当方、ボブ・マーリィのCDを数枚買い、彼のヒストリー本を読んでいた程度の彼のファン。
予告を観た段階から嫌な予感がなかったわけではない。なんかちょっとズレてんじゃないかなあ、レベルの低いモノマネ映画>>続きを読む
これは、観客を徹底的に翻弄する映画だ。
前半、スタイリッシュでおしゃれな映像の断片がひたすら続く。とにかくかっこいいのだが、意味が全くわからない。何が起こっているのかわからず、話が進んでいるのかどう>>続きを読む
過去の猿の惑星関連作品は一本も見ないまま鑑賞。
結論としては、それでも十分楽しめた。何故なら前作から数世紀も過ぎてるから続投キャラとかいないし、あらすじは前作からの続きとかつながりとか無視しても一本>>続きを読む
昔夢枕獏のファンで、原作はよく読んでいたが、漫画版や過去の映画は未見。
よく読んでいたと言っても20年は前の話。娘が(昔漫画版を読んでいたので)観たいと言うので半ば嫌々ついて行ったが、これがまあ、まん>>続きを読む
馬鹿も休み休み言え、という言葉があるが、休まず馬鹿ばかりやると、観終わった後にそれなりの満足感があるんだから不思議なものだ。
とにかく馬鹿馬鹿しい(なぜコングは虫歯に?)。くだらない(ちょうどいい時に>>続きを読む
文豪ストレイドッグスという作品は、謎解きっぽいものと伏線っぽいものがそれっぽくトッピングされた、勢いだけのアクション活劇だ。衒学的なムードと美麗な絵にうっとりしておけば良い。本作もまさにそのような路線>>続きを読む
本作は、昨年日本でもテレビ放映されていたという。そちらは未見だが、映画館という限られた空間と、劇場のスクリーンという限られたフォーマットで観ることで、映像の持つ力の強さと弱さが剥き出しになり、映像とは>>続きを読む
信頼する友人に勧められてプライムビデオで鑑賞。
虐待を受ける少女が、偶然空き巣に入ったゴロツキと心を通わせ、不器用ながら疑似家族を作ろうともがくお話。このあらすじだけでも大変見事だが、ヒリついた演技>>続きを読む
原作の本編は読んでいる(大好き)だがスピンオフもテレビアニメも未読・未見のまま鑑賞。
昨今のテレビアニメ作品のクオリティは素晴らしいものが多く、大スクリーンに耐えうる作品がたくさんある。劇場版ともな>>続きを読む
プロレスには詳しくなく、登場するレスラーについては全くわからないまま鑑賞。
俳優陣の力強い演技に魅了された。彼らの肉体が、リングの上で、芝生の上で、飲み屋で生き生きと躍動する様子を観ているだけで心が>>続きを読む
年に一度のお楽しみ。展開は先が容易に読める。後には何も残らない。ご都合主義だしツッコミどころも満載だが、終始楽しく観ていられるんだから、これでいいのだ。「ゼロの執行人」以降の映画版しか観ていないので、>>続きを読む
謎が謎を呼ぶ前半から、徐々にパズルが解けていく中盤、そして最後に全てのピースがバチっと噛み合うカタルシスはある。マイノリティの現実の辛さも描かれている。映像も力強い。アクションシーンも見事だ。
しかし>>続きを読む
娘にせがまれて、一切予備知識のないまま鑑賞。
テンプレ的なキャラ、テンプレ的なセリフ、テンプレ的なストーリー展開に鼻白らむこと甚だしかったが、戦闘シーンのクオリティの高さ、惜しみなく見せるサービス精神>>続きを読む
ドルビーシネマで鑑賞。絵よりも音が大事な映画なので、多分IMAXよりドルビーシネマとかドルビーアトモスの方が良いと思う。
非常に難解でわかりづらいとの前評判だったので、ネット記事やYouTube動画な>>続きを読む
原作未読。
宇宙からの侵略者によって滅亡の危機を迎える地球で、恋に友情に毎日を生きる少女たちを描くSF+日常系+セカイ系アニメ。この一見奇抜な組み合わせが、生々しく現実を抉り出しているのだからすごい>>続きを読む
