みーるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

2.0

演技は良かったんだけど、題材が題材なだけに美談にするのも変だし、何を伝えたかったのかがハッキリしなかった。

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

マシュー・ヴォーン節全開で、何も考えずに楽しめる娯楽ムービーでした。
出演者ヘンリー・カヴィルしか把握してなかったけど豪華過ぎてびっくりしたのと、肝心のヘンリー・カヴィルは割と少なめだった…。
毎回そ
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ザ・コントラクター(2022年製作の映画)

1.5

このキャストなのに面白くなさ過ぎてびっくりしちゃった…
全てが予定調和って感じで意外性が無いし、それでいてアクションが凄いとかでもないので何を見せられてるんだろう…と。
もうちょい深掘りしてドラマにし
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

このご時世だからこそのシニカルな感じが面白かったです。
グロいのは苦手だけどその辺の描写は少なめだったのであまり気兼ねせずに楽しめました。
コンパクトにまとまってるのも良かったです。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

心に沁みる。SOMEWHEREみある。
11歳の少女と離れて暮らす父の一夏の思い出を振り返る、ただそれだけと言ったらそうなんだけど、最後まで目が離せなくてあっという間だった。
同じ時間を共有していても
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

夫は自殺なのか他殺なのか事故なのかを究明するサスペンスかと思ってたけど、蓋を開けたらガッツリ法廷もので、あと本当の主役やテーマはそっちなのね?って感じもありました。
フランス映画っぽくて私には合わなか
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リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

3.0

話が唐突に始まるのと、何故か西部劇だと人の名前と顔がなかなか覚えられないので序盤は苦労しました。
THE娯楽作品って位置付けの西部劇で魅力的なキャラクターがたくさん出てきたり、テンポの良い会話が多くて
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ハロウィンII/ブギーマン(1981年製作の映画)

3.0

ジョン・カーペンター脚本。
前作とセットで同時に見た方が良かったな。というか長尺にすれば1本でいけそうな感じ。
マイケルがなぜローリーを追うのかが判明する作品。
前回よりも描写がグロくなってた気がする
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.0

瞳をとじて→ミツバチのささやき→エル・スールって順番で観たけど、このままもう一度瞳を閉じてに戻りたくなった。
別の話のようで繋がっているようで…誰かが最新作は前作からのラブレターみたいなことを言ってた
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

瞳をとじてでビクトル・エリセ監督の過去作が気になって、リバイバル上映で鑑賞。
瞳をとじてにこの作品のエッセンスもたっぷり詰め込まれてるんだなと。
多くを語らないから人によって如何様にも解釈できそうな作
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トレーダーズ(2015年製作の映画)

2.0

殺し合いで賞金稼ぎする話。
スタートから突拍子もないし、大して話が深くなることもないから割と退屈な作品…なんだけど、終盤に登場するバリー・コーガンの上手さに圧倒されました。
もうちょい早めに出てくれば
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

死霊館とかインシディアスっぽくて真新しさはそんなに無いけど、ちゃんと怖くて面白かった。
ラッセル・クロウがこんなB級っぽい作品に…?って思ったけど、彼が演じると説得力が大幅に増すから凄い。
シリーズ化
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.0

5つの都市、同時刻に繰り広げられるタクシー運転手と乗客の会話を切り取った作品。
勝手にそれぞれの話がリンクしてるのかと思ってたけどそういう訳じゃないのね。
ロサンゼルスとニューヨークは良かったけど、そ
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バリコの真骨頂。こういう役が本当にハマる…。
貧乏学生が貴族の家庭で過ごす一夏の思い出…という爽やかな感じの雰囲気を醸し出す序盤→何がおかしいな?っと思い始める中盤→アクセル全開な終盤。
プロミシング
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

2.0

安藤サクラさんと山田涼介さんの二人の役もお芝居も良かったけど、ストーリーにいまいち乗り切れず…。そもそもの設定がいまいち作り物っぽくてあまり入り込めなかった…。
あと原田監督作品を観る度に、セリフが聞
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.5

観るタイミングを逃し続けてたら続編の製作まで決まっちゃって、どうしようかなーと思ってたらリバイバル上映で観れました。
物凄く良かった。長尺を感じさせないし、最後までしっかり作り込まれていて面白かったで
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

良くも悪くもジェームズ・ワン作品
アンバー・ハードちょっとだけで見納めかなーと思ってたら割とガッツリ出てて嬉しかった。
DCユニバースの1作品っていう感じは薄くて、シリーズとか関連作品観てなくても楽し
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.0

アメリカでコロナ禍&SNS時代に起こるべくして起こったゲームストップ株騒動の映画化。
色んなキャストにスポットライトが当たるけど、スピーディーにテンポ良く進むプロットだから変に間延びする事もなく楽しめ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.5

