nonさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

昼顔(1967年製作の映画)

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主婦の売春という設定が攻めていてすごい。
まるで現実のことかのように幻想を映し出し、どこまでが幻想なのかわからなくなるような演出が面白かった。
皆さん各々特殊な性癖をお持ちでドン引きしてしまった笑
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

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映像や音楽が本当に美しい。一瞬一瞬が絵画のようで見惚れてしまう。映画全体を包み込むような静けさや儚さ、物憂げな雰囲気に思わず惹きつけられる。

ただストーリーが私にはどうしても受け入れられない…キツい
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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独創的な色使いや小道具、第四の壁の突破、時間の流れがわからなくなってくるような構成などどこまでも自由な映画だった。なにがなんだかわからないけど魅了された。これがゴダールかぁ〜〜

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

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音楽が本当に最高。
イージー・ライダーのプレイリスト流しながら広大な自然の中ドライブしたすぎる〜

見渡す限り広がる荒野や賑やかな街中をバイクでどこまでも疾走していくのが気持ちいい。バイクに乗っている
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昨日・今日・明日(1963年製作の映画)

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構成が特徴的なオムニバス形式。
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニがそれぞれの話ごとに性格も雰囲気も全く異なる別人を演じていて、改めて役者の演技の幅すごいな〜ってなった。話によって2人が演
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わんぱく王子の大蛇(おろち)退治(1963年製作の映画)

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観る前は「まあいうて昔のアニメだしな〜」とか思ってたけどしっかりクオリティ高くてびっくりした!
登場人物たちの動きはすごく生き生きとしてるし、海の波や泡、水しぶき、炎、雷とかもめちゃくちゃ迫力があって
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8 1/2(1963年製作の映画)

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幻想と現実のシーンの境がだんだんわからなくなって、曖昧で不思議な世界に引き込まれていくような感覚になった。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

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登場人物みんな悪人。
金を稼ぐためならケロッと平気で嘘をつきまくる一家の姿も、女をめぐるドロドロも面白かった。
カメラワークも独特で楽しい。

椿三十郎(1962年製作の映画)

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三船敏郎かっこいいなぁ……
思わず話を聞いてしまうような、付いていきたくなるようなオーラは本当にさすが。今作はそんな彼の頼もしさが存分に堪能できて最高だった!

三十郎に金魚のフンみたいについていく9
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瞼の母(1962年製作の映画)

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母親の姿を追い求め続ける忠太郎の切なさ、それぞれの気持ちのすれ違い、覚悟に胸が締め付けられた。
表情をしっかりと捉えるクロースアップが印象的だった。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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これが実話を基にした話なのが本当にびっくり。みんなの夢すぎるでしょ。
ゲームの画面が現実に飛び出してきたかのような演出がめちゃくちゃ良かった。2つの世界が繋がっていくような感じがしてわくわくした。
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

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緻密な構図、カット割り、細部まで指示され作り上げられた俳優の動きと台詞。「これぞ小津調」という感じで面白かった。
先日『アステロイド・シティ』を見たばかりだからか、めちゃくちゃウェス・アンダーソンみを
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キューポラのある街(1962年製作の映画)

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吉永小百合さん綺麗。
熱心に勉強して逞しく生きている子どもたちの姿が印象的。
貧富の差や性暴力、在日朝鮮人への差別、帰国問題など重い問題も描いていて、残酷さに苦しくなった。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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固定カメラでのワンシーンワンショットの演出がシンプルな感じでお洒落。
なんともいえない関係が愛おしい。おばあちゃんめっちゃ好き。

秋津温泉(1962年製作の映画)

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めっちゃメロドラマって感じ。
季節、年月の移り変わりが感じられる景色が美しかった。

妻は告白する(1961年製作の映画)

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胸ざわつきまくり。怖い。
最後のショットが印象的だった。

豚と軍艦(1961年製作の映画)

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今村昌平の「重喜劇」の確立。社会の最下層の人々がエネルギッシュに描かれている。
ラストの豚の大群怖かった。

日本の夜と霧(1960年製作の映画)

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長回しを多用していたり突然一時停止して語りが入ってきたり、演出が独特。
時代背景・政治性が色濃く反映された激しい作品だった。大島渚監督自身の言葉が込められているんだろうな。

「若者たちよ〜体を鍛えて
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リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

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冒頭からウエスタンな音楽にワクワクする。
これぞ!って感じの早撃ち合戦がかっこいい。派手な爆発も楽しい。衣装とかセットもすごく良い。やっぱり西部劇大好きだ〜!
途中のデュードやコロラドたちが歌ってると
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

