おはぎさんの映画レビュー・感想・評価

おはぎ

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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

2.8

『からかう』のは
好きよりもっと好きだから
って言ってたけど
そういう好かれ方は
私は嫌だなと思った。

海も山もある明媚なロケーションや
陽の光がたっぷり入る木造の校舎が
とても素敵だった。

その
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.0

阿漕なのも
清廉潔白過ぎるのも

結局
両極端なだけで
同じ事なのかなと思った。

ほどほどの緩さ
ほどほどに清濁合わせ飲むくらいが
丁度良い。

阿漕よりも
清廉潔白過ぎる方が
厄介なのかもしれない
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.4

どんなに辛くてどうしようもないことも
少しずつ少しずつ少しずつ
変化するのだなと思った。

そんな日々に
小さな虹がかかり

微笑み微笑まれる日が来る。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.5

エンディングの音楽が
この映画の全てを表していて

エンドロールの最後までが作品だった。

ミスチルは好きじゃないけど
この曲は素晴らしかった。

湖の女たち(2023年製作の映画)

4.6

ヤバい映画。

フライヤーとか事前の宣伝上映とかから
想像する内容の映画じゃない。

サスペンスとか少しホラーとか
そういう映画じゃない。

731部隊とか
生体実験とか
老人福祉施設の入居者殺人とか
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バジーノイズ(2023年製作の映画)

3.0

ストーリーはすごくシンプル。
わかりやすい展開。

主人公の2人がとても可愛いくて
画面のきれいな映画だった。

陸と航太郎の役者さんは2人とも、
誰かに似てる、誰だっけという雑念がずっと離れなかった
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.3

事実と真実は違う
真実は人それぞれ
真実は人の数だけある
潜在意識の奥の奥ではみんなつながっているなど

今の時代に対するメッセージのようなものが多く語られていた気がした。

誰もみんな呪にかかってい
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マイ・スイート・ハニー(2022年製作の映画)

3.0

普通に普通だった。

悪い人が出て来ず
ハッピーエンド。

映画最後のドライブスルー、
あんなのあったらいいなと思った。

あまろっく(2024年製作の映画)

3.5

人は見た目が9割と言われるけど、これはほぼ正しいと思う。

それは
顔の作りとか、服装とか
そういうものだけのことでなく
外から見て
「この人こんな人だろうな」っていう感じと中身はだいたい差がないとい
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.2

誰も悪くないのに
みんな辛い。

「もしあの時〜していたら」という
後悔みたいな気持ちが
ぐるぐるする。

でも
あの時〜しなかった。
それが答えだ。

輪廻転生のことがたくさん出てきたけど
今世はこ
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

2.8

終始入り込めない映画だった。 

ストーリーもイマイチだけど
森七菜さんが大学生から10年経ったという感じに見えず
とても違和感があり
ずっとそれが引っかかったまま終了した。

その中で
竹野内豊の病
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

思ってたよりずっと良かった。

ただゴジラの爆撃は核だと思うけど
放射能はどうなってるのかな?
人体に影響出てる感じがない。

そこだけ
ずっと引っかかりながら見てた。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.6

すごい映画。
(語彙が稚拙すぎるけど)

次作が観たい。

見に行く人は
しっかりpart1を観てからじゃないと
意味ない。

上演時間3時間だけど
ずっと集中しっぱなし。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.0

クジラたちの『たち』の意味がわかった。

映画全体的に
分かりやすいと言えば分かりやすいけど
やや深みに欠けるかなと思う。

その中で
宮沢氷魚がとてもよかった。
あんな人なんじゃないかと本気で思えて
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熱のあとに(2023年製作の映画)

3.0


『愛してる』って
おそろしい言葉だと思った。

狂気なのか
純粋に自分の気持ちに正直なのか
どう捉えれば良いのだろう。

ただこの
狂気めいたものは
周りの人達に伝染することは
わかった。

狂気の
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

大きな出来事が起きたり
事態が急展開するようなことはなく
淡々と日常が進んでいく映画だった。

ただその中で
少しずつ光を取り戻していく。

闇の中にいる時
自分一人で光を見出していくことは
無理で
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.4

8歳の男の子の
性自認の話。

本人も大変だけど
周り(親や兄弟姉妹)も
悩むだろうと思った。

家族が1番の理解者になることが
当人にとって最も心強いことだと
分かるだけに、

何とか理解し
受け入
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.3

「ままならないものだな」というのが
素直な感想。

ギャンブル好きのろくでなし親父のところは子沢山で
優しく穏やかで愛情深い夫婦のところには子供がいない。

子どもは育つ家を選べない。

コットの姉た
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.1

軽い気持ちで観に行ったけど
思ってたよりずっとよかった。

綾野剛と中学生役の子との組み合わせが最高で
2人が少しずつ変化していくところが
この映画の見どころだと思う。

それにしても
綾野剛はいい。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

『光と影』が
キーワードなのだと思う。

「泣き笑い」も
『光と影』なのか。

市子(2023年製作の映画)

4.0

『何事も当たり前だと思わず、
感謝の気持ちを持ちましょう』

とはよく言われることだけど


この映画は
『当たり前』のレベルの次元が違っていた。

人としての拠り所となるものがない。
それは
私たち
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MY (K)NIGHT マイ・ナイト(2023年製作の映画)

4.2

とても良かった。

セリフに
「救ったのか、救われたのか」
というのがあったけど

まさにこれが
この映画を端的に表していると思う。

人が人によって救われていく
お互いに。

その救いは
『救い』と
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正欲(2023年製作の映画)

3.6

『普通』という言葉の呪縛を
とても感じた。

どういう人生が
普通の人生なのだろう。

普通な生き方とは何?
と聞かれて

正解を即答できる人がいるのか。
そもそも正解があるのか。

多数の人々が歩ま
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コーポ・ア・コーポ(2023年製作の映画)

3.2

それぞれにいろいろ訳ありの人たちが

それぞれを
「まあいいんじゃない❓」って
ゆる〜く受け入れて

何かあったら
「あーあ」って受け入れて

入り込み過ぎず
知らんぷりもせず
暮らしている。

そん
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人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(2023年製作の映画)

3.7

若い時ってあんな感じだったなと
元アイドルの主人公を見て思った。

若い時は

存在していると思っている不安とか
漠然とした不安とかに
常にまとわりつかれていて

自意識過剰で
そのくせ
認識不足で
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鯨のレストラン(2023年製作の映画)

4.3

八木景子監督のトークイベント付きの上映回を観た。

鯨は子供の頃よく食べたていたので
(これで年齢がわかると八木監督も言っていた)
鯨を食べ物としても認識している。

流通が減って
食べなくなって久し
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

4.4

題名から想像していた内容と
全く違っていた。

深い話というような軽い感じでなく、
これから人が進んでいく近い未来を示唆しているように思った。

しかし全ての人がそうなっていくのか
同じ地球に住んでい
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.7

3時間越えの映画で
いろんな面で大丈夫かなと思っていたけど
全部大丈夫だった。

出てくる人のほとんどが

大きく傷付いている人。

それにどんな形で
とりあえず折り合いをつけて
生きているかが
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