Renzさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.4

コミカルだが小洒落ている雰囲気、音楽、
セットの色合い、特徴的なカット、そしてエイドリアン・ブロディ…

この既視感の連続はまさしくウェス・アンダーソン。
でもお洒落感や画作りの見事さは本作の方が負け
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

石ノ森章太郎オマージュが多い作品。
特に漫画版仮面ライダーの影響を受けているが、他の石ノ森作品のものに似たキャラが登場する。
オマージュ作品としては根本的な問題あり。

その問題は最後にして、まずは良
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刑事ジョン・ルーサー: フォール ン・サン(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この手のサスペンス映画は好きだけど、ドラマシリーズ続編的映画版をドラマを観てないのに観るのはどうかとも思いつつ、予告のルックが良くてイドリス・エルバ主役にアンディ・サーキス犯人だったら観ないわけにはい>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.7

日本ではシンカメに客と上映館数を奪われてそうで、アメリカではクリードとアダムドライバーの恐竜のやつ、さらにはジョン・ウィックもこれから来るという大変な目にあってる本作。

ストーリー、アクション、CG
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.9

続きものの漫画原作アニメのオリジナルストーリー映画あるあるである、これ原作のどの時点の話なのよ問題は本作もある。
いた仕方なし、とはいってもやっぱり気になるよ。

そもそも海賊は悪者というのはワンピー
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

スピルバーグの自伝的映画、という触れ込みだが少し違うので注意。

怖がりのスピルバーグは自分の恐怖体験を映像として残すことで乗り越えてきた。
本作は自身のある意味一番のトラウマである両親の離婚を描いた
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.1

下品なギャグにアクションに家族ドラマ
この雰囲気どこかで観たことあるなと思ったら、まさしく劇場版クレヨンしんちゃんではないか

移民問題、セクシャルマイノリティ、人生、家族…
様々な問題にマルチバース
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

2/17は午前中に本作、午後にアントマンクワントマニアを観る予定だったけど、アントマンを優先して本作は後日にまわした。
結果それは正解だった。本作のインパクトが強すぎてアントマンの内容が頭に入らなかっ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.9

量子世界はまるでスターウォーズみたいな世界で、反乱軍もあるしいろいろな種族もいるし、そんなところはフレンドリーなクリーチャーが出てくるだけでニッコリしちゃう自分のようなチョロい奴にはとても良かった。>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.6

バビ体験してきた。

はじめの乱痴気騒ぎや下品なシーンもいうほど汚く感じなかった。
おそらく象さんはあんな出し方しないし。
乱痴気騒ぎもやってるのはモブだけであの場で女王と化してるはずのマーゴット・ロ
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

夢枕獏原作の小説を谷口ジローが漫画化し、その漫画をアニメ化したフランス映画という変わり種な本作。

漫画をもとにしているとはいえ日本の描写は素晴らしく、気になったところはすでに指摘している方もいるけど
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

呪術廻戦の前日譚でコミック1冊分で終わる内容を映画にしている作品。
分量もちょうど良く、間延びするところもなく本編を知らなくても楽しめるようになっている。本編知らないと分からないキャラは出てくるけど。
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.7

こんな良作映画がなぜ劇場公開されなかったのか。
部族主人公だからか、有名俳優が出演してないからか。
こういう作品が企画段階で終わらず観られるのは配信プラットフォームがある利点かもしれない。

今作のプ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

羊人間のインパクトはあったけど、内容のわりに長くないかな。
アダちゃんは不気味というより可愛くみえ、ペートゥルの心の変化も理解できる。
夫婦がアダちゃんから目を離すシーンがいくつかあり、なんとなく娘を
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

実在する普通のセールスマンだったが、スパイとして協力し、キューバ危機を回避する一助となった人物の話。
事実を元にしており一般人でプロのスパイではないので、スリリングな展開は少なくアクションはない。その
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

人間関係リセットしたくなるときって誰しもとは言わないけど結構あるだろう。

殺風景な島の田舎で、会うのはいつも同じ人、他愛のない話で一日が終わっていく。そんな状況に嫌気がさした、辛気くさい顔したブレン
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.3

ギレルモ・デル・トロでピノッキオやるならかなり異形愛の物語になるだろうと観てみたが、異形の目から命、人生を描く素晴らしい映画だった。最後に両親に捧ぐと出されたら、思わず泣いてまうだろ。卑怯だぞ。。>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

プライベートライアン以降、戦場をリアルに描く戦争映画が増えたがこの映画はリアルなだけではなく主人公は主人公らしくせず、あくまで数多くいる普通の兵士。
ハリウッド映画だと普通の兵士のつもりでもヒロイック
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.8

