あささんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

汚れだらけの世界。この世の積み木は今もずっとグラグラだけど、それでもこの世界を生きていくの。現実とかけ離れた場所で理想の世界を築こうとしても、真っ新だった世界にも道を阻む者は必ず現れるが世の不思議。嘘>>続きを読む

Tuesday(原題)(2015年製作の映画)

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it's a tuesday, so can i go to a dad's

アフターサンのプロローグ的存在と見て納得。アイス…?的なものを包丁で真っ二つにしちゃうのシンプルにびっくら。暗い部屋でソ
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夏休みのレモネード(2002年製作の映画)

3.9

"danny is in heaven."
"how do you know that?"
"faith."
とても良かった〜。「改宗」という肝の冷えるトピックからどう転ぶかと思ったら。「信仰」は僕た
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小説家の映画(2022年製作の映画)

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ホンサンス映画館向きとか思ってる癖に爆睡かまして何も覚えてないのです。気持ちよかった…いつかまた…。

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

哲学…。風の音で自分と世界とのつながりを見つけ、己の存在を再確認するの、尊いいのちすぎる。この人がリロ&スティッチやるの今から信頼しかなくなった。ディーンが監督本人本名なのエンドロールでオモロ!なった>>続きを読む

つみきのいえ(2008年製作の映画)

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時折見かけては観る機会が中々なかったんだけど何となく。ショートフィルムに人生が乗っかるともう…、もう弱いのよね…。それでも人生は続く、しっかりと食事を取る、これが人生の極論なのではとつくづく。積み重な>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.5

違和感。英語が公用語でアメリカの集落のように見えるのに、実際にベースになっている事件はボリビア、メノナイトという教派のコミュニティで起きたこと。2010年という設定もそのままだからン?が止まらなくて…>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

3.5

しっかりとフランス映画、しっかりと是枝映画。Qu'est-ce que la vérité が私の最終着地すぎて己の未熟さを痛感する。映画に共感なんて要らんと思ってるし「世界観」の次に嫌いな言葉は「感>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.4

he got no water where he lives.

結局映画館で見なかったミナリ。根を張ることは難しいね。水も無ければ神様も居ないと思ってしまう悲観的脳私。オス鳥の存在意義の話、「役に立
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.4

ドラマ版の方が面白いのかな〜?音楽のテイストと青春を大の字にしたような演出、好きだね〜って感じ。

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

倍速にせず最後まで見た自分を褒め称えたい。きさらぎ駅をネットで読んだときしばらく怯えてたけどこんな話だったっけ、答え合わせまでする勇気と気力は特になし。人は映画っちゅ〜かアトラクションが見たいのかねえ>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.7

サウンドバック観たい…。2時間あっという間。テンポよく上手にまとまってるし謳い文句通り「胸熱お仕事ムービー」。現実はこんなに綺麗じゃないという前提がチラつく嫌な頭もあるけど、アニメ制作の世界にこうして>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.9

声が届く世界

つまりそれに尽きるのだ。トリトンの言葉にはいくつもの意味が重なる。ポリコレだと騒がれた映画が故に色々と身構えたけど、今日私が見たのは紛れもなくリトルマーメイドだった。クソ備忘録です。
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セブン(1995年製作の映画)

3.7

ずっとclipに眠っていたセブン。こんなに文学古典の引用が多くて、なんかもっと大衆に解りやすい作品だとばかり偏見張ってたのでちゃんと面白くてワオだったし、ぶっちゃけゴーンガールもファイトクラブも>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

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コケてそうなのにちゃんと良くできてた…キャスティングスゲ〜…。永野芽郁の使い方が天才だよ〜エンドロールまで可愛い。『雨上がり』の監督と知って軽率に『キャラクター』も見たくなる。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.5

去年の12月に買ったのに、観るまでに半年かかった。トムジェリと呼ばれるのも納得だしDで言うところの不思議の国のアリス、ハニーハント(アトラクションやん)みもある、目がまわる映画。思わず「1960年代フ>>続きを読む

ミス・フォーチュネット/Miss Fortunate(2020年製作の映画)

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ベンウィショさん目当てに見ると、あのウィショーさんが猫を…猫を手で追い払っている…と軽く発作が起きそうなもの。女性だけで棺を担ぐシーンを見てそこまで強くメッセージを受け取れなかったボケ脳でした。久し>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭からズット「帰りてえ〜〜〜」って思ってた。『花束』の時も冒頭と見終えたときとで違う帰りたさがあったけど、今回もそうかも。いま点とか分からん。

