カーネルさんの映画レビュー・感想・評価

カーネル

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花腐し(2023年製作の映画)

2.7

原作の芥川賞受賞作品は未読

んー 
雨のシーンが印象に残るなぁ
あと柄本佑と綾野剛の2ショットはなかなかに良い眺めでした。
たまたま呑んでる途中で、好きで一緒に暮らした女が同一人物だった………と気づ
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湖の女たち(2023年製作の映画)

3.7

原作の吉田修一同名小説は未読
映画を見終わって読みたくなっています
映画では拾いきれてない所がありそうで。
そうは言ってもこの映画自体、物語の拡がり方は半端なくて正直ちょっと拡げすぎじゃない?と思って
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

原作は一切読んでません
ただNHKドラマでの高橋露伴は全て見てきました(最新作『密漁海岸』も)
ドラマを見てきて好きだったのでスクリーンで見ようと思ってたのに行けず。
待ってました!このOAを。

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バジーノイズ(2023年製作の映画)

4.0

いや〜
まいったなぁ
油断してたら涙しちゃったw

素敵な、かつ優れた音楽映画の誕生です

風間監督だからって『silent』『チェリまほ』って煽りすぎです。恋愛映画かと思って覚悟してたのですが、さに
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.6


最後の最後、
あのラストショットがたまらない!
決まった!!かっこ良い〜!!
あれを観るための87分だったと言っても良いと思うぞ


高校演劇リブート企画第2弾との事で、
『アルプススタンドのはしの
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.1

うーん………
藤井道人監督は気になってるし好きなんだけれど、合うのと合わないのと真っ二つなんです。今作は合わなかった。多分、藤井監督の恋愛系作品は合わないんだな〜
好きな清原果耶をもってしても、つまん
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

3.6


なんとも嫌な気分になる映画だったけど、だからと言って評価しないわけではない

この親にしてこの子あり

端的な感想はこんな感じ
実は少年の話じゃなくて親の話なんだな
共依存的母と息子………と言えなく
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.2

原作があったのですね
今泉力哉監督のオリジナルだと思ってました。


孤独を手放す事なく生きるちひろさん
孤独と独りぼっちは違うものね
それにジタバタするから沈むのであって、
自然にしてれば浮上するん
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.2

原作未読

んー普段ホラーは見ない方なので不慣れ
序盤は素直に怖かったです〜 ひぃ〜
特に小さい女の子の撮り方ね 
小さいおてての隙間から見てるあの眼は、怖いよ〜

ストーリーは面白かったです

でも
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辰巳(2023年製作の映画)

4.3



葵に惚れた
森田想にやられた
も1回観たい




公開3日目に駆けつけました。

〝2016.09.09 〟
ユーロスペース最終上映に飛び込んで
毎熊克哉とカトウシンスケと小路監督にサインを貰っ
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交換ウソ日記(2023年製作の映画)

2.8


ベタやなぁ
少女漫画の王道一直線って感じ

そうそう、エンドクレジット後にも物語は続きますからお見逃しなくね〜 
最後までベッタベタやでぇ


せーとーやーまー
おめぇーは松本が好きなんだろー
んな
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異人たち(2023年製作の映画)

4.2

コギトワークスの関Pが〝めっちゃ良かった〟と、激推ししてたので乗っかりました。


原作は日本の山田太一の小説
大林宣彦監督『異人たちとの夏』と設定はほぼ同じですが、主人公のセクシュアリティを変えてい
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.7


予想通り、酷い話だ。
いや〜な気分になりました。
(だからスクリーンには行かなかった)

自分の好みではないのはわかってたし、
歴史事実としての認識も、
森達也監督とその近しい人達が覚悟を持って作っ
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リゾートバイト(2023年製作の映画)

2.8

歌舞伎町の飲み屋にポスターがあって、そこに永江さんがいらしてサインしていって………云々の流れで興味が出て見てみたのさ。日頃ホラーなんて見ないんですが。
大好きな松浦祐也が出てるし

結果、これは松浦祐
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.5

ぐはっ!忘れてたぜ
これもクドカンかっ!!
なるほどッッッ
全ての回収が気持ちいいわけだ

キャストが豪華なのも納得だ


序盤はガチャガチャしすぎて、鬱陶しいなぁと思ってたのに、徐々に引き込まれてし
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春画先生(2023年製作の映画)

2.8


いやはや、まさかこんな悪趣味なものとは知らなかった。

冒頭のタイトル出しが良き!
すーっと出てくる感じが春画先生の奥ゆかしさなのか?と、初めはいい感じだったのです。
文鎮で局所を隠しての色味や筆遣
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.0

原作読了
映画製作・プロデューサーとしての川村元気は知っていたので、作品の映画化を知って読んでみたわけですが、どうもしっくりこなくて映画を観る優先順位をグっと下げようと思ったところ、監督が山田智和と。
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

2.7

元々瀬戸内晴美は苦手なのですが井上光晴の娘、井上荒野が原作だというので観てみました。

原作は読んでいないし、これからも読まないだろうけど、彼女が描く二人を廣木隆一が監督するとこうなるのか〜って事で。
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8


主人公の〝僕〟にとって〝沼のような5年間〟のお話。
就活から社会人になって、現実を突きつけられて、それでも働いて、動き出す時期を考えながら過ごす26歳。
まだ若いけど若くない、そんな時期の話。
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春に散る(2023年製作の映画)

3.8

沢木耕太郎原作とは知らなかった。
俄然原作も読んでみたくなりました。



いやいや、まいった!かっこいー!

