clever1さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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アルゴ(2012年製作の映画)

4.3

いやー面白かった。アメリカ政府(と石油やその他の利権)による愚かな対外工作へのチクリから始まり、事件の勃発へと、始まりから引き込まれる。そして奇想天外なアイデアを、ハリウッドのベテラン達をその気にさせ>>続きを読む

ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.8

面白かった。クローネンバーグにしてはわりとシンプルなストーリーで小粒な作品という印象だが、キャラクターやセリフが立っているし、セリフに頼りすぎずに細部に拘った演出が状況理解を促し、雰囲気を高めていて、>>続きを読む

薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.5

猟奇的な事件が発端にも関わらず、BGMもなく淡々と進むストーリーや、寒々しい中国の田舎都市のやるせなさが滲み出る情景など、全体の雰囲気が良かった。ストーリーに全く関係ないシーンが度々入る事も中国を懐か>>続きを読む

ブラジルから来た少年(1978年製作の映画)

3.5

面白かった。ストーリーも脚本も演出も良い。ヒーローが解決していくんじゃなくて、老人が主人公というのも良い。サスペンスというより、ちょっとホラーに感じた。
唯一気になったのはグレーゴリーペックの一本調子
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パリより愛をこめて(2010年製作の映画)

3.0

ストーリーは面白かったが、ハリウッド作品に憧れてるような所謂"粋な"演出やセリフまわしが中二病的な悪ノリで連発されるのでちょっと興ざめではあった。リュック・ベッソンは原案だけで監督や製作ではない様だが>>続きを読む

ある娼婦の贖罪(2019年製作の映画)

3.2

低予算の小粒感はあるものの、ストーリー、脚本、演技良く、主人公にも感情移入できた。パッケージ写真に想起されるようなエロ映画では全くない。
ラスト、さっさと逃げるドクターが映画的には残念だが、まあ現実的
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キューブ:ホワイト(2018年製作の映画)

2.8

邦題のゲスなセンスのせいで低評価多いみたいですね。小粒なシチュエーションものではあるけど、わりと面白かったですけどね。脚本、演技、演出に特に違和感も感じなかったし。登場人物に感情移入出来るところまでは>>続きを読む

グラビティ 繰り返される宇宙(2019年製作の映画)

2.6

ストーリーや設定はわりと良かった。
でも、緊迫した展開の途中で過去振り返りが長々挿入されたのが違和感あった。主人公2人の関係・背景を表現するだけならあんなに長い振り返りシーンは要らなかったのでは。尺稼
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クワイエット・フレンド 見えない、ともだち/ゼット 見えない友達(2019年製作の映画)

2.3

「解答力が試される」って何のことやら。適当なキャッチ付けんじゃねえ…
息子の周りで超常的な出来事があったりしても、友達突き落としちゃったりしても、その時だけとんでもなく狼狽するけど、翌日には悩み多き主
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オフィサー・ダウン(2013年製作の映画)

2.3

で結局、偽セルゲイ殺して逃げた奴は誰なんだよ…ローグの奥さんは旦那の車を誰かに貸したのかよ貸してないのかよ…どうでもいいことなら逃げるシーンとか入れるなよ…

フューリー(2014年製作の映画)

3.9

戦車メインの戦争映画はあまりないので新鮮だった。シャーマンvsティーガーの戦車戦のシーンもよかった。子供の頃の憧れだったタイガー戦車もといティーガーのモンスターぶりが描かれててちょっと胸熱。
脚本や演
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.8

パリの街を見たくて鑑賞。といっても移民の多い13区の日常的な描写でそれが返って良かった。この映画は白黒でよかった気がする。カラーだともう少し陳腐な印象になってたかも。エミリーがエロ可愛くて良い。
しか
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わらの犬(2011年製作の映画)

2.2

誰にも感情移入出来なかった。
主人公:田舎で暮らすとはどういうことかわかってない、ちょっと仕事で成功してるからっていい気になってるプライド高い都会のアマちゃん。田舎の習慣や宗教を軽んじて尊重せず、相手
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ディレイルド 脱線(2018年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

ミステリー+クライムサスペンス+モンスターパニック+オカルト=トホホな映画。ストーリー、脚本、演出、どれもトホホ。
・計画的な割に雑すぎる犯行
・冒頭のキャラ紹介のくだりが後のストーリーにあまり活きて
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アイスブレイカー 超巨大氷山崩落(2016年製作の映画)

3.0

ポスター画、キャッチコピーと内容が完全にズレてる。どちらかというと人間ドラマ。「海面下の怪物が襲う」ってなんやねん…
ありがち展開のハリウッド映画と違うノリで、船内生活のリアリティもあり、面白かった。
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山猫は眠らない9 ローグ・ミッション(2022年製作の映画)

1.0

まぁ酷い。山猫シリーズとは全く別物。タイトル変えるべき。緊張感ある狙撃シーンの醍醐味はどこへやら。007やらスタイリッシュなサスペンスアクションやらに憧れてだっさい物作っちまったな、って感じ。
秋元な
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アンシンカブル 襲来(2018年製作の映画)

1.5

前半は陳腐な人間ドラマがダラダラで「これ何の映画だっけ?」。皆コミュ障で短気で物に当り散らし、人を気遣う気ゼロで「はあ?」て言動ばっか。後半に危機が高まってきた頃には正直、もう皆死んじゃえよ…て思って>>続きを読む

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.5

長野の自然や季節の描写、沢田研二の雰囲気も演技も良かったけど、松たか子の演技にどうもリアリティが感じられず、それが残念。はっきり言ってダイコンだよね。

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