ばたぁさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.7

変人家族vs小悪党。
常識も何もない家族だが、一人一人のキャラクターがじわじわとツボに。
全体的な世界観としてはとても好み、2作目も見ようと思う。ウェンズデーの辛辣なキャラが👍😂
軽めなブラックジョー
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「そばにいてくれる?/あなたが望む限り」
恵まれた家庭に育ち、望むものを全て手に入れ生きてきたが、事故で脊髄を損傷した男性(ウィル)と貧しいながらに温かい家庭に育ち、家族のために自分の夢をあきらめて今
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

4.1

「涙は流したけど 心は裂けてない」
時は18世紀末。志は高くも、経験、実績のない捜査官(ジョニデ)が、スリーピーホローという田舎町で起きている怪奇殺人事件に立ち向かう物語。
結論から言うとかなり好みの
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

2.8

「ダセーって最高じゃねーすか!生きてるって感じで。」
何もないところでも毎瞬間を楽しんで生きてる子供と、色んなものに囲まれてるのに退屈に生きる大人の比較を描いた作品かと。
ひぃばあちゃんがこっそりお小
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

50’sロンドンの仕立て屋を巡る、アート×ヒューマンドラマのようなストーリーかと思いきや完全なるヒトコワ。。
レイノルズの服装はどれも素敵で見てて楽しめ(シャワー後にもスカーフつけるんだ🙄等)、ドレス
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

2.5

成績優秀者と問題児の凸凹コンビが恋愛でぶつかるお話。
直訳:「月を見ながらあなたのことを思うと夜が明けん」
翻訳:月を見ているとあなたを思い出し、夜が長く感じます。これ以上溢れ出す心を我慢できません。
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アロハ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「失敗を許せるのが愛」
女性陣の美しさたるや。トレイシーの長女がブライアンを見るときの目線。親と子には言葉にしなくとも伝わる何かがあるのかなと、演技力すごかった。
ハワイという舞台も相まって、気軽に見
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.3

「人間一度落ちたら止まれない」
親に虐待を受ける姪?とトランスジェンダーの主人公の物語。
性自認が異なる男性、親の愛を知らない子供、親の夢を押し付けられる子供、子育ての仕方がわからない母親、それぞれの
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

本人の意思とは関係なく、さぞ当たり前かのように人々の中に根ざしていたのが差別であることがよくわかる映画。
今でこそ多様化の受容が叫ばれ、差別は良くないことだとされているが、自分たちが感じていないだけで
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もみの家(2019年製作の映画)

3.7

自分の殻に閉じこもっていた女の子が、片田舎での共同生活の中で殻を破って行く物語。
一つの物事に対する感じ方は人それぞれ、誰かにとってのなんてことないことが自分にとっては大きなことで、反対に自分にはなん
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

2.5

最後のマイケルの黒く淀んだ目。
行き辛い人生だなぁ。
登場人物が多く、一度では内容がちゃんと理解できていない感、復習が必要だ。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

1.8

何を伝えたい作品だったのか読めず。
イランの現実はこの作品で描かれているような環境なのだろうか?
自己中心的で人の話をろくに効かない大人ばかり。教育観が終わってた。子供をもっと大切にしてほしい。
「あ
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

4.4

白血病の長女を中心に描かれる家族の愛の物語。
それぞれの立場で、語られる各パート、色々な思いに共感できた。
最愛の人の死を迎え入れるのはとても困難なことだけれども、死は誰にでも訪れる。
どれだけ長く生
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.6

「結婚生活は常に危険と隣り合わせ」
ぶっ飛んだ夫婦のド派手な痴話喧嘩映画!
なんだかんだ言っても好きなんでしょ〜と終始思っていました笑
アンジェリーナジョリーが強く美しかったです!

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

中盤まで単調だな〜と思ってたが後半から面白かった!
こーいう展開考えるのすごいな〜
題名通りピエロに嘲笑われる作品でした🤡

ガタカ(1997年製作の映画)

3.9

「今や差別は科学の領域だ」
そんな世界で科学に抗う男の話。
この作品が作られた時代の思う近未来はどこかアナログで、そんな世界観が面白かった。人間の底力を感じた。
結構衝撃的なラスト含め良作。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.1

2回目の視聴、多分ゾンビもので1番好き🧟
週前半に気軽に見るのがいい!
「ささやかなことを楽しめ」というメッセージ性もさりげなくよい。
吹っ飛んだタラハシーといまいち冴えない主人公の掛け合いがじわじわ
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.4

「愛のあるセックスなんて幻想だ」
なんて悲しいセリフなのさ。
体だけの関係じゃ何も埋まらない、気持ちは伝えるべき時に言葉にして伝えないと伝わらない。
とても爽やかでほろ苦いラストだった。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.3

