社会のダストダスさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

社会のダストダス

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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.6

『コロンバス』のコゴナダ監督の2作目、前作は結構好きな作品だったのでそれなりの期待を持って劇場へ。AIやらロボットやらが出てくるとなぜかアポカリプスに向かいがちなのが映画の常だけど、いち核家族内におけ>>続きを読む

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.9

ボクシング・デーという言葉にあまり耳馴染みが無かったため、クライマックスでダイアナ妃とチャールズ皇太子が12ラウンドまで殴り合うのかという想像が、にわかに現実味を帯びていく展開の中で、これは寓話である>>続きを読む

リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

4.2

Netflixオリジナル作品。主演が『リバーデイル』などのカミラ・メンデスということもあり、本作の少し前に配信のリリ・ラインハルトの『二つの人生が教えてくれること』の対抗馬みたいな位置づけかと勝手に思>>続きを読む

カラダ探し(2022年製作の映画)

3.2

近年邦画のホラーを観て面白かったことが無かったので、自然と限界までハードルを下げて臨んだ結果、結構面白い映画だったのではないかと思った。それだけに後少しでJホラーの傑作にもなりえたような気がして勿体な>>続きを読む

アテナ(2022年製作の映画)

4.0

画面に映る衝撃的な光景に目を奪われつつ、カメラの外で今は何が起こっているのかが同じくらい気になる。ネトフリさんもオリジナル作品の音声オプションに一部のBlu-rayやDVDのようにオーディオ・コメンタ>>続きを読む

ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

4.5

最近涙腺がゆるゆるになってきたため、もれなく本作でも全私が涙しました。上映館せめて10倍くらいの規模でやって欲しかった、一ケタ台の上映館では観たくても観られない人が相当数おられることだろう。

映画の
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スザンヌ、16歳(2020年製作の映画)

3.7

前々から観ようと思っていた作品がいつの間にかU-Nextにご来航していた。本当に最近ユー様に足を向けて寝られません。

19歳で作品を作ったというスザンヌ・ランドン監督・脚本・主演。ランドンというファ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.2

上からマリコ(遺灰)

最近はヴァルキリー・エリュシオンで人間界を浄化するのとオーバーウォッチで世界を転戦するのに忙しくて、なかなかレビューを書く時間が作れず溜まってしまいました。これからチマチマ雑に
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こぼれる記憶の海で(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

“その日は悲しかった、理由は覚えていない”

今更ながら2021年ベスト更新かもしれません。これは、去年観たかったです、劇場公開されず、円盤も発売されず、ひっそりと配信スルーに甘んじていたなんて死ぬほ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.5

ヤクザの皆さんが何ゆうてるのか全然分かんなかったけど、何となく雰囲気はあるのでそんなに長くは感じなかった。

長州力と藤波辰爾と天龍源一郎がマイクアピールで罵り合っているのを聴くよりは、聴き取り易いく
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あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

3.3

Netflixオリジナル作品。ニコラス・ホルトの顔を悪人成分濃くしたような印象のエド・スクライン主演。私が観たことのある彼の作品はほとんどが人の命を奪うお仕事の役どころな気がする。

かつて超有名なア
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

3.0

全世界70億人が崇める我らが女神、エル・ファニングが娼婦役を演じる。だが哀しい哉、田舎の娼婦役であろうと生来の輝きは失われない、エル・ファニングが演じるならばもはやそれは聖職者といえるであろう。

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(2022年製作の映画)

3.5

ロマンポルノの何たるかも知らず、なんだかエロい響きという理由だけで観に行った人がここにいるらしい。今年は何だかエッチな映画を観ることが多いです、そんななかでも上の中くらいのエロさでした。

これまで付
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.9

普段あまりアニメ作品を積極的に観るほうではないけど、たまに観ると結構あたりを引くことが多い。本作は公開から1週間ほどが経ってそれほどヒットしている印象はないものの、フォロワーさんの中では観ている人が多>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.1

ここではないどこかの大陸にある日本という国が舞台のとんでもハップン、歩いて10分なクライム・エンターテインメント。人の命がゴミのような映画をIMAXで観られる、素晴らしい映画体験ではないか。当代最高峰>>続きを読む

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.0

これは和製〇〇です!って書くとおもっくそネタバレになってしまうのでツライ。ただ、似ていると思ったほうの作品も個人的にはあまり刺さらなかったので、本作の評価もそれに比例する。衝撃のラストが用意されてる映>>続きを読む

2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

4.5

リリ・ラインハルト、5カ年計画マルチバース

2022年もすでに数多生まれた量産型Netflixオリジナル作品のなかでも、かなり好きな作品になった。時々こういう作品が来ると毎月の納税が報われた気持ちに
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

4.1

“殺し一瞬、後処理一生” 国岡昌幸

今考えたにしては格好良い格言ですよ国岡さん!

