カオスなようでいて明らかに一貫性が保たれている、この尺で単調にならずこのバランスを保てていること。それぞれのカットの美しさやリズムが新鮮なものに見えること。こんな作品があったのかと嬉しい気持ちで観た。>>続きを読む
実現されなかった2台のカメラによるイメージの対話。
返事のこない手紙。
ドキュメンタリー調だがカットはとても映画的。
監督の迷いや立ち止まりそうな気持ち、揺らぎが表れていた。
観た後は不思議と良い気>>続きを読む
語る声が心地良い映画だった。感情が渦巻いているのが見えるけれど、それがこちらまで押し寄せてくることがなかったのはこの語りが防波堤になっていたように思う。
車椅子で撮影された町の様子の目線の低さがとても>>続きを読む
最後に救いを差し込んでいるけど、結局絶対的な善悪二元論的なものが前提にある感じなためか終始すっきりしない感じを受けた。
あれも保身、きれいごと、この世界線だとお坊さんがまだ自身に余裕があるから善人ぶ>>続きを読む
たたみかけるイメージの連鎖。
内田百閒が原作と聞いて納得。
入り込めないギリギリのラインのまま最後まで集中して見てしまう引力があった。
被写体の畠山さんも、畠山さんが追っている方々も魅力的なので観ていて楽しい。
映画館というより家でみかんとか食べながら観たかったかな。
冒頭、タイトルの見た目(フォント、文字サイズなど)に拘りが感じられ>>続きを読む
濱口監督の作品、勉強になる。
最初の、恋が始まるシーンは言葉にできない高揚感が表現されてて心を掴まれた。
self and others
夢の中と現実
麦といるのが現実で、亮平とは夢。
かとおもいき>>続きを読む
みてしまう構図が続いていた。
表情をしっかりと追って十分な時間観せてくれている。ナレーションで「いつも厳しい表情なのがこの時は違った」とか、映像の解釈、みてほしいところを説明しているからある意味伝わり>>続きを読む
最後まで落ち着いた雰囲気が印象的。
自然の一部である人。
途中の静止画になるシーン
最後の3人の横顔
ラストの音楽とても良かった
また観る