演技派俳優揃い踏みなのに評価が低いのは、カタルシスがないストーリーだからか。あるいは、登場人物の心理について説明不足で感情移入し難いからか。
私がいちばん引っかかったのは、皆さんがご指摘されている、>>続きを読む
シスター・フッドの物語だった。
男のやらかした事のオトシマエをつける賢明な妻たち。でも、男たちはみんなクズかと思いきや、終盤、それぞれの誠実さが垣間見える展開。序盤から中盤の殺伐とした雰囲気が、最後の>>続きを読む
アクションとクラッシュ満載のゴージャスなドラマ。
誰が敵か味方かわからない序盤から、中盤、打って変わってどいつもこいつも「手を組もう」と言ってくるというジェットコースター。そこまでは面白かったけれど、>>続きを読む
みなさん仰っているように、途中までは加速度的に面白くなる。でも、ユナが帰ってきたあたりから、倫理的に正しい(儒教的に正しい、というべきか)話の運びになってしまって少々残念だった。
ラスト、ハッピー・エ>>続きを読む
19回の途中で、中間報告的に。
この時日本がどう動き、この後日本が何をしたか知っているので申し訳なくて録画したまま放置してしていたのだけれど、見始めたら面白くて。
全羅道の政治的風土については、高>>続きを読む
名作の誉高い本作。録画したまま長らく放置していたのを漸く。
運命がこんなに温かく、神がこんなに心優しいかったらどんなに良いか。
この物語と、ドラマ「真心が届く」の繋がり。こういうところが韓流は本当にう>>続きを読む
刀や弓を振り回すのではなく、人の心の闇と陰と輝き焦点が当てられていて、時代劇としてとても新鮮だった。
前半は、世子の影となって守り続けるリンについつい肩入れしてしまうのに、終盤は孤高の世子の方が気にな>>続きを読む
録画して放置していたのだけれど、予想以上に物語として面白かった。
時空を超えたロマンス。伏線の張り方、回収の仕方が、ファンタジーの教科書と言えるほど見事だった。
脇を固める俳優も豪華。
10年前の韓国の若者を取り巻く状況が、現代ニッポンのそれと重なる。
あるあるの展開ではあるが、面白かった。懐かしい酸味と苦味。爽やかな後味。
国情院とか大統領府といった国家権力の中枢に近いところで奸計をめぐらせる人たちが、背景が大きいわりに、最後の最後でスカスカの攻め方をしてくる点はやや雑な感じがしたが、全体として面白かった。
オリジナルの>>続きを読む
面白かった。
なんだかんだと事件と問題続出で揉めるけれど、結局ゆる〜くまとまっていて、いい家族なんじゃないか。
多くの人が指摘している通り『彼女はキレイだった』と似た設定だけれど、最後にもう一捻りがあるのがミソ。
『彼女は〜』の美人の友だちと違って、美人にも秘めた苦悩とコンプレックスがあるという展開で、深みのあ>>続きを読む
ダルタニャン→ダルヒャンか、なるほどね。
ダルヒャンが主人公なのだと思うけれど、どちらかというと世子のキャラとストーリーの方が深みがあって面白かった。だってダルヒャンって、とどのつまり身体能力に優れた>>続きを読む
終盤、アクション・シーンというよりヴァイオレンスが多くなって重めになったので、録画し、まとめて視聴。
初回の冒頭シーンで、なんとなく倒叙方式のドラマなのだと思っていたら、最後の最後でなんともやるせない>>続きを読む
前段のカルトのくだりで脱落する人が多いのだと思う。あのエピソードは、後半のストーリーに何の関係もないのでご安心を。
それ以外はとても面白かったし、ラスト(エンディングの後も含めて)もシャレていて楽しい>>続きを読む
なんとなく録画したまま忘れていたのを一気に。
キム・ミンジョンの魅力が今ひとつわからなくて。ストーリーとしては、作戦の一環として彼女に近付いた凄腕のスパイが、次第に彼女に惹かれていくということだと思う>>続きを読む
8話まで観たところで、ここまでの感想を。
時間軸が行ったり来たりするので、理解するのに少々体力と記憶力が必要だけれど、ここまでのストーリーはとても面白い。
でも、それとは別の意味で興味深いのは、二人>>続きを読む
HSPなボスと部下のラブコメだと思って全く期待せずに観ていたら、途中から面白くなってきて一気に。
主要キャストほぼ全員が、ボス以上に深い闇を抱えているというまさかの展開。往年のエヴァンゲリオンかと思っ>>続きを読む
第10回までしか観ていないが、脱落しそうなので、現時点で思うことを。
観相学って、要は朝鮮時代のルッキズムなのね。
ここでは厳しい評価が多いチョ・ユニ。ヒロインはたいていタヌキ顔で、ときどきキツネ顔>>続きを読む
チュ・サンウクのドラマだった。この人を初めて観たのは「偽りのフィアンセ」で、なんだか昭和の演歌歌手みたいな人だなあ、などと思っていたのだけれど、時代劇が見事にはまる役者だった。
彼が演じたチニャン大君>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最終回で復讐アプリが使えない事態になり、彼らは自力で事態を打開してゆく。
「もう復讐ノートはいらない」。
なるほどね、これがテーマであり結末なんだね。
笑うと目が^|^漫画みたになるチャ・ウヌがかわ>>続きを読む
「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」「「哲仁王后」等タイムスリップ・ロマンスの甘酸っぱいところだけを凝縮したドラマ。
あっ、でもこれ2015年の作品だから、こっちが先なんだよね。失礼!
