ピースオブケイクさんの映画レビュー・感想・評価

ピースオブケイク

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浅田家!(2020年製作の映画)

3.9

写真家朝田政志さんの実話ベースのお話。いやー、この人はとっても魅力的な人だなー。ニノの演技も良かったんだと思うけど、いつもめっちゃ自然体で何か肩の力が抜けている、でもちゃんと大事なことが何か、を考えて>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.4

リニューアルされたW座からの招待状で鑑賞。小山薫堂さんの詩と信濃八太郎さんのイラストがなくて寂しかったけど、映画はめちゃくちゃ面白かった!何だこれ?出だしで2分間ループが分かって笑ったけど、この設定で>>続きを読む

赦し(2022年製作の映画)

2.8

7年前に高校生だった娘を殺された元夫婦が、娘の同級生だった加害者の再審請求を機に、再び事件と向き合い葛藤する様を描いている。改めて明かされる真実を受け止め、加害者と向き合い、赦すことができるのか?>>続きを読む

The Son/息子(2022年製作の映画)

4.1

ファーザーはミステリー調の流れで、最後まで謎の多い構成だったけど、この映画は観客にとっては分かり易い流れになっている。共通しているのは、どちらも家族に関する問題を非常にリアルに描いているという点。大体>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.3

うーん、何やろう。何かよーわからんねんけど心動かされる。とにかく主演のブレンダン・フレイザーの演技が迫真で凄い。死を受け入れた人の覚悟みたいなものを感じるし、272キロの巨体を立ち上がらせる動きがめち>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

凄い!このゴジラはとにかく圧倒的に強くて怖い!砲撃は全く効かず、機雷の爆発で崩れた顔もすぐに再生してしまう、そして怒ると最後には口からもの凄い光線を出して周りのもの全て吹き飛ばしてしまう。ゴジラ側の正>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

3.5

今年のお正月に父が亡くなった。最後は家族が見守る中、静かに息を引き取った。晩年は要介護4と5を行き来していたけど、とにかく認知レベルが低く、私を悪人と勘違いし、罵られることもあったし、色々上手く行かな>>続きを読む

ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.7

真珠湾の死者は2,400人、しかし軍事施設を狙った明白な攻撃で犠牲者も主に軍人だった。これは新しい世紀の新しい戦争だ。発生直後のニュースキャスターの言葉。2001年9月11日、私は当時、中国の蘇州に出>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

やっと、遂に、とうとう観た。そんなに引っ張らなくても良かったけど、私がフォローさせて頂いている尊敬する沢山の方々の熱い、そして素晴らしいレビューの数々。これは気合いを入れて観なければ、でも期待し過ぎて>>続きを読む

ジャッカル(1997年製作の映画)

3.0

この映画は、正に全盛期だった2大スター、ブルース・ウィリスとリチャード・ギアの魅力を楽しむ映画だ。1997年だから2人とも40代?めちゃくちゃカッコいい!とくにRギアは反則級の色気やね。あんな笑顔を見>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.1

「これいいねーって言ったら、それいいねーって言ってくれて、そうだよねって言ったら、そうだねって言ってくれて、何か、それだけで良かったんだけどな。」ちひろ(有村架純)がお世話になっている弁当屋さんの女将>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.0

ルーブル美術館館長殺害の疑いをかけられた宗教象徴学者の”ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)が、殺された館長の孫娘であり、フランス警察の暗号解読の専門家でもあるソフィーヌヴー(オドレイ・トトゥ)と共>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.2

人心を操る天才、スーパーサイコキラーを阿部サダヲが完璧に演じている。完全に目がいっちゃってて怖い!こんなに悪意に満ちた血も涙もないサイコキラーが、めちゃくちゃいい人っぽくって、ついつい心を許してしまう>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.1

観始めると、4人の話は真実なのかどうか、2人が最終的に4人の話を信じるのかどうか、で最後に世界は救われるのか、などが気になってついつい観てしまう展開とスピード感はいいんだけど、あまりにも超常的過ぎてお>>続きを読む

とべない風船(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

自然災害の多い日本で暮らす以上、我々は常に被災のリスクを背負って生活している。あの時、俺が迎えに行ってれば…、悔やみ切れない想いを抱えつつ、最愛の妻と息子を豪雨災害で亡くした漁師の憲ニを東出昌大が熱演>>続きを読む

映画めんたいぴりり パンジーの花(2023年製作の映画)

3.0

こういうベタな人情物は大好き。華丸も期待以上の好演で良かったし、富田靖子のあったかい奥さん役も好き。弟子たちのちょっと間抜けやけどみんな優しいキャラも、2つのエピソードも全部ベタベタやけど、軽ーく観れ>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これは田中裕子の演技にただただ圧倒される映画だ。この人はホント凄い。他の俳優さんも負けじと良い演技をされているけれど、この映画は田中裕子が母親役でなければ成り立たなかったと思う。実際に白石和彌監督自身>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

2.2

両耳が全く聞こえないというハンデがありながらもプロボクサーになられた実在の女性のお話。岸井ゆきのはなかなか多彩な女優さんだなー。個人的には「#家族募集します」というドラマで歌手を目指すシングルマザー役>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

