なんてことでしょう。神がかっている。
淡々と進んでいくのに、初めから終わりまで心をぐっと掴まれました。何なのか分からない異様な魅力がある。
とてつもなく美しいんだけど、私にはとても怖かった。
荒涼>>続きを読む
愛すべきローテク金星シリーズ
だけれど、あまりにローテク、というかテクノロジー、サイエンスの欠片も無くて爆笑。
ついでに想像力も足りなさ過ぎじゃないですか?笑
金星描写、生き物、、 もっと何かな>>続きを読む
マリオン・コティヤールが好みなので、いつか見ないとって思ってたけど、食指が動かず放置していた作品。
お涙頂戴の話と勝手に思い込んでました。が、全く違いました。
シャチの調教師である主人公、事故で両脚>>続きを読む
チェコの食人木の民話、オテサーネクを題材にした話。
タブーに踏み入ったような作品で、なかなかの衝撃でした。
現代の闇につながる部分も多くあります。不妊でノイローゼになって、何か別の物体を我が子のよう>>続きを読む
キュリー夫人が放射線を発見してからまだ100年少々。
その短い期間で、人類は原子力恐ろしい兵器を作り出してしまったのだと、改めて思いました。たった100年の過ちが、10万年先までの世代への負債となる。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
んー、全くもって感情移入できませんでした。。オドレイ・トトゥは綺麗なんですが。
オドレイ・トトゥの相手役のおじさまが、非グッドルッキングなのはそういう設定なのでいいのだけれど、、
顔とか金とか仕事じ>>続きを読む
前情報ゼロで見たので、まさかの内容でした。タイトルがずーっと気になってたんです。観れば、あーそういうことかって分かる。
rocked in syndrome、知らなかった。
瞼しか動かせない身体状>>続きを読む
空き時間に細切れで見すぎて世界に入り込めなかったのが残念なので、スコアしておりません。
赤と、マギーチャンのファッションが美しい。プラトニックなのに、色香が凄い。
大して何が起こるわけでもないけれど>>続きを読む
とても重たいテーマですが、可愛いか不気味かギリギリのラインのオオカミくんが癒しと不安をくれます。
全編言葉少なながら、1人1人戦争へと発ち、時は流れて様々な状態で帰ってくる人・帰ってこない人、待つ妻>>続きを読む
可愛くて、少し切なくて、美しくて、、本当に素晴らしい作品です。
本当にノルシュテインは霧の描写が素晴らしい。アイデアもとってもよくて、川を流れる時に一瞬見える澄み切った空の霧との対比にハッとしました。>>続きを読む
ああ可愛い。子供向けに作ったとのことで、本当に心がほっこりして、見ていると笑顔になる作品です。
ウサギくん達の動きも愛くるしくて、たまらんです。
とにかく、かっこいい。
灰色の中をかけていく真っ赤な人の対比がだいぶかっこよい。
アニメーションってこんな表現もできるのか、とハッとさせられました。
とてもいいもの観た。
イランの僻地の投票ってほんとにこんな感じなのかな。
男女差別、読み書きができない問題、表現の不自由、いろいろなバリアが1票の前に立ちはだかる。
そんな中で、選挙が、一人ひとりの>>続きを読む
監督ご自身の半自叙伝的な映画だったんですね。
彼自身、これまでいろいろなことがあってここまできたのでしょうね。
映画がヒットするしないは、その国の国民がもつ感性、リテラシーもある程度影響するはずで、>>続きを読む
SFというよりは、SFという設定を借りた心理学、哲学の話に仕上がっています。それでいて、私にとってはかなりのホラー&サスペンスでした。
ナターリヤ・ボンダルチュクの演技がすごくてめちゃめちゃ怯えました>>続きを読む
ヨルダン北部、国境に近いところにあるシリア難民キャンプ、ザータリでの人々の暮らし、生き方についてのドキュメンタリー。
いつだって真実は笑顔の裏にある。という言葉が心に残りました。
