bebeさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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愛について書く(2019年製作の映画)

3.2

2人の脚本家がある脚本の推敲を通して愛について思考していく。脚本自体が具体例となって、現実と映画作品を行き来する形式が面白い。テーマがテーマだけに説教くさいし、無理やり分類するなら「ドキュメンタリー」>>続きを読む

名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

3.2

劇場版第18弾
登場人物が回を重ねるごとに人間離れして、
コナンくんはあらゆる法に触れる。

「記録。」「了解。」
のレビューが多くて笑った。
了解ってなんなん笑笑

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.0

いい意味でジブリらしさの薄い作品だと思っている。

本から始まるあたり、文学家ほいほい。
勉強しなきゃいけないのに小説に手が伸びる感じ、マジでわかる。雫の「物語を見つける目」みたいなのもちょっと尊敬。
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ハンナ(2011年製作の映画)

3.3

まあいいのですが、厳かで知性あって、美しくて謎めいて、残酷で強い。世界観はSF近未来。抽象概念を詰め込みすぎた映画。

実際、したかっただろうことは出来てる。でもちょっと重い。良くないぼやけ方をしたタ
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インセプション(2010年製作の映画)

5.0

これぞクリストファー・ノーラン監督。
世界観に引き込まれる。

別世界の描き方でノーラン監督に並ぶ人はいないんじゃなかろうか。別世界とは言っても距離的に遠く離れた世界のことじゃなくて、今も常にこの世界
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

もう『ジュラシック・パーク』から観続けてるので、何があったって面白いはおもしろい。ただ、映画として見ると、ストーリー自体は前作までで終わっちゃったのかなという印象。今作は卒業式ってところだろうか。レッ>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.6

あらゆる乗り物の破壊方法の百科全書たる作品。急激に進行する近未来感とディストピアで迷子になる第2作。いよいよ置いて行かれた3作目って感じ。

どういうわけかやたらと有名だし、アマプラ配信終わるみたいだ
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.7

2016年版『この世界の片隅に』に追加シーンが挿入されて、168分という『インターステラー』や『ゴッドファーザー』シリーズばりの大型映画に。
とはいえ個人的にこの拡大は必要だと思っていて、2016年版
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.9

169分は長かった!
が、映画作品としてこの上なく良い。3時間弱の長尺も苦にならない佳作。

思うに、人の心には力が宿ってる。SFだからとか、人間、思いやりが寛容とか、そういうことじゃなくて。
エネル
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オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

3.2

病気・恋愛の王道コンボ。
実はなんですね!ってリアクションもやや食傷気味。ただそれとは別に、いい映画だったのは間違いない。普通にいい映画。

湿っぽい感じとか、苦悩と憤りとかではなく前向きに「今」に徹
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

次作(?)
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(2019)を鑑賞後に遡る形で。

レビューはそちらに。
ただ一つ、めっちゃ長いけど2019年版の方がおすすめできる。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.9

一般的に、フランス文学で最も有名な作品といえば『レ・ミゼラブル』か『ボヴァリー夫人』なんじゃないだろうか。知らんけど。フランス19世紀の小説はおもしろい。

『レ・ミゼラブル』はフランス革命後の混乱期
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.8

adoのLIVEとワンピースの映画を、映画料金で同時に見れる感じ。

音楽が豪華なので映画館で観たいのも納得。曲数も再生時間も長めなので、苦手な人はいるかも知れない。

とはいえ『スタンピード』よろし
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.9

三国志ではない。が、んなことは観る前から、なんなら公開前から知ってたまである。
想像以上のキャストの無駄遣い。終始笑える映画。
ドラマ/アクション/コメディ/戦争というジャンルすら面白い。

振り切っ
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.2

実写映画。
キャストが豪華。
原作コミックスを読み進めてから観ました。

これは私見なので異論はあると思うのだけど、主人公が弱くてダメな作品って、漫画とか本とかDVDなら自分のペースで進められるけど、
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ザ・リング(2002年製作の映画)

3.1

『リング』貞子の怖いところが完全に西洋に寄って行った感じがした。そりゃそう。アメリカの制作なんだから。
というわけであまり日本の『リング』に囚われずに見ることをお勧めします。

で、そういう西洋らしい
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シュヴェイクが行く!「行き先はどこだ?」(1954年製作の映画)

3.2

チェコ語の授業最終回(まだ後期もある)で観た。3冊観たので全てまとめて書きます。他に作のレビューは同文。

ちなみに見たのは以下3作
1.『コニャックを探せ』
2.『列車騒動をおさめろ』
3.『行き先
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シュヴェイクが行く!「列車騒動をおさめろ」(1954年製作の映画)