登場人物がみんな訳アリ過ぎて全体像を理解するのに時間がかかる。ヒューマンドラマなんだけど、ミステリーを全面に押し出していて、非常にわかりづらい。いや、ミステリーなんだから、そこは色々想像力を働かせて考>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

4.1

東出昌大はコンフィデンスマンシリーズのちょっと天然系のバカっぽい演技が好きだけど、本作ではあのWinnyを開発した稀代の天才プログラマー金子勇さんを演じ、実のお姉さんから、「勇ちゃんがいる!」と言わせ>>続きを読む

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

2.2

洋ちゃんと架純ちゃんは大好きだし、演技も悪くなかったんだけどなぁ…。お話があまりにもファンタジー過ぎてついていけなかったっす。簡単に事故で人が死に過ぎやし。でも、子役の女の子たち3人はホントみんな上手>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

また、生田斗真は難しい役にチャレンジしたなー。水道代を滞納している家庭を訪問し、支払いに応じない家庭の停水執行をしまくる水道局員の役。目も表情も渇きまくっている。払えるのに払わないおかしな奴はいいけど>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットがどうしても気になって鑑賞。いやー怖かったけど、ミステリー風に解き明かされて行く流れも良かったけど、最後がなぁー。あれだけ周りの人たちに変人扱いされて、結局、連鎖しちゃうのかー。ホラーやねん>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

会社の先輩に無茶苦茶面白いから絶対に観た方が良いと勧められ、いや半分指示されて?😅、久しぶりに映画館に行ってきた。一人映画も超久しぶり。

いやー、意外だったな。あの先輩がこの映画を勧めてくれたのは。
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湯道(2023年製作の映画)

4.4

この映画を観終わって徐に、東京の下町でフリーライターをしている銭湯好きの姉にラインした。これは銭湯好きには堪らない映画だと思う。姉はまだ観ていなかったようで、面白いから観て、の私のコメントにありがと、>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

大体先が読めるストーリーなんだけど、だからといってマイナスではなく、むしろ期待通りで、うんうん、そりゃそうなるよねー、と自身の予想の正しさに満足しながら楽しめるタイプの映画。ホラーでそれはアカンやろ!>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

一昨日、東京から色々手伝いに来てくれている優しい甥っ子と、ビアードパパのシュークリームを食べながら鑑賞。甥っ子は初鑑賞だったけど、中々楽しめたようで良かった。私は多分3回目かな?大体覚えていて先は分か>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

ミュージカルは好みじゃないからと、当時元嫁と子供2人の誘いをやんわりと断り観に行かなかった映画。鑑賞後に3人が絶賛していたのを寂しく聞きながら後悔し、いつか観よっと思いつつもう8年も経とうとしてたのか>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.1

先日、父が亡くなり、その葬儀の日の夜に親戚のおばちゃんから、父が大好きだった映画が明日、NHKでやってるよ、とライン連絡あり、録画して鑑賞。記憶が曖昧だけど、むかーし母と一緒に観たような気が。主人公の>>続きを読む

ファミリア(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

やっぱ役所広司はすごいな。陶芸家の役やけど、粘土の捏ね方とか、ろくろを回しながら土の形を整えていく様は、ほんまもんの陶芸家にしか見えない。恐らく、めちゃくちゃ練習しはったんやと思う。知らんけど…。
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

4.5

いやー、瀬戸内寂聴さんのお話と知らずに観出して、途中で主役の女流作家を演じる寺島しのぶが突然出家すると言い出したところで、うん?もしかして?と思い調べてみたら、何と寂聴さんの不倫相手だった井上光晴さん>>続きを読む

脳男(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

4年ほど前に日テレで放送してたドラマ『俺の話は長い』が大好きだった。このちょっとクセのある長ーいセリフの難しい役を見事に演じていた生田斗真、こういう人情感溢れるちょっと熱めの役がハマってると思うけど、>>続きを読む

七人の秘書 THE MOVIE(2022年製作の映画)

1.9

ドラマが好きで観てたやつ。悪者がわかり易くって、秘書がスーパーだから単純でスカッと感がいいねんけど、映画版もサクッとは観れたけど、お話が陳腐で乗り切れなかった分、逆に長いのが辛かった😅

フィフティ・シェイズ・フリード(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

遂に3部作最終章。何か趣向が完全にサスペンス寄りに変わったな。全部観終わるとやはり2人の結婚までがピークだったと思うけど、フリードは2人の結婚から始まるからねー。サスペンスで盛り上げたり、避妊していた>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

3部作の2作目。アナの美しさは健在。目の保養になるなぁ。ストーリーは、1作目で逃げられたアナを再びクリスチャンが猛アタックするところから。前作では、自分の性癖をアナに受入れさせようとチャレンジし敢えな>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

官能シーンが多目、で、かなり丁寧に撮っている印象。それがこの映画の売りの一つだし、クリスチャンとアナはほんとに美男美女だからSMシーンでもすごーく絵になる。非常に美しい…。クリスチャンのかなりマニアッ>>続きを読む

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