「俺はウォール街にのみ込まれ、捨てられた」
ウォール街で成り上がっていく男の、壮絶な人生。証券マンの世界。
上がるか下がるかなんてわからない。
株は幻。物質として存在しない。
でも株ってほんと未>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
20年の集大成は、ファンサービスの集大成。
サム・ライミ監督版のスパイダーマンが公開された当初は、まさか本作「ノー・ウェイ・ホーム」のような映画が作られるとは夢にも思わなかった。しかしこれは、映画史>>続きを読む
主人公であるエロイーズは不思議な体質で、幻覚のようなものが見える。
サンディという女性の人生を、追体験という形で「観て」「感じる」主人公。
レッドやダークの明暗を効果的に用いた視覚効果が、なかなかに>>続きを読む
インド映画。
アクションはハリウッド作品と比べても遜色なく、全体的に飽きさせない作り。
批評家からかなり酷評されていたのは、やはりその散らかりすぎた感のあるストーリーでしょうか。個人的にはそこまで気>>続きを読む
密猟者から象を守るアクション映画。
ガネーシャとは、ヒンドゥー教における神の一柱で、象のような見た目をしています。
インド映画には、良質なアクション映画も多く、本作ではカラリパヤットと呼ばれるイン>>続きを読む
男らしさって一体何なのかと思ってしまいます。
女性を愛すること?
男の「群れ」の中で尊敬を集めること?
あるいは「ボーイズ・クラブ」の中で生きること?女性を嫌悪し、女性を排除して。
でもそれは、女性を>>続きを読む
衝撃的な敗北を期してリングから逃げ出した女性格闘家が、再起をかけて再びリングに戻る、という話。
転落した人生。家庭環境の不和、アル中の恋人からのDV…
全体的に重苦しい。ストーリーの題材は良かった>>続きを読む
法廷サスペンス。彼は無実か、あるいは?
弁護士としての矜持。その代償。
ベストを尽くすことが、もし悪手に働いたら?ってことを考えてしまいます。
でも、結局。自分を信じるしか、ないんですよね。
ある>>続きを読む
アクションもストーリーも、割と凡庸。
ルビー・ローズ演じるテロリストは、ダークな雰囲気が程よいかんじ。
邦題はちょっと大袈裟かと。
サイコパスが重要ワードだけど、そこまで際立った逸脱性はない。登場>>続きを読む
復讐モノとしては、どうしてもプロットが弱いかと。
オルガ・キュリレンコの剛健な雰囲気は良かったと思います。もっともストーリーの進行上、とても魅力ある登場人物、というわけにはいかなかったけど。
陰鬱>>続きを読む
殺し屋VSスパイ。
まあかなりもっさりとしたアクション。いまいち緊張感のない、敵との攻防。
だからといって、全く観れない作品かと言えば、そういうわけでもなく。下には下が、ありますので。
主演のル>>続きを読む
芸術性と抽象性と曖昧さが混在したような、不思議な映画です。
夢というのは、その人の望みなのか、希望なのか、あるいはトラウマなのか。
人の深層意識にあるものって言葉では説明できないですよね。ただでさ>>続きを読む
黒人、ゲイ、貧困。
苦しみはどこまでも連鎖し、それは三重苦どころか、四重苦。あるいはそれ以上を引き起こす。
BLM運動はアメリカに分断をもたらしたけれど、「持つ者」が「持たざる者」に共感したからとい>>続きを読む
シンデレラをモチーフにした、女性のエンパワメント。このストーリーならシンデレラでやる必然性は感じないけど。
とはいえ「シンデレラ」のレールをいかに逸脱するか、という本旨ならば、やはりシンデレラである必>>続きを読む
カンフーアクション、異能アクション、あげくの果てには龍まで登場させるという欲張りっぷり。
ところどころ強引とも思えるストーリー展開は、アクションの勢いで相殺。
とにかく、悪役のトニー・レオンが渋く>>続きを読む
このシリーズは、常に期待を超えていかなきゃいけないから大変だと思う。とはいえ宇宙まで行っちゃうとは思わなかったけど。
語られるドムの過去。ファミリーや絆を大切にする彼にとって、弟との確執は避けては通>>続きを読む
やっぱポール・ウォーカーって素敵。
今となっては懐かしいけど、彼の姿を観ただけで、なんか感動する。
カーレース映画って男の子向けっていう偏見が、昔はあったのだけど。やっぱり面白ければ、関係ないですよ>>続きを読む
現職の総理が記憶喪失に。
憲政史上最悪と言われるほどに支持率のない総理。セクハラに動物虐待って、ほんと酷い総理ですね。
中井貴一、記憶を失う前の傲慢で嫌な総理も、記憶を失った後の温和な総理どっちも>>続きを読む
特に目新しさはないゾンビ映画。
壁をよじ登るゾンビの連携?プレイは見どころです。
人類の存亡をかけたわりには、結構あっさりとした帰着。
未知の疫病に対する人間社会の混乱なんてものを、じっくり描く映画>>続きを読む
どこかポップさのある映画ポスターは、その実かなり陰鬱とした復讐劇。
大体3転くらいするストーリーだけど、それでいて綺麗にまとまっといて、インパクトもあるしカタルシスもある。
センセーショナルな演出>>続きを読む
なんだか夢のある話で、結構好きです。
″彼″の話は、空想か真実か。
空想の中にとらわれることは、悪いことなのか?
