しゅむ太郎さんの映画レビュー・感想・評価

しゅむ太郎

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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.6

原作”the notebook”を読んだ後に映画も視聴。
個人的には映画の方が良かった。

王道のラブストーリーだけど、この系統の中ではダントツだろう。
美しい純愛、そして変わらぬ想い。
舞台も家柄も
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

社会階層格差と搾取構造を描いた風刺的な作品。

市民戦争に失敗した「庶民」は人種などを基準に12の地区に分けて収容され、「上流階級」のために特色に応じた生産活動をすることを余儀なくされていた。
そんな
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作である小説を読み、映画の方も鑑賞。

世界観が面白い。
交わるはずのない、違う社会階層に生きる二人の女性が主人公の物語。
渋谷区松濤の裕福な(上級国民)家庭で生まれそのまま東京の限られたコミュニテ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ほっこりとさせられるストーリー。

様々な年代、様々なバックグラウンドを持つ職員達が、ベンのシニアインターンを元に変化していく、そんなストーリーである。

古き良きものも同時に忘れ去られて行ったり、他
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

4.4

3部作の集大成。

前2作と比べると、世界観や哲学といった意味での面白さは劣る。しかし、本作品はアクションに関してはすごく面白い。

マトリックスの作品の凄さと言えば色々挙げられるだろうが、戦闘シーン
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.8

素晴らしい作品。むちゃくちゃカッコいい。
前作では分からなかった多くの謎が少しずつ解き明かされていく。
この作品は相当なコンピューターオタクが作ったのであろうと思ったが、やっぱりそうであった。

ザイ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.0

胸糞すぎる。私は嫌いです。

ストーリー性やキャラクターの描き方は非常に繊細でいくつかのメッセージ性を感じることもできたが、それ以上に物語内におけるキャラクターの死に方、そのチョイス、映し出し方、全て
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.9

むちゃくちゃカッコいいしむちゃくちゃ面白い。
アクション性と当時からは考えられない高度な映像技術(CG)から哲学的テーマまで終始圧倒された作品であった。これが1999年に作成された映画だとはにわか信じ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

生死を超えた愛の形。いや、厨二精神をくすぐられルゥ〜!

呪いに縛られており、意思にない虐殺を犯してしまう主人公の乙骨だったが、呪いをかけていたのは他ならぬ自分自身であった。

力を持つものが自分の力
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.7

言わずと知れた名作。
王道なストーリー展開だが、何回見ても泣けるし、美しいと思わされる、そんな恋を描いた悲しいけれども素敵な話。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.4

すごく面白い。
展開が常に想像を掻き立てる。前提がひっくり返り続けるため、「この先の展開はどうなるんだろう」そのように思わされるようなシーンが複数あった。
今自分が体験している世界は現実なのかか、幻覚
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

実話ベースの話。ノンフィクション。
終始独特な文化的ギャップや描き方に引き寄せられる。
作品を通じて社会問題(国際的なレギュレーションについてかな?)に大きな問題提起をしているような印象も受けたが、あ
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オブリビオン(2013年製作の映画)

4.2

個人的には好きだが、酷評のレビューの意図も理解できる。
でも、個人的には好き。
まあ様々なSFの内容が混ざってるが、世界観は広くない。それでもこの映画全体のテーマ(忘却)自体は鮮明に描かれている、そん
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

「視覚的に魅せる映画」として非常に高いクオリティで完成された映画だと思う。
展開に関して言えば目新しさや斬新さのようなものはないが、挟まれるミュージックとキャラクター達のパフォーマンス、そして着用した
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはすごく好き。
「もしあの時に戻れたら」
そんな妄想を膨らませることは誰にでもあるだろう。
しかし、大切なのは過ぎた時間や過去の選択を悔いるのではなく、今この瞬間に選択をすること、である。
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.5

よくあるアメリカSF系の映画。
まあ純粋に面白くはあるが、展開がありきたりというかなんというか、アメリカっぽい。
古い映画だがこの時代でも海外のCG技術は桁違いだな、と、改めて。

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.1

自転車レースを通じて「人生」を描いた作品。
和まされる短編であった。
様々な想いを抱えながらも前に進むしかない、人生というものを苦くも甘いものとして描いており、少し染みた。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.2

すごくいい話。
英雄と呼ばれる男の背景に迫った物語。
人が英雄になるまでの物語はそんなに綺麗な話ではない。社会の利害というものをうまく描いていると思う。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.6

非常に文学的にホロコーストについて描いた作品。
スピルバーグが監督だというのは非常に意外である。やはりその才能は凄まじいな、と。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

非常に面白い作品であった。
「現代にヒトラーがタイムスリップしたら…」というSF的な仮定をうまく再現している。
最初は時代のギャップ(技術進展や価値観等全て)に混乱しながら、恥を晒すヒトラー。
最初は
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.8

これは名作。
ファッション好きな人間の1人としてはファッション誌業界の話自体すごく観てて面白かった。
ストーリーや発想自体の希少性は高くないかもしれないが、映画の中の描写と役者の演技力が凄まじい。(特
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.8

エンタメとして面白い。
のみならず、1番感銘を覚えたのは、ジョーカー役であるヒース・レジャーの演技力である。
ジョーカーという根幹からの悪党を見事に演じ切っている。
あそこまでの狂気的な恐さ、不気味さ
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.3

最後まで見たが、正直微妙。
まあ、アクション映画としては面白い。
ただ、個人的には、原作バイオを知ってるからこそ、そこに出てくるキャラクターのぞんざいな扱いには思うところがあった。あくまで主人公はアリ
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.8

レオン・S・ケネディのファンです。
レオン好きにはいい。ストーリーは少しガバガバな気がする。まあ面白かった。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

ストーリー的には胸糞映画。

教訓的な内容でもなければストーリーが面白いわけでもないため、見る価値がある、とは正直思わない。
だが、終始君の悪い演出とそれに反した美しい映像の対比(?)は見事であった。
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アラジン(2019年製作の映画)

4.3

ディズニー映画の中ではトップクラスに好き。
歌良し、ストーリー良し、演技良し。
王道であり頂点!

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.8

元ネタ知った状態で視聴。
まさに日本のB級ホラーという感じ。
後半はネタに走ったのかと思いきや、最後の最後は教訓になるような展開になって驚き。結局何よりも1番こわいのは人間。
家でつまみとして話のネタ
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スターリングラード(2000年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦中におけるドイツ帝国とソ連のスターリングラードの戦いをスナイパーの視点から描いた映画。

一部フィクションが混ざりつつも大枠は実話ベースらしい。
一歩兵の時に挙げた戦果からその腕を買われ
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.8

原作ほど繊細な設定は描かれていないが、役者の演技や各シーンの描写が素晴らしく、感情を動かされる作品であった。
原作に関しては有無を言わずとも名作だと思う。映画に関しては賛否あるが、伏線の散りばめ方や回
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.3

衝撃のラスト。面白かった。
結末を知った上でストーリーを思い返すと伏線だらけだったが、進行中は気づけず、「なぜこのような描写をしているのだろう?」と疑問を持ち続けたが、その疑問が最後に見事に回収された
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