公開時は中学生でした。
試写会に友達と2人分応募して、自分しか当たらなかったので行きませんでした。…行っとけば良かったなあー。
そして高校生になったころ。
友人たちとの別れ際の挨拶は
「アイル・ビ>>続きを読む
ブルース・リー亡き後ジャッキー・チェンを次代のカンフースターに押し上げるきっかけとなった「〇拳」シリーズの先駆け。
おそらくジャッキー・チェンの作品群の中での傑作といわれれば「プロジェクトA」か「酔拳>>続きを読む
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの織り成すコメディ3話オムニバス。
以前からこの映画の挿入歌「ア・バ・ジュール」が好きで、この曲がどんなシチュエーションで流れるのか観たくて観賞しました。>>続きを読む
芸術…なんでしょうね、きっと。
もちろん、映画はアートとして鑑賞するべきものなのでしょうし、たぶん自分が二十歳やそこらの尖っていた時代なら、「素晴らしい!」と息巻いていたのではないかと思います。
が、>>続きを読む
アル・パチーノとジョン・カザールの演技が冴え渡ります。
無計画な銀行強盗犯の実話を元にした作品だそうで、立籠る犯人と人質たちの奇妙な関係、野次馬たちの群衆心理なども目を引きます。
物語の最初っから躓き>>続きを読む
僕の人生初の劇場での鑑賞作品「スターウォーズ」のヒーロー、ルークをこんなふうにしやがって⋯(あえて「しやがって」と乱暴な言葉を使ってます、すみません。正直な心の声でした)。
他に何が良くても、この一点>>続きを読む
今の時代に生まれて、本当によかった⋯と思いました。
ストーリーの導入部分は、本当に目を背けたくなります。ただしグロい描写はありませんのでその点は安心していただいて大丈夫ですが⋯観ている立場なのに逃げ出>>続きを読む
オスカーがナンボのモンじゃと思ってる方々は世の中に多いと思いますし僕もその中の一人ですが、それでも日本の「特撮」の系譜がアカデミー視覚効果賞を獲るまでに至ったのは歴史的な事ですね。素直にバンザーイ!>>続きを読む
ツッコミどころ満載のフィンランド産ジジイ・ランボー。思いがけず空いた時間90分を無責任にラクーに過ごすには持ってこいの作品です(主人公は最後の最後まで一言も喋りませんので、視覚だけで楽しめます)。
シ>>続きを読む
監督の原作愛を随所に感じました。
山崎賢人くんは上腕がふた周りほど太くなっていて、不死身の杉元の設定に最低限の説得力を持たせていました。
山田杏奈さんは美しく逞しくでもまだ少し少女のあどけなさを残すア>>続きを読む
舞台設定のネタ切れ感が漂い始めて久しいSFの分野に、まだこんな切り口があったか!と思わせてくれるクリストファー・ノーラン監督。
この映画もまさにそんな作品で、「時間」に焦点を当てた世界が展開されて行く>>続きを読む
リアルタイムで本郷猛を見て育った世代です。
「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」も観ましたが⋯やっぱし、僕は庵野監督とは合わないんだな、と思いました。
なによりも、本郷猛の「これじゃない」感が最後の>>続きを読む
この頃80年代後半って、B級映画なんて言葉が流行ってたと思うんです。しかし「ハイランダー」は脇役に名優Sコネリーを配していたり音楽をQUEENが担当してたり、とてもB級とは言えない布陣なんですよね。A>>続きを読む
ミフネトシロー、シテマスカ?アー、チンドンヤーサンデスカー!
うぬら何者じゃ⋯!?
