Omertaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Omerta

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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.1

やはり京都はイカれている。
思い出の場所や母校が映ったり京都の大学生だった人はそれなり楽しめる。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

お宝奪取はもちろん、敵の殺し方からラブシーンまでユーモアに富んだ見せどころの連続。
こういう万人を楽しませる映画を得意げに何作も撮れるのがさすがスピルバーグ。

月の輝く夜に(1987年製作の映画)

3.3

なんだかんだでみんなが幸せになる楽しい恋愛映画。登場人物が勢揃いするシーンはいつだって贅沢。

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.5

ありそうでなかった映画。
根底にあるテーマ、ドラマがしっかり作られているのでゲームパートの映像も特に気にならずに楽しめる。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

人物描写、アニメーションはとても良かった。
ただ結末は1本にまとめることは出来なかったのだろうか。同時期公開の『ザ・フラッシュ』と似たテーマを扱っているだけに次回作のハードルはとても高く思える。
そし
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

マイケルキートンのバットマンやたくさんの小ネタ、カメオ出演など見逃せない要素はいくつかあるものの、旧キャストを交えたマルチバースを扱う以上、何をやってもマーベルの二番煎じ感は否めない。
そして一番の問
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犬王(2021年製作の映画)

1.5

アニメーションに関しては制作陣の素晴らしい仕事ぶりに文句のつけようがない。
しかし合う、合わないがはっきり分かれる作風であろうことも間違いない。少なくともここまで自分の趣味の対極を突き詰めた作品とは思
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.1

のし上がるまでは良いが、転落の過程がダラダラと描かれ、中だるみから抜け出せずにそのまま終わってしまった。
ノンフィクションものである以上、避けられない宿命か。

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.3

ニコラスケイジに思い入れがあればあるほど楽しめそうな作品。ない人でもそこそこは笑えて楽しめるはず。
ただ『フェイス/オフ』『ワイルド・アット・ハート』『コン・エアー』の3作ぐらいは事前に観ていると良い
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アメリ(2001年製作の映画)

3.6

アメリは人々に幸せを与えるべく行動する。そんな果てに自分にも幸せが巡ってくるという、人間讃歌の映画に思えた。演出も図々しくない程度に小洒落てて良いセンス。さすがフランス。
原題は『アメリ・プーランの素
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ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

2.0

永遠に噛み合わない話をひたすら見せられる。謎すぎて面白いかと一瞬思うがつまらん。
陰影のついたリンチ刑事はカッコいい。

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

2.4

大したドラマも描かれず、劇的な見せ場がなさすぎる単調な脚本。
見どころは少ない予算での努力が見える美術のみ。

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.1

イカれた奴らがたくさん登場する奇妙なバイオレンス恋愛ロードムービー。

死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実(2010年製作の映画)

3.4

日本人こそ向き合うべき問題。
生きている意味がある瞬間はどんな状況でも起こり得ると信じたいが、選択肢を与える事で救われる人もいるんだろう。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.4

絵に描いたようなダメ人間状態からボクシングをきっかけに活力をつけていく過程が良い。前半と後半で全く印象の違う人物を演じきった安藤サクラ、良い役者だ。
脇を固めるコンビニ店員たちの底辺感も癖強めで好き。
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

AIの発展で現実味を帯びていく世界観。
豆腐を刺すようにためらいなくスッと入っていくナイフが印象的。
テスト内容の割に妙に脇が甘い社長など目につく箇所もあり、結末にもう一工夫あれば尚良かった。

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.2

この時代のアナログ特殊メイクは最高。
なかなかぶっ飛んだ内容だが何故か悪い気もしない不思議な作品だった。
身構えていたほどグロ描写もなかった。

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.7

1941年公開と思えない完成度。
今観ても釘付けになる演出とシナリオ。
少ないカット数で必要な事実を伝えるセンス。これが映画というものだろう。
オーソンウェルズは当時25歳で監督も主演もしたというのだ
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ブロークン 過去に囚われた男(2014年製作の映画)

