このレビューはネタバレを含みます
オリジナル脚本、しかも面白いやつきたーー♪これは経験者同士で語り合いたいやつ(爆)冒頭、不倫相手が目の前で轢かれて救急車呼ばないで見捨てる心理がわからない・・・私には無理と思ったけど、ここまで自分を守>>続きを読む
初めはアイナ・ジ・エンドの癖のある話し方が気になるのとふわっーとしたお話だなと思って観ていましたが、イッコのキナ臭さが出てくる辺りから、バラバラだった話が渦を巻き始めた。それぞれが傷とやりきれなさを抱>>続きを読む
ランティモスはいつも人間が愚かさに翻弄される姿をシニカルな笑いをもって描くが、今作は少し様相が違っている。ベラ以外の登場人物全員が、自身の凝り固まった考えやしがらみに囚われているからこそ、真っ新に生ま>>続きを読む
原作から読んでいて好きなシリーズだけど、本作は原作では描かれていないのでオリジナルなのかな?ダラダラ続けて後半失速していた本編と違い、独立しているお話なので、スッキリしていて良かったです。若き日のスノ>>続きを読む
「恋空」みたいなSNS中心のラノベという前情報がノイズになってしまっていたけど、中高生が感情移入しやすい作りと分かりやすさだったので、戦争ものを避けがちな年齢層に観てもらうには良い作品だと感じました。>>続きを読む
原作未読です。成島監督が安パイに置きにいった感じ。重すぎず軽すぎず。生きてたら助けて欲しくても「助けて」って声に出せないことっていっぱいある。虐待もそうだけど、他の事でも大人になっても、親友がいても「>>続きを読む
キャラクターの再現度、原作との違いばかりがクローズアップされていて、内容に関する記事があまりなかったのでどうなんだろう?と思い、観てみました。原作はあまり観たことがなかったけど、アニメを流し見してるこ>>続きを読む
ティム・バートンの世界観だと思って観るの躊躇してたら、大好きな「パディントン」の制作陣になってる!!「パディントン」のあの紙芝居や絵本の中のような可愛らしい世界観そのままで、ちょっとウェス・アンダーソ>>続きを読む
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やはり神木隆之介は凄かった。過去イチレベルの凄まじい気迫の名演だった。壊れた人間と怒りと深い闇と混乱を見事に混在させてて観ていてゾッとするレベルでした。てか、ゴジラの基本知識も興味もそんなにない状態で>>続きを読む
字幕吹替鑑賞です。米アカデミー賞獲るだけのことある!ダークホースで見逃してました(><)自分と家族を信じる強さと家族を許す優しさでいっぱいの作品でした。家族の中だからこそ感じてしまう孤独や逆に一緒にい>>続きを読む
石井裕也監督のファミリーものとも相性悪いです・・・。本作も予告編では勢いのある感じなのかなと思ってたけど、ほんわかファミリー映画だった。それに父親がワケありDVなこと以外はいたって普通の家族でダメダメ>>続きを読む
予告編の印象で「トワイライト」シリーズみたいなダークロマンスかなと期待して鑑賞したらドンピシャ。心を壊された少年少女が愛を取り返すまでの物語で、王道の学園ラブに加えて孤児院の闇、集団訴訟なども入り込ん>>続きを読む
フランス人が愛と性をどれだけ大切にしているかが賞レースの結果なんかを見てもよくわかる作品。でも「ディーパン~」の監督と相性悪いですよね、私。良くもなく悪くもなくに感じてしまう。キャストが好みじゃないと>>続きを読む
原作未読です。この手の作品で原作が漫画ではなくラノベなのが珍しいと思いました。原作では「嘘をついた罪悪感」がもっと深刻に書かれてるしっかりした小説のようですが、どうしても10代向けのキラキラ学園映画に>>続きを読む
ノルウェーの映画(合作)。北欧のこの手の作品のエグさと鋭さは相当ですよね。それこそシグネと同じで、普通の人々が飛び越えることを躊躇するボーダーラインがない。ボーダーラインがない人は一般的に見たらおかし>>続きを読む
佐藤監督は長い漫画原作をポイントは外さずに再構築して映画の短い時間で完結させるのに長けている監督だと思っているのですが、「キングダム」シリーズは何作まで予定されているのでしょうか?今回は人間関係よりア>>続きを読む
クドカン作品の中でもかなり上位に入る「ゆとりですがなにか」。やはり安藤サクラ参戦が大きくて彼女が演じる茜が可愛いんです(^^) でも、ドラマと同じテンション、規模だったので、映画にする意味はないかな。>>続きを読む
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原作未読です。うっわ、荒井晴彦らしい男性よがりな気取った勘違い男の台詞てんこ盛り過ぎて腹立つ~。え?原作がそうなのかな?そうだったらごめんなさい。「幼な子われらに~」くらいまでは好きな作品たくさんあっ>>続きを読む
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無戸籍児、ヤングケアラー、性的虐待・・・子どもが抱えたくない問題全部乗せ状態の市子。すべては親のせいで本人には何の責任もない苦渋の人生なのだが、殺人だけは別。しかも一度ではないので仕方なかったとも言え>>続きを読む
