Lillyさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.6

痛快、スッキリの詐欺映画。そしてヒョンビンさんがカッコいい!

単純な私は騙されまくりましたが、韓国映画、ドラマに出てくる政治家や財閥、会社の上層部は大抵悪いことしてますね。日本も同じかな?

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.9

アトラクションに乗ってる感じ。とにかくこっちの理解など待たずにどんどんアクションシーンが進んでいく。

少しグロいシーンもあるけど、ユーモアもあって、長めだけど、とにかく場面展開が早いから、深く考えず
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.4

ほんわか明るいムードになる作品。

観ていて、どこもオシャレだし、イケメン兄弟だし、嫌な人が出てこないし、ポップでくすりと笑え、とにかくほっこりできるひとときでした。

主演のビル・スカルスガルドさん
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.3

自分で考えることの大切さ。宗教が悪いとかは思わないが、本人が納得していないのに、教えが正しいただ教えに従えというのは、何も考えるなと言ってるのと同じだと思う。

多感な年齢の時にそんな教育をされたらた
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.5

稀有な形で夫婦になったモードさんとエヴェレットさんだけど、完全に運命の出会いでしょう!

かなり不器用でツンデレな旦那さまを暖かい愛で包み込むモードさん。エヴェレットさんから結構酷いこと言われても挫け
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

4.3

映画を観ながら本を読みたくなる作品。

本屋さんの看板から、内装、並んでる本の背表紙、主人公の服装、子供の手編みのカーディガン、ティーカップ、中国のお盆、問題のストーブまで全てが素敵すぎる。

こんな
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クロワッサンで朝食を(2012年製作の映画)

3.7

パリ好きな人はぜひ!

パリの街並み、パリのカフェ、パリのインテリア、いかにもパリジェンヌらしいおばあさん。

いくつになっても女を忘れないおばあさん。この設定が成り立つのもフランスならでは。

ジャ
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

4.0

暗い世の中で、美しいものを見つけることを教えてくれたと言うセリフそのものの作品。

痛みを抱える高校生2人の葛藤がよく描かれている。フィンチの恐怖がすごく伝わってくる。とても現実的な作品だと思った。
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ブリムストーン(2016年製作の映画)

3.0

1人キット・ハリントン祭り第二弾。

キット・ハリントンさんの出番は少なめだが、良い意味でも悪い意味でも印象に残る役。まあ、どんな役でもカッコいいです。

ダコタ・ファニングさんも頑張ってた!けど、女
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ポンペイ(2014年製作の映画)

3.8

1人キット・ハリントン祭り第一弾。

悲しい生い立ちといい、アクションといい、キット・ハリントン様のお箱のような役柄。いつも通りカッコ良かったです!

いくら主人公でもアウトでしょ的な修羅場をくぐり抜
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

2011年の作品だが、2020年激動の最中観て、あまりにも現状に酷似しているので、恐怖しかない。

有名な俳優さん達がこの映画に出演していなかったら、ドキュメンタリーかと間違うほどだ。

ここまでひど
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君はONLY ONE(2017年製作の映画)

4.2

私は、死ぬ準備をする主人公の映画に弱いので、やはり最後は号泣。

幼馴染ゆえか、友達のような爽やかなカップル。彼女が、もし○○だったら、どうする?の質問に完璧に答える優しい彼氏。この彼氏役がめちゃくち
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.5

頭が良すぎるゆえに、コミュニケーション能力がないわけじゃないよね。きっと、大学での年齢差がコミュ障を加速させた気もしますが、素は、素直で可愛い女の子。

ほのぼの見れました。自分で動けば人生変わるとい
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.0

映像が綺麗だけど、中身は殺人の話。やはりこういう人のことをサイコパスというのだろうか。

嘘をついても全く悪びれないところから始まり、やはり殺人まで犯してしまうが、ここでも罪悪感は見られない。

美青
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.5

まあ喋る喋る。映画のほとんどが2人の会話です。ウィットにとんだ会話かというと、そうでもなく、2人だから成り立つ感じ。

最初は険悪で、会話どころかって感じだったのが、隣になる偶然が重なり、どんどん会話
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.0

むやみに綺麗な風景など挟んでこないし、日常のシーンが淡々と続くなかでの変化を上手く表してたと思う。

転校生がやってきて気持ちや友情関係が変化し、現状打破をしたい主人公が動きだす。ワクワク感よりも見て
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ボリショイ・バレエ 2人のスワン(2017年製作の映画)