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やりたい放題で自分勝手で本当に「勝手にしやがれ」って感じだった。

カメラワークやカットが独創的で面白い。繋がっているようで繋がっていないショットを連ねていく演出が不思議だった。
音楽もお洒落で独特の
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東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

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主人公の伊右衛門がどこまでもクズすぎる。
お岩の特殊メイクが凄い。
幻覚が見えたときの劇的なカメラワークと音楽が強烈。

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

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ドタバタで大胆な展開が楽しくて最後まで飽きない。コミカルな表情や仕草、会話に思わず笑ってしまった。
女になって初めて気付く、女性が日々晒される性的な目線も描いているのも面白かった。

そしてもちろんマ
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

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とんでもないパワーを持つ強すぎるブラックアダムの不器用さや堅物な感じがどこか愛おしくて面白い。「正義か悪か」ではないところや、一般市民を立ち上がらせる存在だというところがすごく好き。
アダムはもちろん
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いとこ同志(1959年製作の映画)

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腐りまくりのお金持ち学生。自分の生活と違いすぎて面食らったけど面白かった。
俳優さんたちもすごく良かった。
シャルルに同情しながら観ていたので最後の方は情緒おかしくなりそうだった。シャルル〜泣

めまい(1958年製作の映画)

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脚本が面白すぎて「してやられた〜!!」ってなる。
不穏さが漂うオープニングに始まり、「めまい」の表現方法や独創的で強烈な幻影(悪夢?)の場面など演出もすごく面白い。
衣装も素敵だった。

無法松の一生(1958年製作の映画)

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松五郎の真っ直ぐな人となりに魅了された。
小太郎もめちゃくちゃ可愛い。運動会で一生懸命応援してるところ可愛すぎる。
人々の活気がこちらにまで伝わってくる生き生きとした映画でありながら、哀しさもある、人
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捜索者(1956年製作の映画)

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雄大な自然の景色が本当に綺麗でそれだけでもう圧倒される。広い画角でその美しさ、雄大さを余すことなく映し出すショットが気持ちいい。
爆走する馬から転げ落ちるアクションが凄い。
差別的な描写にはウッとなっ
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狂った果実(1956年製作の映画)

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正直「なにこれイヤな話」と思っていたら最後に狂気が爆発していて強烈だった。

時代背景とかがあまり分からなくて「こんなことある?どんな時代??」となってしまってついていけなかったところもあったから調べ
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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

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物語の舞台は自分にとって全然知らない、馴染みのないところだけど、なんだかその場の雰囲気が画面越しに伝わってくるような感じがした。
どうしようもない人たちのどうしようもない人間関係。

七人の侍(1954年製作の映画)

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それぞれの個性が際立っていて、登場人物一人ひとりに深みがある。
ダイナミックな映像に圧倒される。

東京物語(1953年製作の映画)

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ゆっくり迫ってくる老い。変化する親子関係。
映画全体を包み込むような静けさになんだか胸が締め付けられた。淡々とした小津調の演出も染みる。

とみさんと紀子さんのやりとり、2人とも優しくて穏やかな気持ち
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

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ジェームズ・ディーンかっこいい。男前。
赤いレザージャケットを羽織った姿がめちゃくちゃ絵になる。
不良たちがだいぶやりすぎていてびっくりしちゃったけど、いろんな問題抱えたティーンたちの素直じゃない感じ
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近松物語(1954年製作の映画)

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物語が進むにつれてそれぞれの人物の感情が露わになり、顔つきも変化していくのが面白かった。特におさんの変化が顕著だった。最後の2人の表情が印象的。
空間や光の使い方などの演出も見応えあった。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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「かっこいい」を存分に浴びれる傑作。
映像の迫力が圧巻すぎて感動する。
映画って最高だ〜

OneRepublicのI Ain't Worried良すぎてずっと聴いちゃう。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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これまで観たウェス作品の中でもかなり上位で好きかも。まず物語の舞台と設定が好みドンピシャ。セット・小道具・衣装や色彩がめちゃくちゃ可愛くて刺さりまくりだった。画面見てるだけでずっと楽しかった🏜️🛸
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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こんなのもう大好きでしかない!!
ファンタジーの世界観、美しい景色、魅力溢れる個性的なキャラクターたち、はみ出し者が集まったチーム、大胆でわくわくする作戦、クリス・パインの歌、デブドラゴン……
もう大
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