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生贄にはされたけど、何とか脱出してふたつの国を救う話かと思ってたら全然違った(笑)清々しいまでの勧善懲悪&2時間弱ですっきり片付くバトルもの。和解して両国の未来の為に一致団結するんじゃないの?と苦笑い>>続きを読む
愛とエゴ。バランスですよね。浩輔の愛で龍太は救われた部分もあるけれど、浩輔のエゴで肉体的にも金銭的にもきつくなり、身体が限界を迎えてしまった。愛に盲目状態だった浩輔は龍太の身体の弱さとやつれていくのに>>続きを読む
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脱北ものは綿密な取材の上で描かれている作品が多いので「事実は小説より奇なり」なスリリングな展開が多く面白いものが多いのですが、本作は「人が人として生きる」リアルを優先しているので、韓国エンタメにありが>>続きを読む
主要キャストだけでなく脇役まで超豪華キャストが勢揃いしたのは、監督や制作陣の人脈だろうか?その豪華キャストを生かしきった完成度の高い作品だった。月並みの言葉になるが、優しくて温かい魂の鎮魂歌。長澤まさ>>続きを読む
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愛憎は厄介だ。愛が深いだけ執着し、本当に紙一重で永遠の憎しみに変わってしまう。オリヴァーの場合はフィリックスに意図的に近づいた筈だったが、彼のキラキラした一点の曇りもない魅力にヤラれ、さらに自分との外>>続きを読む
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伝えないことで守れるもの、傷つけるもの、守ろうとしたが故に取ってしまった間違った選択、人々が無意識に行ってしまう加害的な言動、それぞれの思惑から生まれた混沌の悪意はルーレットのように一人をめがけて直撃>>続きを読む
本作は高評価だったので期待値を上げてしまっていた部分は否めませんが、あれ?刺さらんぞ?(爆)人の本心は自分であっても家族であってもわからない、そもそもわかるってどういうことかわかってる?って話ですよね>>続きを読む
ラストの対話にガツーンとヤラれて鼻がツンとなった。「性」という永遠のテーマを朝井リョウはこう描いたのか(原作未読)。性は面倒くさい。本当は性を介したくなくても、介することがメジャーだから、相手が求めて>>続きを読む
山田杏奈推しです。俳優陣の魅力だけで繋げているような作品でした。日本の宗教的な行いをやりがたる人々って海外のように絶対的な妄信ではなく「どうかそうでありますように」みたいな願い要素の方が多い。だからい>>続きを読む
今回は羊さんが終始可哀相・・・(^^;)「キングスマン」シリーズは毎回、面白い戦い方を披露してくれるが、本作ではラスプーチン(リス・エバンス)がロシア風というかバレエ風の昔の人形劇みたいな戦い方が面白>>続きを読む
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この手の作品をなぜ熊切監督が?という興味から鑑賞。しかも「ライアー・ゲーム」の監督と組んでる、不思議な組み合わせだったもので余計気になりました。物語が進むにつれ、納得。這いつくばって生きる人間の底黒さ>>続きを読む
極寒のアンデス山脈で72日間!!恐らく、私が観たことのある生還モノで最も遭難期間が長いです。冒頭の墜落の瞬間の機内映像を筆頭に、彼らに何度も降りかかる自然の脅威の結果も、過去一エグかったです。若さとラ>>続きを読む
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愛は盲目的なもので価値観は現実のもの。相反するものなのにこの二つはいつもセットだ。そして悲しきかな、結婚生活も現実なので、愛<価値観が勝っちゃうんですよね。結構ぞっとしたけど、サスペンスでもないし、S>>続きを読む
ヒーローもので初めて主要な賞レースを獲ったということで観てみました。チャドウィック・ボーズマンの死後の物語をどう展開していくかも気になりましたし。でも元々、シュリが2代目ブラックパンサーなのは決まって>>続きを読む
評判の良さに影響されてるのかも知れないですが、「海底47m」「オープンウォーター」などと比べると同じB級な入り口なのに、どんどん追い込まれていくストーリーと二人の奮闘に気づいたらがっつり引き込まれてい>>続きを読む
わ~これ、原作がJ.K.ローリングの頭の中にしかない上に細かい設定まですべて決められているから、ついていくの大変!!原作の世界観に慣れていない人だと「そんな細かい設定どこにあったっけ?」となるだろうし>>続きを読む
「無知は罪なり」。炎上するかも知れませんが、ここ数年、この言葉が幾度となく浮かびます。噂の真意を確かめるどころか、自分たちでまた新たな根拠のない吹っ掛けをし、混沌を招く。日本は当時も今もこの混沌を隠れ>>続きを読む