チャンベ演じる刑事が陸軍士官学校生徒のエドガー・アラン・ポーと組み殺人事件を操作するミステリー映画。

派手なアクションもなく、コメディ要素もない、常に辛気臭く暗い雰囲気が続く為、かなり人を選ぶ。でも
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

ケネス・ブラナーの子供の頃、ベルファストのプロテスタントとカトリックの争いに巻き込まれ引越すまでを描いた作品。

子供にとっては宗教の派閥争いなんて関係なく生活しているが、否が応でも巻き込まれていく。
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.3

エルビス・プレスリーのブラックミュージックに対する影響とリスペクトから音楽性を、トム・ハンクス演じる大佐と呼ばれる極悪マネージャーとの関係を主に彼の人生を描いた映画。

日本ではボヘミアン・ラプソディ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

チーズバーガーが食べたくなる映画と聞いて観てみたけど、まったく同じ感想だった。

クローズドサークルものだが、ただのサスペンスものとは違うので、どんな展開になるのかとダレずに観ることができた。

最後
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.6

なんかキャストは豪華なのにダメ映画みたいな扱い受けてるので、どんなもんかと観てみたけどいうほど悪くないではないか。

真面目なサスペンス映画かと思いきや、コメディタッチの進行でこじんまりとしており、そ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

ホラーは苦手なので観てなかったけど、そこまで怖くなく面白かった。
映画館の大画面で観たかった。Gジャンことノープさんが迫力あったろう。

簡単にいえばトレマーズとスピルバーグの宇宙戦争を足して2で割っ
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.8

マイケル・ベイらしい派手な映画だけど規模は大きくはない、エンドロールもサクッと終わる。
ドローンを駆使した演出が迫力満点。気軽に観れて普通に面白かったでOKな映画。

ストーリーは家族の病気を治すため
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.7

いかにもな連中がパーティーに集まり馬鹿騒ぎに事件が起きるというコメディタッチのサスペンスあるある展開。

ちゃんと捻ってる箇所はあるので気楽に楽しんで観れる。本格ミステリーではないのでその手のものを期
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、どうしたものか…
映像は確かに凄いけど、3時間は長すぎるよ

ハイフレームレートのCG映像は、凄いグラフィックのゲームのムービーシーンを観ている感覚でそれが3時間もあるもんで3DCGゲーム酔い
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

予告だけだと面白そうに思えなかったが、実際に観て驚いた。
めちゃんこ面白いではないか。舐めててすいません。

迫力があり、間近でバスケの試合を観ている感覚、というよりリアルな試合を観戦するより臨場感が
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ウィロー(1988年製作の映画)

3.6

この時代に子供の頃に観たウィローの続編を観ることができるとは!
続編観るために思い出すため鑑賞。

確かに今観たらアクションの規模はこじんまりとしているが、世界観と冒険の楽しさはしっかり感じられる。
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アバター(2009年製作の映画)

3.6

これは映画館で、3Dの出来る限り良い映像で観ないと本領を発揮できない映画だなと思った。

ストーリー自体はよくある、主人公が現地の部族と交流し、認められ仲良くなり感化されて、争いが始まると部族側に着い
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.6

色々ツッコミどころ満載の映画。

特にストーリーやキャラ設定が雑です。
昔のアメコミ映画ってこんな感じだったなと、まさか2022年の大作映画でこれを観られるとは。
頭空っぽにして観る映画、嫌いではない
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.0

映画外も含めばMCUフェーズ4最後の作品。

思えばフェーズ4はエンドゲームが集大成過ぎたせいで割りを食った作品たちだった。
あんなの踏まえた過去作たちと比べられて過度な期待されて…。
フェーズ3以前
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

国防がテーマなんだろうなというところが何となくわかる。
禍威獣は災害のメタファーだと思う。
外星人は外圧からいかに国を守るかといった内容。
シン・ゴジラのときも思ったんだけど、庵野さんは政府の中にも優
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

チャドウィックボーズマンの追悼作品としては素晴らしい作品でどうしても良い補正をして評価してしまう。

個人的にはいまだ王権(しかも腕力で王位を勝ち取るという)でありながら、ビブラニウムを独占し、超科学
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.4

あくまでオリジン版と思ってみたほうが良いです。
絵やモビルスーツの動きは素晴らしいです。

でも個人的に苦手な部分が多々あり。
独特な口の動き。コミカルな描写。オーバーリアクションな体の動き。子供も大
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RRR(2022年製作の映画)

4.6

3時間の長尺をこれでもかというほどド派手なアクションシーンで詰め込んだ快作。
好漢の活躍を描いた水滸伝とか好きな人にはたまらないと思う。
アクションシーンはもちろんどれも好きだが、
1番好きなシーンは
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