1度難民となると、>>続きを読む
東北タイのイサーンで、貧しいながらも和気藹々と暮らす人々の日常を少し下世話に、活き活きと描いてます。
日本で暮らす私たちには信じられないような光景が多々あります。
そんなものまで食べるの?!と驚きを>>続きを読む
ウルグアイのシネマテークで働くホルヘという男の人生と映画への愛を感じる映画。
館長さんの映画講釈と、ホルヘの華麗(?)なステップが印象的。
映画とは、筋書きを語るものではなく、いかに心を動かされた>>続きを読む
1960年に東ドイツ、ポーランドの合作で製作された。
非常にローテクなSFものですが、金星に降り立ってからの描写は、チープながら探検のドキドキワクワク感あり、なかなか好みでした。
でも学祭のお化け屋敷>>続きを読む
普段は感情の起伏が少ない映画を好んで見ているせいもありますが、久々に心をもってかれる映画でした。泣くわ泣くわ。
1本の映画から次々に読み解かれる真実。
前半は、少々それいる?みたいなシーンも個人的に>>続きを読む
序盤に出てくる平渓線は、住宅スレスレで少しだけ江ノ電のような雰囲気を醸し出してます。て思ったら、江ノ電と友好鉄道協定結んでるんですね。
後、吉野川の横を走る土讃線にも途中景色が酷似してて、素敵でした。>>続きを読む
青パパイヤを見てから、この監督の撮る空気感に惹かれていましたが、やっと夏至を観ました。
映像からベトナム・ハノイの湿度感が伝わってきます。色彩・特に緑が綺麗です。
人間模様と美しい映像に魅入っている>>続きを読む
もうめちゃくちゃ好き。
小粋でおちゃめで可愛くて愛おしい。
60年近くも前の作品とは全く思えないくらいに、このセンスは現代にもフィットします。
子供や犬はとても活き活きしているし、
お家はとてもス>>続きを読む
タイ語は謳っているように聞こえる。
前半と後半でガラッと変えてきましたね。シーンを舞台を変えて繰り返すことで、すごくその対比が伝わってきました。
私は前半の感じが大好きで、特に野外イベントのあたり>>続きを読む
中毒性が異常に高い作品。
自然光の薄暗さの中で、ベッドサイドに並ぶ物体が発光する。ただ、その色だけがゆっくり変化していくひたすら長いこのシーン、アーティスティックで、いつまでも見ていられそうでした。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
途中まで何て愛おしい映画なんだろうって思って観ていました。でも、途中から、何て哀しい映画なの?に変わりました。
鑑別所まで行っちゃうことは、想定外でした。そこまでやっちゃうんですか。
どんなに辛い>>続きを読む
とても貴重な映像です。5分に1人亡くなる国で生きる人々、その瞳は一体何を見ているのでしょう。
イランから国境を越えてアフガンへ入るルートの中で、主人公が見る光景を通して、私たちはそこで起こっている日>>続きを読む
オルミ、キアロスタミ、ローチ3監督による、珠玉のオムニバス。
個人的に、ローチのやつはかなり苦手だったのですが、オルミ最高でした。
オルミの作品で出てくるおじいさんが可愛いし、1日の中の出来事を行っ>>続きを読む
1970年のカレルゼマン作品。
ジュールヴェルヌの「彗星飛行」を映像化したもの。
フランス軍とアラブ軍とスペインの商人が、フランス領アルジェリアで繰り広げる人間模様。
地球に迫ってきた彗星にぶつかっ>>続きを読む
物凄い重量感がありました。
1度狂ってしまった歯車は、元には戻らないし、1度堕ちてしまったアンダーグラウンドな生活からは、もう2度と元に戻れない。
最低な生活の中で、この上なく最悪な出来事が起こり続>>続きを読む
彼らの音楽にはドラマがある。とても優しく切なくて、滅茶苦茶にかっこいい音楽。
レゲエなんかは、その土地で育ったものしかホンモノの音は出せない、俺らは俺らの音楽をやる、みたいなところで、ふと自分に立ち>>続きを読む