3.5

WOWOWでドラマヴァージョンが放映されていて、そちらはもっとユリアの生い立ちとかが先に詳しく描かれているので、こちらの方がユリアに共感しやすい。学校時代のユリアとカリーナも詳しく描かれていて、関係性>>続きを読む

完璧な他人(2018年製作の映画)

4.0

イタリア版は見たことないのですが、こちら韓国版面白かったです。

ほぼマンションでの会食シーンだけで持たせるなんてすごい。

他人の不幸は蜜の味といいますが、度が過ぎるといたたまれなくなるもの。どんど
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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.2

恥ずかしながら、ホロコースト否定論があるということを初めて知りました。

その否定論自体の内容も興味深いが、他にもメディアのあり方や、物事の本質をすり替える話術や、人間関係などたくさんの要素が詰まって
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.1

設定は違えど、何故か、映画"さざなみ"を思いだした。夫像が似ているのか、やはり問題の本質を見ずに上辺だけ妻の機嫌をとる夫。

妻がどんどん不満を溜めていく過程が手にとるようにわかるが、では夫はどうすれ
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マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

3.8

ただただマチルダのたくましさに完敗!したたかにのし上がりながらも、恋愛感情は隠さず。

もっと上手くやれば良いのにとマチルダを心配しつつ、いや、振り返れば、人生謳歌って感じでしょうか。

映像が美しか
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

2.0

ごめんなさい、どうしても作品の良さがわからず、原作も読んでないので、なかなか掴めなかったです。

少女マンガ系は、私の場合、ヒロインに入りこめないと、ふと現実に戻ってしまうので、今回のヒロインさんの演
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ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)

4.0

主人公の2人が一途過ぎて、泣かされます。携帯がない時代、実家もないと、こうもすれ違ってしまうのですね。

会ってないのに、何年も彼氏・彼女を作らず想いあってるって、今の時代、奇跡です!

そんな奇跡を
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.3

主人公の男の子の素直な気持ちに大きく共感。どうしてそうなったのか答えなんてわからないのに、わかったふうな人達が私も嫌い。

大人になっても納得しないで、そのまま疑問を持ち続けたからできた作品なのかなと
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マルリナの明日/殺人者マルリナ(2017年製作の映画)

4.0

勝手にサラ・コナーのような主人公像を描いていたが、フィジカルには男性に勝てないゆえ、何度も危険な目にあう主人公。

精神的には強い女性だが、不安や恐怖もあり、だからこそ、かっこ良く見える。

恥ずかし
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失くした体(2019年製作の映画)

4.1

独特な雰囲気の中、物語は進み、気がつけば涙。

フランスらしく、アンニュイで、美しく、長いミュージックビデオを見ているよう。

好みが分かれる作品かもしれないが、私は大好きでした。ナウフェルは生きてい
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.8

臨場感とリアリティのすごさ。一瞬も目を離せず、見ている間はずっと身体に力が入ってた。

終盤になると、怒りで涙が止まらない。なんで早く助けが来ないの?こんな状況の中でも、1人でもお客様を助けようと頑張
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ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

3.5

ルドルフの亡命までの葛藤を描いた作品。前情報なく見たので、勝手にマーゴとのシーンを楽しみにしてしまったからか、その後のストーリーが見れなくて残念。

セルゲイ・ポルーニンが主人公の友達役で出演してたの
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

文句なく傑作。最初からすぐ引き込まれてラストまであっという間。

登場人物たち、ほぼ全員の行動が予測できず、驚きと困惑の連続。

多分、私の理解以上のメッセージが隠されていそうなので、もう一度見たいで
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.2

監督さんの力?でしょうか、とにかく脇が豪華な俳優さんで固められてて。次は誰が出てくるのかと楽しみながら見ました。ただ、皆さん高校生には見えない。笑 意図的にでしょうか、その分、町田くん役と猪原さん役の>>続きを読む

モリのいる場所(2018年製作の映画)

4.0

熊谷守一さんのように物を見たり感じてみたいなと切に思います。

万人に見えるとは限らないもの、自分独自の視点を持ちたいと常に願っている私には大好物の作品でした!

キャスティングも的確で、主要な役者は
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さざなみ(2015年製作の映画)

3.8

とにかく、シャーロット・ランプリングの凛とした姿と憂いある演技が素晴らしかった作品。

夫の秘密はともかくとして、問題の本質を見ずにただ妻の機嫌をとれば良いと思っている男性ってよくいそうだなと。

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