黒澤明ならどうするのか?自問しながら作られた日本を舞台としたストップモーション。黒澤映画のオマージュで小林は三船敏郎・七人の侍のテーマ音楽が使われ、おそらくいろんなオマージュが潜んでいると思われる。な>>続きを読む
三谷幸喜お得意の一つの部屋の中で、さらにこの二人だけでほぼ完結する引き算タイプの映画。笑って少し泣けます。
物語は戦前の検閲が厳しかった頃の話。堅物の検閲官にお笑い芝居の脚本家がなんとか応えようとす>>続きを読む
JFケネディを守り切れずにプライドに傷をおった護衛官と現大統領暗殺を企む狂人との闘い。
30年ほど前の映画だがクリントイーストウッド63歳の時の作品、恐るべし。当時の理想の男性像的描かれ方をしていて懐>>続きを読む
いかれているがパワーをもらえるドキュメンタリー
死生観や人生観からくる生き方にシンプルに行動している姿はあまりに美しく眩しい。死ねば世間からたたかれ、成功すれば英雄になるが、そうした所からも離れた所>>続きを読む
峰不二子のモデルとの事で鑑賞
想像以上で必見。
よくも悪くもマリアンヌ・フェイスフルを観るための映画
途中は退屈ですがスウィンギング・ロンドンの香りも含め当時の空気感が伝わる。
だいたい西部劇は「夕陽の~」とか「荒野の~」とかばかりで判別しにくくないですか?
しかも、今回観た「続・夕陽のガンマン」はセルジオ監督の前作「夕陽のガンマン」とは全く別物です。ある意味詐欺?英語タイト>>続きを読む
「ドル箱3部作」の第2作目ということで鑑賞!
ちなみに「ドル箱3部作」の意味は興行収益がよかったからではなく1.2作目のタイトルに「ドル」が入っていたから。
この3部作、マカロニ・ウエスタンの黄金時>>続きを読む
子供のころ何回も再放送されていた映画。
1時間ほどジメジメした感じが続くのだが・・・一気に恐怖体験的映像が押し寄せる。これは名作!
スティーブンキングのデビュー作であり学園のダークサイドを描いた先駆>>続きを読む
ワンス・アポン・ア・タイム~は三部作ある?という事で鑑賞。
禁酒法のおかげでギャングが一斉風靡し且つ「狂騒の20代」と呼ばれた空前の好景気の1920年・1930年代と1968年の現在が交錯するように>>続きを読む
キューブリックは単なる反戦映画として観てほしくなかったらしい。
では本テーマは何なのか?という事になるが
戦争を通して普通ではない心情を描きたかったのでは?と思いました。
前半は他律的な支配での人間>>続きを読む
高校生の時に勧められたがずっとみずに30年。
製作者の好きを詰め込んだおもちゃ箱みたいな映画。
やたらパトカーつぶしたり・やたら豪華なメンバーであったり
むかしのコメディータッチが懐かく、いい時代で>>続きを読む
ケイトブランシェットが圧巻の独壇場。
開始から膨大なセリフの長回し・主人公TARへの焦点へのこだわりなどは、群像劇とは真逆で主人公の自分中心的さと自身のエゴで周囲を支配している様子を際立たせた。
か>>続きを読む
韓国興行収入歴代1位という事で鑑賞
期待値が上がりすぎたがキャラがかわいく気楽に楽しめる。
小津安二郎は赤いケトル等をおいたり赤い服だったり赤を差し色にしていたのは有名だが、DOLLSには赤を多投されており「こんなとこにも!」と赤を追いかけてしまった。*おまけにエンドロールまで赤文字になって>>続きを読む
タランティーノ曰く「この映画をみて映画監督になろうと思った」との事で鑑賞。いろんな監督から支持があつい映画らしいですね。
単なる西部劇というより大河ドラマ的で叙事詩のような印象が。音楽やセリフやゆっ>>続きを読む
戦争映画の古典的名作との事で鑑賞。
サム・ペキンパー監督が火薬使いすぎて資金難におちいったとか・・
第二次世界大戦で最も過酷を極めた独ソ戦をドイツ側で描いている所はいまだ新鮮。またT32戦車が壁をぶ>>続きを読む
だいたいタイトルが「明日に向かって撃て」
「なんてかっこいいんだ!」と子供心にずっと思ってました。
ストーリー的には、いわゆるアメリカンニューシネマで銀行強盗を繰り返す刹那的な生き方には決して共感は>>続きを読む
毛並みのちがう007
ストーリーも007役も1作のみという事で馴染みが薄く逆に新鮮。
シリーズにありがちな予定調和ばかりではない。
以外に人気があるらしい。
シリーズ6作目 1969年作
1.2と観たら止まらないので鑑賞。
今回も濃いメンバーが塩見さんや西田さんは勿論
豪華メンバーが勢ぞろいしてなんと贅沢な
その中韓国フィクサー役の金田さん、えらい存在感あると思ったが俳優業は初めてと>>続きを読む
気鋭のA24は映画の歴史を変えるのか!?