このジャケット画に既視感を感じていたのだけど、『スーサイド・スクワッド(ガン版)』に構図がそっくり。見比べてくださ
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.9

阪元「あの人はなんで殺されるんですか?」
国岡「知らないです」

阪元監督の新作『グリーンバレット』を前に、未見だったこちらを鑑賞。これは想像以上の面白さだった。殺し屋密着モキュメンタリ―、しかも日本
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シーフォーミー(2021年製作の映画)

3.0

盲目の女性がペットシッターとして雇われて留守を預かる豪邸に、3人の強盗グループがやってくる。至極単純な設定だけど、面白いオプションが備わっている。

主演のソフィを演じているスカイラー・ダベンポートさ
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ハウ(2022年製作の映画)

3.1

田中圭さんの「ハウゥ~www!!!アッハッハッハーwww」ってハウとじゃれ合ってる姿がなんか可愛くて段々と面白くなってきた。自分の家にも昔猫が居たけど、動物とモフモフしているときって、私もよく「かわい>>続きを読む

ラブ&ジェラート(2022年製作の映画)

3.4

イタリア観光&飯テロ映画。

亡くなった母の遺言に従い、大学入学前にイタリアを訪れたリーナは、美しい街とジェラートに魅了されながら、母の足跡を追っていく。

冴えないガリ勉女子が、海を渡った途端モテる
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バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

2.0

映画観たあと原作が漫画だったことを知り、U-Nextで無料だった序盤の方を読んでみました。

みちたか君、おっさんじゃん…

橋本環奈さんの演技は良かった、アクションは継ぎ接ぎ感満載だったけど。

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出会いと別れと、その間のすべて(2022年製作の映画)

3.4

タイトルから想像できる以上のことは、はっきり言って特に起こらない。

Netflixオリジナル作品。ネトフリ作品に多い100分くらいで大したことは起こらないままヌルっと終わる青春映画結構好き。最近はN
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.5

これは…長い!久々にケツが真っ二つに割れるかと思った。レア・セドゥに人生をめちゃくちゃにされると想像してもらい、興奮すると答えることが出来る方にはお勧めできます。

タイトルが某若草物語の邦題に似てい
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説得(2022年製作の映画)

3.4

いわゆる第四の壁を超え話しかけてくるダコタ・ジョンソン。同じネトフリ産の『エノーラ・ホームズの事件簿』でもミリボビちゃんがずっとこちらに話しかけてきて、可愛くて感謝しかなかった、ありがとうございました>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一応ネタバレフィルターするけど多分ネタバレはしてないと思います。

ワンピースのゲームで『アンリミテッド・ワールド・レッド』という作品が好きなので、もしかしてそれの映画化かと思ったけど、全然関係なかっ
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.7

TOHOシネマの現、幕間のお姉さんこと福本莉子さんの主演映画、お相手役は道枝駿佑さん、読み方があってるのか自信がない。TOHOシネマをちょくちょく利用させていただいているので一つくらい出演作品を観てみ>>続きを読む

マスター ~見えない敵~(2022年製作の映画)

2.3

Amazonオリジナル作品。正直言って観る前からそんなに面白く無さそうと思ってしまっていたけど、やっぱりあまり面白くなかったです(笑)アマプラホラーによくある、痒いところまで手が届かないもどかしい感じ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.9

恐竜と丘で追いかけっこする映画はそろそろネタが限界かもしれないので、スピンオフでジェイソン・ステイサムがモササウルスと肉弾戦するバカなサメ映画を作って欲しい。

IMAXでは観たかったのだけど、3Dで
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.5

神は不確かだけど悪魔は存在する。エクソシスト系のホラーは度々示されるこの方程式が、さり気なく証明された瞬間に立つ怖気が醍醐味だと思う。その点で本作は、ズボンの中でちょっとしたアクシデントが発生したかも>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

予告編を何度となく目にする機会はあったものの、2時間40分もあったし世代でないこともありそれほど惹かれるものが無くすぐには観に行かなかった。でも多少重い腰を上げて観に行った甲斐があった、これってエルヴ>>続きを読む

炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.2

何という頭の悪そうな邦題、でも観てしまった。この偏差値3くらいの題名を無視し続けることが出来なくて悔しい。

タイトルからジェラルド・バトラーが、俺が法律だ!的な殺人ポリスを演じているのかと思ったら、
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海上48hours ―悪夢のバカンス―(2022年製作の映画)

2.7

『海底47メートル』みたいなタイトルのサメ映画の新作で、監督があのジェームズ・ワン…いやジェームズ・ガン?…え、ジェームズ・ナン?!紛らわしい。

普段サメ映画を全然見ない私も今年は『ノーシャーク』(
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

4.3

取扱注意 (^_^) 閲覧注意

男女3人、無人島、抑圧された生活、何も起きないはずもなく…

公開からしばらく経ってから突然思い立っての鑑賞。決して、フォロワーさんのレビューを見てからエッチな映画で
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.3

最近のMCU作品には珍しいくらいストレートな作りで、タイトルにも滲み出るテーマ性といい、マーベルがディズニーに併合されて以降、最もディズニー映画っぽい作品になったのではないかという気がする。

毎回、
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