ワンシチュエーション、100分弱のスリラー。姿の見えないサイコパスな人殺しに最後までひたすらビクビクしっぱなし。緩むところも退屈なところも皆無。目をカッ開いて手汗かきながら存分に楽しんだ。
サイコパス>>続きを読む
昔の少女漫画を思い起こさせるような映画。ストーリーももちろんそうなんだが、演出の現実離れした感じとか色使いとか……と書いてると誉めているようにも読めてしまうかもしれないが、決してそういうわけではない。>>続きを読む
意外にも、と言うのもなんだが(今更リュック・ベッソンに特に過大な期待もなかったので)これがなかなか見応えのある快作だった。
陰湿すぎる話だったら嫌だなあ、と思ったが、前半の主人公の境遇の悲惨さが、そ>>続きを読む
ドルビーシネマの先行上映で鑑賞。
原作は既読、リンチ版は未見。
前作の不満点と原作の不満点が、しっかり解消されている。それなりに期待はしていたが、完全に期待以上。これは今年ベストの予感。
前作は圧倒>>続きを読む
色々と「足りない」映画だった。
まず、登場人物の描き込みが足りない。
前半の少年たちが後の……というつながりが全然分からず、見ているうちにじわじわと「こいつがあいつか」となんとなく忖度してようやく理解>>続きを読む
1作目と2作目はアマプラで、今作で劇場初鑑賞。
お約束も嬉しいしギャグも笑えるし終始ムスっとしてるマ・ドンソクは可愛いし、心底楽しみました。前作までの脇役陣が一新して寂しかったり、敵の狂気度が今までと>>続きを読む
ワイティティ監督作品初見。
コメディ要素強め、でも後半でウルッとさせる、非常に観やすく、期待通り、思った通りの佳作。あまりに想定外のことがなさすぎるのでもう少し味付けが濃くても良かったなと思わないでも>>続きを読む
過去のアリ・アスター作品は未見。不条理な夢、不快な夢、謎の夢……目が覚めた時に「夢でよかった」と胸を撫で下ろすような嫌なことが次々と現実になったような映画。
前半、主人公ボーは数々の理不尽なトラブルに>>続きを読む
「全感覚麻痺」とか「圧倒的没入感」とか、ちょっと映画の実態を離れた大袈裟な宣伝文句が使われていたが、全部忘れて一切先入観なしで観るのが正解。事実、そんなことを忘れて観たが、絵作り、カメラワーク、演技、>>続きを読む
リバイバル上映で初見。
前半はストーカーもののスリラーとしてやや地味に進行するが、徐々に現実と虚構が交錯し始め、狂気の世界に陥る恐怖に襲われる。全てが破綻しそうな危うさが緊張感を生み出すが、ラストに向>>続きを読む
原作未読、アニメ未見のまま、中学生の娘が観たがっていたので一緒に鑑賞。結果、大興奮、大感動。安心のジャンプクオリティに、大満足でした。
THE FIRST SLAM DUNKに倣ったのか、試合中に回想>>続きを読む
スピルバーグ監督版は未見。
素晴らしい。お見事。大好き。
とにかく歌が圧巻。みんな歌唱力がすさまじく、ひたすら心が揺さぶられる。
キリスト教の思想がベースになっているので、ちょっと飲み込みづらいところ>>続きを読む
ポール・ダノのナードすぎるビジュアルに食指が動かない向きもあろうが、なかなか見事な作品。
ポール・ダノが主役ではあるが、実質群像劇で、ダノの「影の薄い」感じがかえって良いバランスになっている。役者陣の>>続きを読む
TOHOシネマズなんばの轟音シアターで鑑賞。この作品に限らず、轟音シアターはさほど轟音でもない。本作を劇場で観るのは初めてだったが、やはり臨場感が半端なく、演奏中は自然と身体が動いてた(しかしトムトム>>続きを読む
これはレ・ミゼラブルの変奏曲なのでは。と思った(あと、井上陽水「いつのまにか少女は」も連想した)。映像は美しく、寓話的なストーリーと非常にマッチしていた。エマ・ストーンの演技はとにかく見事。マーク・ラ>>続きを読む