ヨシミツサン、NOー💦
侍を現代のアメリカに放り込んでバッサバッサ人を斬らせたい⋯たぶんそんな感じで作った映画なん>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
忍者じゃなくてNINJAです。
皆さんも書いてますが、往年のSF映画のエッセンス⋯というと聞こえが良すぎて語弊がありますね、パロディが散りばめられてます。
プレデター、ジュラシックパーク、ターミネータ>>続きを読む
僕の祖父も、海軍で戦死しました。
こんな生き方をしていてごめんなさい。そして、ありがとう。ごめんなさい。
そんな言葉しか出てこないです。
映画としてのレビューは、書けません。映画レビューのサイトなのに>>続きを読む
芥川龍之介の小説は読んだ事がありませんが、ざっと粗筋は知っています。してみると黒澤版は最後にかなり救いがあります。それにしても羅生門のなにもない荒地でそこにだけ巨大に聳え立ち朽ちかけた荘厳な佇まいは、>>続きを読む
「ブレードランナー2049」のライアン・ゴズリング主演。幸せな男の物語。泣けるほどに羨ましい。冒頭の台詞が心に響く。
新しいゴジラの設定、政府や自衛隊など対応のリアルさを追求した描写は素晴らしく、わくわくしながら鑑賞しました。が、石原さとみが出てきてから一気にマンガ化していく。登場人物はセリフが多いだけで人物像の掘り>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
友人から「鑑賞してみて感想を聞きたい」と言われ、前々から気になっていた作品でもあったので敢えて予備知識なしで鑑賞しました。いろんな視点があると思いますが、僕は本当に護りたいもののために命をかける人の姿>>続きを読む
ジャン・ギャバン、アラン,ドロン、リノ・ヴァンチュラ、当時のフランス映画界3大スター共演作として話題だったのだとか。ストーリーに特筆すべき点があるわけではないけれど、冒頭チェーホフの言葉がテロップに映>>続きを読む
いいんです、こういう大人の男を描いた物語が。ハッピーエンドのサクセス・ストーリーは観賞後に気持ちが晴れやかになれるし、そういうものは普段から普通に観たいものです。でも、こういうリアルな人生を描く物こそ>>続きを読む
生まれて初めて劇場で観た映画が、旧作第1作目でした。何十年の時を経てその続編が観られる感激と興奮をもって、いざ劇場へ。タイトルコールで、もう鳥肌MAX。
そこが頂点でした。
過去のシリーズから受け>>続きを読む
ちがう。
スーツはトニー・スターク製?
AI搭載?
補助輪機能?
瞬殺モード?
偵察ドローン?
絶対に違う、こんなのはスパイダーマンじゃない。知力と身体能力を駆使して奮闘する若者の生身の姿が垣間見>>続きを読む
「生き抜け。牛馬となっても生き抜け。」中国、文化大革命の時代に翻弄された女性の物語です。非常に重厚なテーマを扱った作品ではありますが、政治的発言の色合いは左程でもなく、人の強く逞しく美しい生き方を描い>>続きを読む
実話にヒントを得た映画だそうです。世の中、捨てたもんじゃないな。愚直に生きてもきっと損ではない、そんな希望と善意に満ちた作品。観賞し終えたのち、少しだけ世界が明るく見えてくるかもです。
チャップリンの喜劇には「あざとい」とか「商業的な臭いがする」などといった批判もある。この『街の灯』なども、そうした見方をすれば正しく「あざとい」映画なのかもしれない。でも、ぼくは素直に観たい。そうして>>続きを読む
図らずも観賞前に少しだけ相対性理論についての知識を得ていましたので、とても楽しんで観ることが出来ました。これまでの宇宙を題材にした映画などでよくあったようにブラックホールを「宇宙に空いた何でも吸い込ん>>続きを読む
懐古主義な訳では、断じてありません。CGが嫌いな訳でもありません。が、この映画のカーアクションを観た後では、近年のCGによる「有り得ないようなミラクル・カーアクション」は、嘘くさすぎて馬鹿らしくすら感>>続きを読む
アイデアと脚本の勝利ですね。まだこんな切り口があったのかと、その斬新さに依る期待値だけで最後までワクワクさせてくれます。無名な役者さんたちもみな好演。女の子、可愛かったなぁ。
いつ見ても、何度見ても、ハッピーになれる!ブルブラは、僕の永遠の憧れです。満点(僕的に満点は4.8点にすることにしてます)です。なんにも文句ありません。強いて言うなら…ベルーシ、早すぎたよ…。
今でも>>続きを読む
観賞しながら怒りで涙が溢れた映画は、後にも先にもこの作品だけです。悲痛です、二度と見たくありません。ベトナム人女性が素晴らしい演技をしています。そして彼女の泣き顔はきっと一生脳裏から消える事はないでし>>続きを読む
ストップモーション・アニメーションの大家、レイ・ハリー・ハウゼンの名作中の名作。巨像やガイコツ剣士の動きはカクカクしているけど、その質感は現代のCGよりもリアルで、とても1960年代の特撮(という呼び>>続きを読む
謎の答えが斬新でシュールなSF。自分が主人公だったら…知らずにいたほうが幸せかなぁー?で、判明してからの展開がメインとは思いませんでした。その後の主人公がどんな境遇を迎えたのか気になるところで物語は終>>続きを読む
ドンデン返しが好きな方、必見。本当に最後の最後の最後まで、訳が分からない物語。クライマックスからエンドクレジットが流れ始めるまで、現実はどっちなんだ?こっちか、いややはりあっちか?と迷う羽目になります>>続きを読む
痛快な佳作です。冴えない男(というか完全に犯罪者)がヒーローとなり浮かない人生からの脱却を成すストーリーではありますが、いろんな意味で子供の視聴には耐えません。街の掃き溜めで蠢く人間たちの閉塞感と、彼>>続きを読む