴィッチの美しさとアクションのかっこよさが光る。レーザートラップなど映像表現の面白味が多々あり、ゲーム原作としては大成功な良作。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

実体験のあるロマン・ポランスキー監督だからこその過酷な状況が痛いほど伝わる臨場感溢れる演出が見事。エイドリアン・ブロディの悲壮感漂う名演も秀抜でピアノ演奏場面も感動的。

レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.0

本来のレザーフェイスの設定との相違を感じるものの、ミスリードを誘う展開はなかなか楽しめた。ただ、殺人狂として覚醒する理由付けはやや弱い。

詩人の恋(2017年製作の映画)

4.0

青年への想いが強くなるほど詩に深みが増す展開が素晴らしい。それぞれ違った愛の形があり、その交錯が非常に切ない。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

5.0

実話に基づく内容で、中盤の驚くべき事実の発覚、その後の感動的な展開など最後まで目が離せない。ラッセル・クロウの名演が光る傑作。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.0

冗長な部分もあるものの宇宙人の言語の解読を試みるというストーリーが新鮮で面白く、全ての謎が解けた結末における主人公の選択も感動的。

エド・ウッド(1994年製作の映画)

2.0

最低な駄作を作り続けた実在の映画監督をティム・バートンが描くとあらば面白くないはずがないと期待しすぎたかも。ジョニー・デップの好演でエド・ウッドの憎めない可愛らしい人柄がよく伝わったのが救い。

ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)

3.0

前作が偉大すぎたため、続編としては大幅にスケールダウンした印象は否めない。ただ単体の作品と観れば、この手の映画としては上出来の面白さ。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

5.0

実在の車椅子の物理学者の半生を描いており、説得力のある丁寧な描写にただただ涙。エディ・レッドメインの演技は神に等しい。

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.0

多重人格の作品は性格付けが大袈裟になりがちなため、火曜日の人格にのみ視点を絞ったのは正解。細部にこだわった描写と中村倫也の好演が楽しめる良作。

ライフ(2017年製作の映画)

4.0

映像表現の質の高さと豪華キャスト、いい意味での胸糞展開に最後まで楽しめた。読めたラストより、犠牲者の順番の方が予想外でびっくり。

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

2.0

トビー・マグワイアの鬼気迫る演技は見事なんだけど、奇行ばかりが悪目立ちしてしまっており、肝心のチェスの描写が弱い気がする。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

感覚的な秀作。とにかく主演の若手俳優陣の演技が素晴らしく、松岡茉優の最後のピアノ演奏シーンには目を見張り、鈴鹿央士の新人離れした演技にも驚嘆した。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

万人には受けないだろうけど、人間社会の狂気を容赦なく描いており、なかなか楽しめた。覚悟の上で観ても、美しい風景の中の度重なるグロ場面は強烈に気持ち悪い。

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