元映画監督と、22年前に失踪した映画俳優の記憶とその人生を辿る話。
当然誰もが老いていくけど、変わらず残り続け、いつでもその時に戻れる映画の可能性と映画への愛を感じる作品でした。
ドラマでありながら、
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デビル(2010年製作の映画)

2.5

シャマランが映画化しようとしてた話らしく、確かに好きそうな感じだな、と。
突然停止したエレベーターに閉じ込められた人たちが次々に殺されて…って話。
エレベーターの中の人たちのやりとりと外にいる警備や警
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プラド美術館 驚異のコレクション(2019年製作の映画)

2.5

タイトル通りプラド美術館のコレクションから画家や美術館の歴史について掘り下げていくドキュメンタリー。
美術館職員のインタビューと、ジェレミー・アイアンズのナレーションが中心の構成。
淡々としてるし紹介
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.5

ジェシー・アイゼンバーグの初監督作品。
トリッキーな役も多い彼だけど、本来のインテリ感全開で、初監督作品とは思えぬ仕上がりでした。
一見正反対のように見えて実は似たもの同士の母と息子の話。
派手さは無
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.5

シリーズの中で一番好きでした。
インドネシアの至宝イコ・ウワイスが悪役で楽しみにしてたけど、意外とあっさりしてたのはちょっと残念でした…
このシリーズは序盤から爆発、銃撃たっぷりで何も考えずに楽しめる
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

最近のイ・ビョンホンのクセある役のハマりっぷり。上手さが分かって好きだな〜。
大災害で唯一残ったマンションの住民たちが生き残るために団結しようとするが…って感じ。
徐々に人間の本性が明らかになったり、
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(1960年製作の映画)

4.5

静かなる脱獄映画って感じ。
同じ部屋に投獄されたメンバーで脱獄するためにひたすら穴を掘る、っていう地味な話だけど、ラストの秀逸さにびっくり。
多くは語らないけど色々と考えを巡らせることができる終わり方
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囚人ディリ(2019年製作の映画)

3.0

警察と麻薬組織の抗争に巻き込まれる最強囚人が主人公。
インド映画お馴染みのダンスや歌のシーンも無いけど、音楽や効果音でやはりインド映画らしさを感じられる作品。
アクションもストーリーも良いけど、目新し
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.0

記録忘れてた。
期せずして今年の映画納め作品。
インド映画と言えばこれ、って感じだけど、観てみてもヒットした理由が分かるし、最近のインド映画の構成とも通ずる所が多かった。
ちょっと中弛みしてたのとエン
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ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

1.5

期せずしてケリー・ライカートを最新作から遡る形に…。
全体的な起承転結のつけ方はファースト・カウとも似てる気がしたけど、そもそものストーリーが…ジェシーとダコタが上手いだけに消化不良感がありました。
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

意外とか社会派な感じに持って行ったけど、終始華やかだし面白かった。
キャスティング聞いた時にケン役にゴズリングいて笑ったけど、この役のゴズリング光りすぎてて最高でした。
名作のオマージュもあったり音楽
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.5

Xの前日譚。Xは予告がピークだったけど、パールはしっかり狂っててしっかり面白かった。
話を動かしていくのはほぼミア・ゴスなんだけど、上手いので惹きつけられました。
The Endが出てからの狂気具合に
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

2.5

思ってたより大分ファンタジーだった。
ここ!って見せ場はあんまりないから途中飽きちゃったけど、ジョージ・ミラー作品総じて映像が綺麗だなぁと思いました。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.0

西部開拓時代、二人の男が危険なドーナツ販売ビジネスで一攫千金を狙うアメリカンドリームムービー。決して派手さはなくともおさえる所はきちんとおさえてるバディもの。
ゆったりと進む前半パート、物語が一気に加
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.0

1よりドラマが多め。
序盤のタラ様っぽいスタイリッシュな音楽と映像の回想シーンが1番好きだったかも。
今回もアクションはあるけど、1みたいな派手さは無いかも。あと1と立て続けに観た方が良い感じでした。

アシスタント(2019年製作の映画)

4.0

念願の映画業界で働くことが叶った1人の女性が職場で横行するハラスメントを告発しようとするが…というストーリー。
実際に映画業界で働く人のインタビュー等を基に製作されたとのことで色々とリアル。
ほぼほぼ
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湿地(2006年製作の映画)

2.5

めっちゃ北欧ミステリーっぽい、じめっとした暗〜い話だったけど、すごく既視感がありました。
つまらないわけではないけど、わざわざ観なくても良いかも、って言う感じでした。

シチリア・サマー(2022年製作の映画)

4.0

シチリアで1982年に実際に起きた事件を基にした作品。この事件をきっかけに同性愛者を守る団体ができたのだとか。
ニーノとジャンニのまっすぐな気持ちと表情がシチリアの美しい風景とマッチして素敵だった。
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