まずさ、カンヌさ、クィアパルム賞っての辞めてみない?
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恋恋豆花(2018年製作の映画)

2.0

今日、それなりに酷評されている映画を見たのだけど、昨日これを見たから全然よく見えt…。逆にこのクオリティなの珍しい。豆花にも台湾にも一ッッッっ切の責任はねえ。ワンワンの恋恋豆花、わたしの青空娘、是ウチ>>続きを読む

スイートリトルライズ(2010年製作の映画)

2.7

今月は珍しく5冊本を読んだ(私にしては多い)。そのうちの一冊がスイートリトルライズだったので、帯に映画化っと書いてあったのもあり見てみた。

いやあ〜〜〜んでもまっっっじで気持ち悪いなあ!セックスシ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

Be whoever you want to be.

幼馴染たぬのリクエストにより、私も映画の気分になり、どうしても見たくなって遠くまで運転してもろた。すみません、所々寝ました…(またです)。でも最
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.9

待って、監督、オリジナル監督の息子だったんや…。junoとかtullyの流れから、何で急にゴーストバスターズ撮ったん?て思ってた…。て思うと、今作で世代間のバトンとか家族の絆がテーマになってたのは知っ>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

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とってもダラ見しちゃったな〜。エイドリアン・ブロディが好きだな〜。あ〜結局ウェス映画(に限らずではあるけど)ちゃんと映画館で見たいなあ〜。

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.8

あらすじとジャケ画でなんか見るの辛そ〜!とずっと思ってたけど、このお話で上手にポップにまとめてるのシンプルにすごい。勿論あ〜だこ〜だ言いたい部分はあるんだけど、その感情を引き出してくれる所も含めて良か>>続きを読む

江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

3.8

『結婚のすべて』以来の岡本喜八。『結婚』あまりにも良かったのは脚本と思っていたし、実際白坂さんの他の物語も超良かった(『青春娘』以外)けど、今日これを見て、あの冒頭からラストまでの目を見張る楽しさ、視>>続きを読む

響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)

3.6

見終わってから知ったけど、インド料理店の方が買付したの?!神様なんじゃない…?『ガリーボーイ』的な何かを想像して行ったのでビジュアル情報よりもマイルド…というのが正直な所感。出自だのでラベリングされる>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

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先生が黒板に書いた文字、仰々しい解説授業を聞いたら今の私は椅子からひっくり返って泣くと思うんだけど、高校生の自分がこのクラスにいたらどうしたかな。正義感ってグロいね。放っておけないんだもんね。ごめんほ>>続きを読む

すばらしき世界(2018年製作の映画)

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『青空娘』が期待を超えなかったことにより「世界に取り残されてしまった」らしいので口直しに見たけど(最低)想像していたほど鬱ではない…というか勿論すごく緊迫した40分間ではあったのだけれど、想像していた>>続きを読む

青空娘(1957年製作の映画)

3.0

監督と脚本のタッグで期待しすぎた全然スカッとせんかったです〜。これの翌年に『結婚のすべて』が出たの何で?全然何故?全然釈然としない何故???
※かれこれ1ヶ月弱楽しみにしてこのザマ
※今日もこれ帰って
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郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

3.8

気持ちよかったですわね〜。バビロンほど爆寝してないけど、ウトウト散らかした。ただし、こんなにも寝たことを後悔する映画はそんなに無かった(いつもそんなに反省も後悔もせず寝た寝た公言してるけど)。というか>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

3.7

長年気になっていたPKとは何ぞや、が解消された夜。スミマセン、後半結構ウトウトでした。初っ端から映画何本見てるん展開だし、最初のブルージュ、可愛いけど要らんやろとか少しでも思ってしまってすみませんでし>>続きを読む

妻は告白する(1961年製作の映画)

3.8

「女の心には愛があるだけ」「そんな女を、馬鹿だとか気狂いだとかいうのは男よ」
主語がデカいのは嫌いだけど、ク〜。愛してなかったね。愛が全然違った。

それにしても気づけば始まっていた。聞き取りやすい…
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淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

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ノリノリで観始めたものの全然入ってこなくて全然駄目だった。秋刀魚の味あたりから始めたい…いつかリベンジ…今じゃない…。