リアリズムを重視した現代こそ、イマジナリーなものが、逆に大切なのかもしれません。>>続きを読む
まるごとダークファンタジーな世界観で、大規模な戦争シーンを観れることが出来る幸せ。
エルフ、ドワーフ、オーク。種族も戦闘スタイルも異なる勢力の戦いは、「指輪物語」シリーズの醍醐味。ともあれ「重厚感」>>続きを読む
それぞれの登場人物達が、各々の目的のために「星」を探し求め、交錯する。主人公の青年も、愛する人のために「星」を探す旅に出る。
旅の途上で見つける、真実の愛。
ちょっとロマンチックなファンタジー映画で>>続きを読む
NIKE創業者の息子(トラヴィス・ナイト)が作ったアニメーション映画。
不思議な力を持つ少年、クボ。彼を狙う「月」からの刺客。月を支配する「月の帝」の秘密。
「そなたの物語は生き続けるのだ。」>>続きを読む
父がこれ観て「感動した」と言ってたので、実際観てみた。
たしかに、感動する。
大野くんと杉山くんの友情。その絆は、決して色褪せることはないのでしょう。
日常系アニメの映画って、ほんとふとした時>>続きを読む
家に侵入してきた強盗3人組と、緊急避難用の密室に逃げ込んだ母娘。犯人達との心理戦が見所です。
若かりしクリステン・スチュワートはボーイッシュな魅力があり。ジョディ・フォスターも命懸けで犯人達と対決し>>続きを読む
2014年に起きた韓国「セウォル号沈没事件」。事故で家族を亡くした遺族をテーマにした作品です。
当時、船長や船員達が真っ先に逃げ出し、政府の対応の杜撰さなどいろんな意味で話題になった事件ですが、一番>>続きを読む
政府要人の暗殺計画に巻き込まれた夫婦は、口封じのために息子を誘拐される。
彼らは、最愛の息子を取り戻すために行動する。
「ケ・セラ・セラ」があまりに有名ですが、単なる劇中歌ってわけじゃなく、ちゃんと>>続きを読む
「ただ、知りたかった」
愛する恋人。彼女はどこに消えてしまったのか?
もし、選択を迫られたら?
どう見ても地獄への片道切符なんだけど、そっか。そうしちゃうんだ、っていう。そうしたいから、とい>>続きを読む
「どうやって殺されたの?」
「アイスピック」
サンフランシスコで起きた殺人。事件を追う刑事は、容疑者としての疑いが高い女と関わり、魅了され、その深みへと堕ちていく…
スリラー映画は音楽が大事。>>続きを読む
コナン君は相変わらず無茶しすぎだけど、咄嗟の行動力はさすがというか。
狙撃手に狙われるということで、あっさり人が死ぬので緊張感がある。
個人的には、コナン映画の中で最高級の脚本とは思わないけど(他に>>続きを読む
勇敢に死んだ者は楽園に行く。
空だって屋根になる。
法が変わっても、正義は変わらない。命を奪う者がいるなら、与える者もいる。
ところどころ重いけど、ラストは爽やかで良かったです。
元軍人の運び屋が運ぶ「荷物」は、人間の女性。
これ2002年の映画なんですね。ジェイソン・ステイサムはこの頃とあまり変わってない気がする。
運び屋は緻密な仕事だ。と言いつつも結果的に緻密とは程遠い>>続きを読む
ナチス残党を捕らえる任務を負ったアメリカ諜報員と、彼に協力してスパイ活動を行うことになる女性。やがて2人の関係は、任務を超えた特別なものに…
ラブロマンス要素が強めながら、スパイ劇としても独特の緊張>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
″さよならは、また会うためのおまじない”
人との関わりを通じて、新たな感情を覚えていく綾波レイ。
おやすみ、おはよう、ありがとう、さよなら。言葉の持つ重さ。そこには暖かな幸せが内包されている。
「>>続きを読む
人生には何かが欠けているもの。その埋め合わせをするかのごとく、運命に導かれるように惹かれ合う者たち。
嘘偽りのない愛のかたち。
甘酸っぱいというほどには、そこそこディープなシーンもあったり。
とも>>続きを読む