TWRさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

-

近年のシャマラン作品の中では個人的に一番面白く見れたものの、(今更シャマラン作品にこういうこと言うのもアレだが)荒唐無稽な陰謀論が成就するというストーリーは凄まじく危ういなあと思ってしまう。

インビジブル(2000年製作の映画)

3.5

「もし透明人間になったら…」思わず頭をよぎってしまうチンケな欲望をひたすら行動に移すのが主人公。スケールはすさまじく小さいが、それだけに身近に感じる恐怖感もある。

周囲の人間が徹底して軽率な行動を取
>>続きを読む

ネメシス(1992年製作の映画)

2.5

アイディアのみという印象(そのアイディアも92年当時でもはや既出のものばかりだったとは思うが)。一見派手なアクションの応酬だが、銃撃戦と火薬の話でしかなくて、演出はひたすら弛緩しているという。ギリギリ>>続きを読む

スティーヴン・キング 骨の袋(2011年製作の映画)

3.5

冗長なところもある長編原作を所々上手く改編してコンパクトにまとめている。さすがミック・ギャリス。しかし原作読まずに見ちゃうと色々不可解だろうなとは思うけど、大筋は原作そのままなんですよね…。

KITE LIBERATOR(2008年製作の映画)

2.5

宇宙で起きてることと地球で起きてることのリアリティに差がありすぎる(笑)突飛な設定がまとまりつかず、凄まじく説明的なセリフで何とか繋いでる感じ。

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

5.0

空虚な権謀術数ここに極まれり。今の自民党政権の内実もこんなもんかと。いや、ショボさで言ったら『首』の方が近いのかもしれないが。

(2023年製作の映画)

4.5

さすがに画面が明るすぎではと思ったが、中盤以降かなりコメディの色が濃くなり、そういうことかと。時代劇としてそれなりに重厚ではあるが、一方でコメディでもあるという変わったバランスが、この作品の評価を若干>>続きを読む

ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

4.0

悪くはないが、案外とかったるい作品。次作『エスケープ・フロム・L.A.』の方が傑作だと思う。

デス・レース2000年(1975年製作の映画)

4.5

今の世の中この作品を笑う資格は誰にも無いよね。残念ながらこれは現実生写しのシリアスな作品です。

ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.0

同監督の『エルム街の悪夢2』はシリーズ中最もつまらない作品だと思うが、その次に撮っている本作はかなりの傑作。他の作品も見ていきたい。

勝手にしやがれ!! 英雄計画(1996年製作の映画)

5.0

最終作にして荒唐無稽なコメディが完全に振り切れて、不条理な現実を確かに映し出す寓話になった。

30年前の作品が、現在においてここまで真に迫ってくることに驚かざるを得ない。寺島進演じる青柳は、現代の腐
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

主人公が海外に行って以降の原作は読めたものではないのだが、この映画を見てそういえば日本時代はそれなりに面白く読めてたよなあと思い出した。ラストは音が実際に出る映画ならではの改変だと思うが、漫画の方もこ>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

4.0

なんの捻りも無くただただ領収書を偽造するという、富山市議らによる凄まじく杜撰な不正の数々。ここまで酷い政治スキャンダルが富山県で起きていたとは知らなかった。他府県でもチューリップTVのような骨のある報>>続きを読む

忍者武芸帳(1967年製作の映画)

4.0

コミックのコマを撮影してそれにセリフを吹き込んだという変わった作りの作品だが、案外とかなり面白く見れた。