Shunさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

見終わった後にこんなに胸の奥がじわじわ温まる映画久しく観てない。

オリジナルのフランス映画である『エール!』を限りなくリスペクトしながらも、琴線に触れる脚色や演出、キャストの演技がルビーの〝あいのう
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.6

ライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンスが共演し、格闘し合うというそれだけでも観る価値あり。

特にプラハでの市街戦はとにかくド迫力。路面電車と車を巻き込んだスケールある戦闘シーンを見ていれば、そりゃ
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

月が地球に落下するっていうぶっ飛んだ発想がユニークで、エメリッヒ監督お得意のディザスター感がぎっしり詰まったスペクタクル巨編。

実は月は巨大な建造物だったという事実だとか、自我に目覚めたAIの反乱に
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ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.6

Filmarksのオンライン試写会にて鑑賞。

結婚10年目を迎えるも、すれ違いにより今にも夫婦生活が破綻しそうなラファエルがある朝目覚めると、状況も立場も異なる別世界にいることに気づく。妻と再び結ば
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アス(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

恵まれた生活を送る私たちに貧困の存在を投げかける社会風刺のこもったホラー映画。

一家の前に現れるクローン人間のレッドたち、彼らを殺すチャンスがいくらでもあるはずなのになんで一家と対峙して語り出す?っ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

持ち主のいないボーとの再会により、
これまでアンディや仲間たちの事を一番に思ってきたウッディに心境の変化が訪れる。

子供部屋という限られた空間から解き放たれ、
“誰かのため”ではなく“自分のため”に
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.7

バレリーナになりたい、そして生物学的に女の子になりたいという2つの夢に向かって直向きに
努力するララ。
その影で、生まれ持った身体のコンプレックスを押さえつけ、必死に抗おうとする苦悩の果てに
彼女がと
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ブレス あの波の向こうへ(2017年製作の映画)

3.5

試写にて。

スタートは同じでもやがて生じる‬
‪友との優劣に、募る焦りとライバル心。‬
‪誰もが感じたことのあるあの感じが‬
‪プレイバックしてくる。‬

‪主役の少年の瑞々しくも自然な演技に‬
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

試写会にて鑑賞。
生涯何度でも見返したくなるような、美しく、輝かしい、宝物のような映画に出会えた。

風光明媚な北イタリアを舞台に、17歳のエリオと大学院生であるアメリカ人青年のオリヴァーとの恋を描い
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