3.3

チェコ語の授業最終回(まだ後期もある)で観た。3冊観たので全てまとめて書きます。他に作のレビューは同文。

ちなみに見たのは以下3作
1.『コニャックを探せ』
2.『列車騒動をおさめろ』
3.『行き先
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シュヴェイクが行く!「コニャックを探せ」(1954年製作の映画)

3.1

チェコ語の授業最終回(まだ後期もある)で観た。3冊観たので全てまとめて書きます。他に作のレビューは同文。

ちなみに見たのは以下3作
1.『コニャックを探せ』
2.『列車騒動をおさめろ』
3.『行き先
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(1965年製作の映画)

3.4

めっちゃ怖い。
チェコアニメーションあるあるかもしれないけど、人形劇のポップさーと言っても、もともと不気味なデザインなんだけれどーに頼ったあまり隠す気のない社会風刺が見所。前面に押し出した社会風刺、特
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スター・トレック(2009年製作の映画)

4.1

ハマりそう。やめてほしい。レポート期間なのに。ハマったかどうかは次回作以降のレビューを確認のこと。

スタートレックリブート第1作。
スタートレックを観たことはなかったんだけど、先日『500ページの夢
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

実写映画の成功例に数えても良いのでは、という作品。異論は認める。

キャストも個人的には結構ハマってて、ワクワクしながら観れました。

隠すつもりもないワイヤーアクションはご愛嬌。それはしゃーない。

ハッピーメール(2018年製作の映画)

3.0

マッチングアプリの長編PRと言われても納得できる作品。
YouTubeのShortsとかでよくある「一般〜の1日」を複数回ぶっ通しで見た感覚。

特にどうということもなく。良くなかったが悪い点があるわ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.4

一言で映画の感想を言うのであれば「まじで草」。

開始10分で面白い。
なぜそんなスピードが出るのか
それはダニエル・ラドクリフにさせることなのか
そんなことは一切わからないけれど、アクアマンが爆誕。
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囚われの女(2000年製作の映画)

4.8

プルーストの『失われた時を求めて(原題: A la recherche du temps perdu)』を「もとに」、大胆な脚本が書かれた作品。大学でこの映画のことを聞いてみると、プルースト界隈では「>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.1

バズ・ラーマン監督作品。
『ロミオとジュリエット』『ムーランルージュ』『華麗なるギャツビー』が浮かぶ演出。ちょくちょく説明臭くなるのも、主人公とは別に、その近くにいる人が語りを兼ねるのもすごく「らしい
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劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(2017年製作の映画)

3.5

バスケ漫画の中では僕はこの世代です。
でもスラムダンクも読んだ。

奇跡の世代+αのとんでもバスケットが堪能できる。全員やばすぎてやばい。
あとこの映画が後日譚として本編と繋がっているのなら、赤司の無
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

3.4

入場特典のイラスト色紙が良い。

例によって良い作画。

ここから映画はそんなに関係ない。
ただやっぱあの個性社会が抱える問題は大きいよね?ヒロアカ見てると戦闘に不向きな個性つらいなーって思いがちだけ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

これは数年前にJAL(だったかな?)のLHR行き航空内で観ました。楽しみでドキドキしていて寝れなかったから観た、程度のものですが、やっぱり良かったです。

ヴェノムを観にきたわけで、ヴェノムのCGとヴ
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.3

イギリスに支配されたアメリカというSF設定における革命の話。言うなればアメリカ独立戦争の再来。印紙法や茶法への反発を発端に起こった革命は、ここでも過度で理不尽な支配をへの反発から繰り返されることに。>>続きを読む

赤ずきん(2011年製作の映画)

3.4

赤ずきんと人狼が結びついてサスペンス調に、という構成がそこまで珍しいわけじゃない。でも映像美と豪華なキャストさんで、結局はすごく印象的な映画だったなという感想。

童話を基にしながらもリアリティとシリ
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ゴースト&ダークネス(1996年製作の映画)

3.0

タイトルと内容の乖離がとんでもなく大きな作品。ゴーストとダースネス、二匹のライオンは、勇猛な百獣の王のイメージは完全に後退して、純粋な理不尽とか、恐怖の対象として名付けられてる。

白人支配に対する反
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.7

すごく難しい映画。海外の人に向けて「大正デモクラシー」をテーマに映画を作るようなもん。ドレフュス事件について予備知識をつけてから行くことをおすすめする。
もちろん、史実ではなく(作中にはréelって書
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.3

一作目より現実離れしている。3作目以降のディストピア的な世界観にマッドマックスシリーズを繋いでくれる感じ。

『スターウォーズ』とか、『ローグワン』みたいな、他の惑星って言われた方がしっくりくる。登場
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

前作に続き非常に面白い映画。
よくある「世代交代」もの続編だろうという先入観を持っての鑑賞。いい意味で裏切られた。もちろん新世代教育は続編制作のポイントの一つではあるんだろうけど、引き続きトム・クルー
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