2.0

アル・パチーノが主演していることだけが見どころの映画。派手さは皆無で亀のようにノロノロと物語が進む。
色々と物足りないが、人生の経験をもっと積めば見えてくるものがあるのかもしれない。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.2

ホラー感はほぼ皆無だが盲目のターミネーターのようなモンスター老人が本作の目玉。老人の秘密が人間味感じる同情に満ちたキャラに見せるのかと思いきや斜め上のサイコすぎてそこがいまいち乗れなかった。

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.3

先に『ディパーテッド』を観てしまっていたが劣らず面白い。二作目、三作目があるようだがここからどう続かせるのか?
オープニング、勢いとワクワク感はあるが肝心の現代編の顔と役者の顔が違いすぎて誰が誰だか分
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

何でも願いを叶えるランプの魔人的な能力を持つヴィランの設定は面白かった。
ヒーローが演説で大衆の目を覚まさせる展開は説教的で、現実ではあり得なさそうだが、そんな世の中になればいい、まだ人の心には良心が
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

2.5

雰囲気映画。青春ロードムービーというより売春ロードムービー。こっちがナルコレプシーを発症しかけた。
リバーフェニックスとキアヌリーブス主演でなければ観る価値はなかった。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.1

興味はないがグッチの歴史に多少詳しくなったつもりになれる。
アル・パチーノは言わずもがなだが、ジャレッド・レトー演じるパオロの無能感漂わせる演技が楽しい。

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.3

特に派手なシーンはないが、シナリオ構成と演技力でしっかり見せてくれるコッポラの渋い良作サスペンス。
ロバートデュヴァル、ジョンカザールのコルレオーネファミリーの面々に加え、若きハリソンフォードまで出演
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

スケールの小ささや演出の規模感が日本クオリティのラ・ラ・ランド。それぐらい同作に構成がそっくり。そういう企画だったのだろうか。
だが構成が良いのと主演に演技力ある俳優を起用しているだけあり退屈せずに観
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.1

冒頭掴みからの見せ方はさすがロバートロドリゲス監督。
小学生の頃によくテレビで放送していて気色悪い触手寄生生物をトラウマ気味に覚えていたのだが今見ると寄生体は割と可愛く、爽やかな作品だった。
そしてロ
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.3

スーパースター2人が共演する大規模パニック映画。今ならCG使いまくってどうにでも撮れそうだが当時はどう撮影したのだろうか。
尺が少し長いのが難だが全体的に良くまとまっていた。

リベリオン(2002年製作の映画)

3.1

ずっと観ていたいガンアクションシーンが2割、おまけのようなストーリーシーンが8割。
極端なディストピアSF描写も日本の現状を見ているとあながち笑っていられないところもある。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最も興奮したのはエンドロールの選曲『かえってくるライダー』である。
ショッカーライダーに囲まれた本郷に原作漫画と同じくショッキングな運命が待ち受けるのかと思いきや、一文字によって助けられる展開も非常に
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.1

思ってた以上に悪魔がよく喋る可愛いヤツだった。
サブリミナルは当時のVHSとかで観ると怖かったかも。リアルタイムではない自分のような世代にはあの悪魔顔は割と慣れ親しんでしまってるので恐怖感はない。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

好みがはっきり分かれる作品。
意味不明な序盤、なんとなく分かってきて面白い中盤、説教くさくグダつく終盤という印象。
中盤の映像的な面白さを最後まで突き詰めていたらもう少しハマれたかもしれない。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.8

アクション、ストーリー、キャスト全てが劣る劣化版ジョン・ウィック。
大はしゃぎするクリストファーロイドが唯一の見どころ。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.2

ジュードロウとマッツミケルセンがちょくちょく出てくるだけあり、前2作に比べればまだ観れる作品だった。
しかし終盤のぐだり具合は残念。

バビロン(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

期待以上の作品。
狂乱の映画制作現場の描写がとにかく楽しい。映画制作の前においては映画を完成させる事のみが正義なのだ。
映画に生き、映画に死す人々の目線を通して描かれる素晴らしき映画讃歌の物語。