テンポも良くて全然>>続きを読む
録画して忘れていたのを一気に。
誰も絶体絶命の危機に陥ったり瀕死の重傷を負ったりしない、チキンとビール片手にまったり観られるコンゲーム・ドラマ。所々でクスッと笑えるし、まあまあオサレだし。
悪くない>>続きを読む
韓国版「必殺仕置人」。
スリルとサスペンスとカタルシスの丸っとエンタメだと思って見始めたら、終盤、冤罪とか赦し、法律の絶対性と完全性に対する疑義といったテーマが出てきて、なかなか骨太なシナリオであっ>>続きを読む
人事チーム長の、他人のアイデアやアドバイス、リポートを自分のものとして上司に提案し、ポイントを重ねていく強かさにうんざりして途中で脱落。こういう人、実際にいるんだよね。で、また見事に出世していくんだな>>続きを読む
ユ・インナが好きなので見始めた。韓流の定石通り、ヒョン役のイム・ジュファンが、いちばん良いキャラだったと思う。なので、個人的には15回で完結したドラマ。
ヒョンの、ユ・インナ演じるアルムに向けた究極の>>続きを読む
チェ・ウォニョンが大泉洋に見えてしまって、集中できなかった(笑)。
日本のドラマのリメイクということで、日本のドラマも捨てたもんじゃないな、と思った。日本版観てないけれど。
ユン・ジョンソク君は、きっ>>続きを読む
いい意味でミスリードが上手くて、ミステリーとして、とてもとても面白かった。
しか〜し‼︎ これから観る方には、登場人物についてメモを取るか、サイトでキャストを確認しながら楽しむことをオススメする。韓国>>続きを読む
冬が静かに深くなって、やがて春になる街と山の様子を捉えた映像が美しい。
温かい人々と美しい風景の中、静かに展開する物語。台湾ドラマの秀作「いつでも君を待っている」の韓国ヴァージョン(あるいは、温帯ヴァ>>続きを読む
第4回の段階でこれを書いている。
2015年だから成立した作品だと思う。欧米なら、この年でもNGだったかも知れない。
ルッキズムとそれに起因する痛々しいコンプレックス。そしてパワハラ。
例えスイート・>>続きを読む
人気のコンテンツとのことで、録画しておいて一気に。
なるほど、韓流のラブコメはこんな風にキュートなのね、と思いながら観ていたら、早々にミステリーの要素が加味されて、ふむふむ、と。韓国ドラマって、ラブコ>>続きを読む
名作の誉れ高い作品を漸く。
抑制の効いた、静かで素敵なドラマだった。
IU演じるイ・ジアンの遅い初恋の、切ない物語として観た。
お互いの傷を知り過ぎた二人は、決してレンアイ沙汰に溺れることは出来ない>>続きを読む
波瀾万丈の癒し系コメディ(⁈)であった。
歴史上の人物を軸に時代劇を創作する場合、どういう結末にするか。史実に基づいた帰結か、あるいは「…と伝えられているけれど、実は…でした」とするか。本作は、コメ>>続きを読む
最終回まで、事件の発端となった出来事(というか、これこそ事件!)の真相がわからなくて面白かった。
子どもたちのイノセンスを象徴するのが、「星の王子様」と「ライ麦畑でつかまえて」だというのも、本筋とは別>>続きを読む
録画しておいたものをぼちぼち観た。
キム・ミョンスとネコ。女子の大好物の合わせ技。彼をネコにしようと思い至った人、すごいな。韓流美形は数多いても、ネコになれる人は彼以外見当たらない。
言葉は、相手に>>続きを読む
録画して放置していたのを一気に。
パク・ボゴムの人気の秘密がわかったような気がする。この人の清潔さ、もはや生身とは思えないほどの2.5次元感。
『君を憶えてる』で演じた主人公の弟役でも、罪を犯している>>続きを読む