結論『X エックス』単体だと単なる古典的ホラーの1作品だが3作つなぎ合わせることで別の主題がみえてくるのではないか?と思う。
2023年7月公開の『Pear>>続きを読む
前回が大友(たけし)が刑務所で刺されて終わる・・これは続きが気になるので鑑賞。
殺しは勿論、嘘をつき人をはめる悪人達のなか、村瀬組の木村(中野英雄)だけ純粋で筋を通そうとするが当然のように報われない。>>続きを読む
伝説のカルトムービー。
ジョン・レノン・寺山修司・アンディ・ウォーホール絶賛!
そもそも一般公開向きではないという理由でニューヨークの劇場で深夜に上映されていたのに火がついたらしい。
なので難解ではあ>>続きを読む
1954年~62年にかけてのフランス植民地からの独立戦争で無差別爆弾テロ・拷問を描く。独立して4年後に製作され多くのアルジェリア市民が参加したとあって生生しい。試写会では反フランス映画との批判・退場劇>>続きを読む
豪華俳優陣たちの見本市的な映画。
それを見ているだけで楽しい。
全員殺されていくのでパート3までいくとかなりの。
北野映画初期のころと比べてエンタメ性が強く感じる。
「その男凶暴につき」と比較すると>>続きを読む
北野作品1作目
1986年 フライデー事件
1989年 北野武初監督(42歳)
1990年 たけしのオールナイトニッポン終了
1991年 バブル崩壊
なのでテレビも世間もたけしも絶頂期の中に撮られた>>続きを読む
黒澤明が対談で「最後の部分いらないんじゅなかったの?」と言った映画
たけし曰く「グリコのおまけ・サービスショット」との事
物語は聴覚障害者を持つ男女の話。なので主人公のセリフがない。
その中で物語を>>続きを読む
DVDのジャケットの写真はナポレオンフィッシュだそうだ。ちなみに3-4×10月にはバード・オブ・パラダイスという花畑の中にたけしがいるバージョンのジャケットも存在する(バット以外のもの)
ジャケットか>>続きを読む
北野監督2作目
なんだろう? 「凄いなー」というのが感想です。
映画はこうあるべき、こうした方が商業的な部分に対するカウンター的なもの、何かのテンプレートではない独自性・創造的を感じました。大切な>>続きを読む
いわずとしれた昭和を代表するカルト的ムービー。
ヤクザをやめて普通の幸せを求める竜二の心が揺らぐ。
昭和の美学的な生き方・幸福感を鮮明に描かれている。
竜二の存在感半端ない。
金子 正次さんは公開>>続きを読む
マリリンモンローの代表的な映画という事で鑑賞。
ドリフを思い出した。ハートフルなドタバタコメディー。
冒頭で車の整備をしている男がカメラに向かって
「友人J・ベッケルが私の体験を忠実に映画化しました。1947年サンテ刑務所で起きた出来事です」から始まる。この方は実際にこの脱獄事件を起こした犯人であり映>>続きを読む
1970年公開作品:日本でロングランでヒット
ずっと気になっていた映画でようやく鑑賞。
本作は戦争が終わって行方がわからない夫をまつ物語だが、戦争の傷がいえていない日本人の心に刺さったのかもしれない>>続きを読む
実話をもとにした物語で1981年公開当時すごく話題になったのを覚えている。ルッキズム、美しさ=正義とも捉えられる世の中で、その苦悩の大きさをいかがなものか?私には到底計り知ることのできない。息がくるし>>続きを読む
PTA監督初の長編
世界三大映画祭の全て監督賞を受賞したり数々の映画で賞を取られている方で、賞をとった映画にありがちなオルタナティブ的で商業的でない分一般受けしないのかなと感じました。
この映画もそん>>続きを読む
東西冷戦・白人至上主義的時代・男性のモデルという概念がなかった時代に、国境の垣根を越えて人種や性別を超えたカルダンの歴史がわかる。
喰わず嫌いしていて観ていなかったので鑑賞。
昭和の世界観が残る風景と近未来観とのギャップが独特
内容は作業用ロボットのOS暴走を1989年に描かれておりアニメ史やコンピューター史の背景も捉えると感慨深>>続きを読む