これだけのファイトシーンを見せてくれるボクシング映画はエンタメとして最高に面白い!辛いと
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チョッキン堪忍袋(2011年製作の映画)

3.3

推してる天野千尋監督作品
(朝日新聞コメントプラスでもお世話になってます)


Filmarksにエントリーされてない時に観て、『どうしても触れたくない』のレビューに追記してた。
登録になったよ〜とF
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.6

〝何一つ情報を入れずに観たかった映画選手権〟堂々の1位!(笑)

でも、情報に触れなかったら観に行ってないからなぁ。
とにかくハードル上げすぎちゃったんですわ。
もちろん面白かったし、話の展開も二転三
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鯨の骨(2023年製作の映画)

3.4


3Dとか仮想空間とかが苦手なので、(ポケモンももう飽きてやってないし)混乱しがちな上に、妄想なのか主人公目線の画がわかりにくかったりで、イマイチ楽しめなかったのですが、落合モトキの芝居が好きなので興
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.6

映画の公式からトリガーアラートが出ていますので、心配な方は一度確認されることをお勧めします。


『市子』鑑賞から中1日。
主演が同じ杉咲花で物語のトーンも似ているような気がしたので観てみました。原作
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市子(2023年製作の映画)

3.8


止めてあげて
もう、やめさせてあげて

終盤はそう思いながら見てました。

〝すべては、生き抜くために。〟
この一語につきる物語。


〝無戸籍児〟がマスメディアに取り上げられてから久しいですが、子
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.2

ドラマも見てますが、未だに原作未読。
とは言えレンタルリリースを待っていた位には期待してました。
萩原利久に町田啓太、松下洸平とそれだけでも観たいと思ったw

ストーリーは原作がしっかりしてるせいか、
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

2.5

プチ青木柚フェス開催中
今TVerで、青木柚が最高に輝いてるドラマ『死にたい夜にかぎって』が全6話➕特別編まで見られるチャンスで、(青木柚好きにはたまらない作品!)再視聴したらもっと色々見たくなって。
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

原作未読
大まかなあらすじを読んで以来気になってました。しかもFilmarksのスコアがずーっと高いままなのでコレは見ておかなきゃな、と。
深い時間のレイトショーで鑑賞。

どうやら恋愛要素はなさそう
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

2.8

漫画原作だったんだね。
終盤のバス停のファンタジー感に、あんぐりしちゃったんだけど
ま、それならわかるか。

美術や衣装の色味がハレーション起こしてるようにガチャガチャしてる。それも狙いなんだろな。そ
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一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.8

終映日。朝の8:35からの一回きりの上映に滑り込み。その価値がある作品でした。

まず。
フライヤーに小さく記載されていますが、性被害の問題を扱っています。直接的な描写はありませんが、台詞からはっきり
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(2017年製作の映画)

3.4

制作協力にスターダストプロモーション  配給S・D・P


山田孝之がyonigeとタッグを組んで製作した25分の短編。石川監督も曲の世界観から脚本を書いたと。

撮影協力の藤太軒理容所がとても雰囲気
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震動(2013年製作の映画)

3.4

PFFアワード2013年映画ファン賞受賞の73分中編作品
U-NEXTパトロールしてたら『ダブルミンツ』のミツオの高校生時代を演じた川籠石駿平主演作品を発見!
今は川郷司駿平と名前が変わっていますが今
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幕が下りたら会いましょう(2021年製作の映画)

2.7

2021年の公開前に、新宿武蔵野館でフライヤーをゲットしたまま今日に至った訳でした。
松井玲奈と筧美和子の2フェイスで魅力的なフライヤーなんだけど、作品自体は地味だった

MOOSIC LAB出身監督
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.8

Filmarks始める前に一度鑑賞済み
その時に原作完本上下購入しました。

今回思うところあって再度鑑賞。
購入特典の3時間半超えの特典映像も全てじーっくり見ました。(100分越えのメイキングは見応
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劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2023年製作の映画)

2.2

原作知らず。

アイドルじゃないにしろ、推しがいる事には充分共感できるだろうと見たんですが、ぜーんぜんハマらなかった。

悪いがどうしてもNHKドラマで桜井ユキが主演したドラマ『だから私が推しました』
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はざまに生きる、春(2022年製作の映画)

3.2

なんだろなぁ………
なんかモヤっとするというか、
スッキリしないというか、
ストンと落ちてこないというか。

だいたい、発達障害とかアスペルガー症候群の診断がつかない人を、はざまにいる、という言葉であ
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