中盤までうーーんと思ってみていたが後半のたたみかけは惹きつけられた。
基本いい人は出てこない!が、そんな中でもいろんな人間性があり、最後の人間らしいやりとりは見応えがあった。
それにしても中盤の拷問シ
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.7

大好きな三部作。
久しぶりに見たが、知的な2人の会話と綺麗な街中に変わらず惹きつけられる。
恋愛において容姿の好みは当然あるが、会話を繰り返す中でお互いを思う気持ちが強くなっていくのはとても素敵なこと
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

2.3

主人公の方のアクションがすごい。。
ストーリーよりアクションが印象に残りました。

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.1

昔から好きな作品,数年ぶりの視聴。
うつ病=心の風邪、誰もがかかりうるし、身近にかかった人もいる。けれど意外と実情を知る機会がないそんな現実を、重すぎず軽すぎないタッチで描いているのでとても見やすく勉
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

2.7

2000年初頭の日本、自分の居場所が見つからない外国の男女が出会う一週間の物語。
日本にきた海外の方を描くという視線が新鮮だった(私的にはあまり日本がよく映ってなかったように感じたのは残念)。
国を超
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.7

まず思いつかない物語構成、すごいなこの発想。
ずっと続く違和感が不気味で不気味でした。明るいコメディと思ってみたのにこれはホラーだ、、
自分の人生を生きるのは自分だぞ。というメッセージをトゥルーマンか
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レインマン(1988年製作の映画)

3.8

親とのコミュニケーションがうまくいかず家を飛び出し、親からの愛情を受けず自己中心的に育った弟が、障がいを持つ兄と関わっていく中で人として成長する物語。
一般的な思考能力はない兄、それでも確かに持ってい
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.8

おばか(極道×映画撮りたい奴)=ぶっ飛びコメディの映画笑
何気なく昔見たなーと思って鑑賞したが出演俳優が豪華すぎる!
おばかしかない中にちゃんとした太刀のシーンとかあるのがおぉってなった。
邦画のコメ
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人の弱さ、世の中の暗い部分を描いた作品。
Chapter1の前半は暖かい気分で見れたが、そんな暖かい雰囲気の中に時より見え隠れする暗い影。いやーな不安感を感じつつ進む2人の時間。
確かにある現実だけれ
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

2.1

まぁ大体の人間がこの状況に陥ったらこーだろーな〜と思える凡庸な主人公とダメ人間全開の親友が繰り広げるゾンビ劇。
親友が最初から最後までイライラさせてくる。
月曜の朝は気軽に笑える映画を!と思ってみたが
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.3

tricolore三部作完結作。
三作品の中では最も好みだった。
瓶を捨てるのに困っている老人を助けられる、そういう愛を持った人であらねば。
今の自分にはまだ理解が及ばない三作品だったと思う(主演女優
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.6

2023年50本目!
パズルのような物語構成。
主人公は誰なんだ??というままに物語が進み、ゆえに展開が予想できない、面白い作りの映画だった。
若き俳優陣の豪華さがすごい。
カラフルに描かれる1930
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トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

2.7

ジュリーテルピー美しい。本作の彼女は素直に美しい役ではなかったが。
離婚から始まり、結婚生活の一部も描かれない作品だが、離婚前にもっと夫婦としてできることがあったんじゃ無いかなぁ。
他の方のレビューを
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

2.4

ジュリエットビノシュがひたすら美しい。
青と音楽が美しい映画なのは間違い無いが、テーマが「自由」と言うのが自分として飲み込めなかった。失った自由ということか。終始、愛する人の「喪失」は耐え難いなという
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ミザリー(1990年製作の映画)

2.3

世界一嬉しくない投げキッスとアイラブユーを見ることになります。笑
体が不自由故に逃げられない感じは最近見た「RUN」とかぶるところが。
癇癪持ちのサイコキラー怖ー。って映画でした。

ショコラ(2000年製作の映画)

3.8

舞台となる歴史深い街並みと雰囲気がとても好み。
語り継がれた伝統を守ることも大切だけれど、新しい文化の需要も大切。
ラストの親父の言葉が作品を通してのメッセージを綺麗にまとめてくれたように感じた。
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.6

自分じゃない何かのために生きられることはすごいことだと思う。
でも、人間それだけじゃやっぱり辛くて。
自分のために生きる時間も、自分を認めてくれる人もいて初めて成り立つんだなと。
家族のために生きるギ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.2

愛を失った男性がOSと恋に落ちる物語。
実態のないものとの間に生まれる恋、人の抱く恋愛感情ってなんなんだろう?と考えさせられる、言葉の大切さを感じられる映画。
オレンジ色、黄色、青色で描かれる美しい空
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