mkさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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双生児 GEMINI(1999年製作の映画)

4.0

やはり塚本監督の演出が好きすぎる。

恐怖というより妖といった趣の強いミステリー。メイクがまず、とてもいい。そしてもっくんの演技がまたすごくいい。

世界観をドンと提示する力は日本映画界においても塚本
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六月の蛇(2002年製作の映画)

4.2

エロス=生
当たり前のタブーを見せつけられた。

大雨の中のシーンは圧巻!挑んだ女優さんがすごい。
監督独特のイメージが強烈で、素晴らしい!作品全体が銀残しよりさらに青みのある画作りになっていて、それ
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ヴィタール(2004年製作の映画)

4.0

浅野忠信がいい。
インサートで入るダンスシーンなどはエネルギーの塊で、頭では理解できないなにかがドッと入ってくる感じ。
解剖に愛を表現する技は、流石だと思いました。

HAZE ヘイズ(2005年製作の映画)

2.6

息が詰まる…!
こんなに圧迫感を感じた映画は初めてだ。

鉄男 THE BULLET MAN(2009年製作の映画)

3.4

相変わらずの爆音、キレッキレの画。
ただかなりわかりやすく作られているだけに、言葉にできない様な憤怒や鬱屈としたエネルギーってものがオリジナルに比べると半減くらいの印象だった。

海外向けと思えばまあ
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御法度(1999年製作の映画)

4.0

松田龍平、美しすぎ…
デビュー作がこれっていうのは、ものすごい。

早々たる面子の中にいてなお圧倒的な存在感を放っており、松田龍平という逸材を思い知らされる。

恋の門(2004年製作の映画)

3.8

こういうラブストーリーなら、恥ずかしげもなく好きと言える。

石の漫画はもはやアートです…!

悪夢探偵(2006年製作の映画)

3.6

いや、兎に角夢の中の映像が、恐ろしすぎる…‼︎そこらへんのホラー映画より全然恐ろしい…!さすが塚本監督です。

精神に巣食う恐怖って、何よりも立ち向かい難いもので、目を背け続けたいもので。

いやだい
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

2.6

そもそも伊坂幸太郎が苦手なんだけど、これはまあまあ楽しめたかなー。

ただ、テンポが悪かった様に思う。冒頭少しだけ見て寝落ちすることが何度もあってようやく見終えたんだけど、うーん。

中盤から色々わか
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伝染歌(2007年製作の映画)

1.5

アイドル映画でかなり面白く作られるものも最近は多いけど、これは微妙…。
なんだかいろんなほころびに目が行っちゃって、怖がる前に白けちゃった感あるかなー…。

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

5.0

大好きな俳優二人の共演とあって、今作も大満足でした♡完全にミーハーな気持ちもあるんですが、やっぱり高田と探偵のバディ感がすごく良くて!

特に探偵がボコボコにされてるのに電話で会話を続ける高田とか…笑
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.6

コリン・ファースの偏りすぎなくらいカタブツなキャラクターがなんだかんだ愛しいくらい不器用で、キュンとした!

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

ウィス・アンダーソン節、炸裂。この世界観が好きです。

子供の駆け落ち、なんてキュートな素材も緩やかに描かれている。子役にありがちな素の役者自身の可愛さに頼ることもなく、衣装や小道具で愛らしさと温かみ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

ダリが好きなので、ダリがでてきた時は興奮しました。

自分の好きな作家に作品を添削してもらうなんて、この上ない幸せ。

アイディアが面白いなと思いました。

清須会議(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

元々三谷コメディがあまりハマらないタイプなんですが、清須会議はいつも三谷作品から感じるしてやったりが見え透いてる感というか、「面白気」にとどまってるだけなんじゃ…的な雰囲気をそこまで感じずに楽しめまし>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

スラム街で育った黒人と金持ちの歩けない白人の老人。
もうこのコンビだと聞くだけで面白そうな要素満載。

皮肉屋のおじいさんとの仲が深まって行く様が微笑ましくて素敵だった…それでいてきちんとそれぞれのキ
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青い春(2001年製作の映画)

5.0

この映画のおかけで映画を勉強しようと決意した。

それくらい、衝撃を受けた。

こんなにカッコ良くて、胸が締め付けられて、心がざわめく映画があるんだ…!と思ったら、いてもたってもいられなくなった。
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蘇りの血(2009年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

森の中のスローモーションとか、画的に面白いところはあったんだけども…

生首が戦うシーンがシュールでしかなかった…笑

空中庭園(2005年製作の映画)

5.0

きょんきょーーん!

静かなる日常に潜む狂気…

大好物でした。

まずとにかく、この作品においてはカメラワークがすごい!!
内容とカメラワークとがリンクして、しっかりと伝えたいことにリンクしていたと
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I’M FLASH!(2012年製作の映画)

1.3

豊田利晃監督が好き、と言うのを辞めよう。と思ったくらいガッカリ…

小説を読んでから見に行ったのだけど、小説を読んでなかったら何が何だかわからなかっただろうし、なんだかなぁ…ストーリーのある映画として
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モンスターズクラブ(2011年製作の映画)

3.7

豊田監督の世界観がまた全面的に出ていて、良かった。

今作においては監督のこれから表現してゆかんとする為の強い意思表示があるように感じた。

いつものことながら演出、ビジュアルが一風変わっていて、面白
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ナイン・ソウルズ(2003年製作の映画)

4.3

完全に好み。笑

松田龍平が良い。

作品全体にただよう乾いた感じ、冷たい青さ、触れると裂けてしまいそうな危うさが、好み。

好みに合わなければくらーい映画として片付けられてしまいかねないと思いますが
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

これで引退、というに相応しい作品だったのではないでしょうか。

好きが沢山詰まってる。飛行機が好き、作ることが好き、愛しい人。全ての「好き」が宮崎駿さんにそのまま当てはまる様だし、自伝と置き換えても差
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ヒミズ(2011年製作の映画)

4.2

好き嫌いは分かれそうですが、私は映画館でエンドロールが終わった後も嗚咽が止まらないくらい、泣きました。

感動、とは違う涙だろうと思います。頑張れ。頑張れ。
辛くとも絶望しようとも生きている以上どうし
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

4.0

最初は少し不安だったんです。
あ、これ途中で寝ちゃうかも…って…

しかしそんな不安は中盤から吹き飛びました。なめてました。
きちんと脚本が練られており、コメディだけでなく、きちんと絵を巡る駆け引きの
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

もう泣きすぎてつらい。
ラッセル・クロウが可愛い。笑

歌も素晴らしいし、劇場で泣いてないときあったかな?というくらい胸を打たれるシーンばかり。

これは1800円ぽちでいいんですか…⁉︎というくらい
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