HarutoMさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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死霊のえじき(1985年製作の映画)

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"リビングデッド三部作"のフィナーレを飾る本作。前作『ゾンビ』よりダークな内容となっており、興行は振るわなかったもののゾンビ映画史に残る名作である。

本作のマスコット的ゾンビのバブ。ローガン博士によ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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祈祷師が韓国では当たり前に受け入れられているんだねえ。だから韓国人からしたらより現実感を伴う恐怖体験になるんだと思う。逆に日本人として観ると、最初こそ田舎特有の気味の悪さスリラーを感じられたが後半は打>>続きを読む

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

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日本の空手を引き立て役にすることで中国の功夫の素晴らしさを語る露骨な演出に途中から嫌気がさした。
登場人物がどれも薄っぺらく、特に敵のコルトと敵に寝返るウォンの背景描写が弱すぎるために、ブルース・リー
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

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人間以上に人間臭いバンパイアたち。最高に面白かった。
この映画は登場人物の可笑しさで笑うことが多かったように感じる。物語の中心となる四人のバンパイアたち、そこに加わり彼らの日常を掻き乱す新人バンパイア
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修羅(1971年製作の映画)

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国立映画アーカイブで鑑賞してきたんだけどさ。。前の席のカップルの女の方がスマホいじってて、気にしないようにしてたんだけど、それを注意した紳士に彼氏と一緒に逆ギレし始めてさ。注意した彼のことをバシバシ殴>>続きを読む

FUGAKU3/さらば愛しのeien(2016年製作の映画)

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ドキュメンタリーと劇映画がつぎはぎされているんだけど、ドキュメンタリー部分はその性質上つまんなくても見れちゃうんだけれど劇映画のパートは良くなかった。

FUGAKU2/かもめ The shots(2015年製作の映画)

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執拗なまでに”棒ドア”の開け閉めを見せつけられた。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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終電を逃した赤の他人四人が飲みに行くシーン。二人が初めてちゃんとお互いを認識するシーンにああいうおかしさを持ってくるのが良いよね。

映画のクライマックスであるお互いに別れを告げようとする場面。場所は
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クリープショー(1982年製作の映画)

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お気に入りは圧倒的に5話目の”They Are Creeping Up On You”。自らの部下を虫ケラのように扱っていた社長の家に大量のゴキブリが発生するお話。ゴキブリに埋め尽くされていく真っ白の>>続きを読む

ファーザーズ・デイ/野獣のはらわた(2011年製作の映画)

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オチとか含め『リック・アンド・モーティ』味を感じた一作。エイハブがもうリックに見えてきた。
Lofiなユーモアにただ身を任せた1時間半。悪くなかった
(20240228)

ゾンビコップ(1988年製作の映画)

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革製のマスクを被った宝石強盗が可愛い。Mr.インクレディブルとかに出てきそう。

ゾンビ・コップと言っても想像してたゾンビではなく、彼らには意思がある。その点が革新的。ゾンビのデザインも悪魔的でカッコ
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武器人間(2013年製作の映画)

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小学生の頃、レンタルDVDを観ると『武器人間』と『プラネット・テラー in グラインドハウス』の予告を頻繁に見掛けて怖いもの見たさに気になっていたんだけど、やっと観れた。

一人称視点の演出は一長一短
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

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単にシリアルキラーを描くだけでなく、社会に対する考えから生と死に至るまで彼の持つあらゆる価値観を丸裸にしていく。

ジャックとヴァージの会話から映画が始まる。罪人と教誨師の会話だと思ったが、結局ヴァー
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ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴(2021年製作の映画)

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『道化してるぜ!』のコナー・マクマホン監督の新たなホラーコメディ、兄がヴァンパイアになってしまった弟の葛藤を描く。
スプラッターはやや抑え気味で『道化してるぜ!』に比べると明るい雰囲気で観終わった後に
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

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久しぶりに1を観た。
"迫り行く死霊"視点が恐怖を掻き立てる。低予算でも演出のアイディア次第でこんなにホラーな作品が撮れてしまうんだという驚き。

ただ死霊のはらわたⅡ、キャプテンスーパーマーケット、
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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格闘シーンの魅せ方がバラエティに富んでて飽きずに見れちゃう。
個人的に良かったのは、凱旋門の周りで車がビュンビュン走ってる中での格闘シーン。車に衝突した二人の殺し屋を空中でヘッドショット決めるのは笑っ
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

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現代に死霊のはらわたを復活させるとこうなるんだ。。いや、これは死霊のはらわただったのか、、?ネクロノミコンもショットガンもチェーンソーも出てきたけど、死霊のはらわただったのかと言われると悩ましい。>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

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野々宮家がベッドで寝ている様子を捉えたカットが序盤に登場する。窓の外から捉えているため外の光が反射していてとても印象的なショットだった。と思っていたら終盤に血の繋がった実子である琉晴を家に招き入れて家>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

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救いようのないエンディング、登場人物によるとめどない暴力、息をつかせない展開の連続。アメリカン・ニューシネマに見られる都会の荒廃感も感じられる。ラストの決闘はまるでウエスタン映画のようだ。当時を振り返>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

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美しい映像と物語の暴力性の対比に心を震えさせられた。

映画が始まった時点で村川はヤクザとして生きることの活力を失ってしまっている。沖縄に出向いた後も自殺願望さえあるような描写があり、映画ラストでは実
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パニック・アリゲーター/悪魔の棲む沼(1979年製作の映画)

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新文芸坐 血みどろオールナイト2024 第1夜 4本目。

ワニ以上に人間が恐い!!!
技術的な問題なんだろうけど、ワニが全然ちゃんと映んないんだよな。確かに一部しか映らない怖さってものはあるんだけど
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キルボット(1986年製作の映画)

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新文芸坐 血みどろオールナイト2024 第1夜 3本目。

設定の雑さがたまらない。雷が落ちて電子系統がショートする所までは分かるが、ロボットが明らかに悪意を持って人間を殺しにくるのはなぜなんだ。
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死体と遊ぶな子どもたち(1972年製作の映画)

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新文芸坐 血みどろオールナイト2024 第1夜 2本目。

個人的に1番期待してたんだけど、正直つまらなかった。なんと言ってもゾンビ登場まで引っ張りすぎだろ!あとは有り得ないくらい登場人物の服装がダサ
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ドクター・モリスの島 フィッシュマン(1979年製作の映画)

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新文芸坐 血みどろオールナイト2024 第1夜 1本目。

冒頭の霧に包まれた海で乗船員が襲われるシーンとか結構怖い。その後は本当に踏んだり蹴ったり。パニック映画ってそうゆうもんだけど。
半魚人が登場
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ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版(1978年製作の映画)

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古き良きゾンビ映画。今のゾンビは身体能力高すぎるから逆に新鮮なくらい本作のゾンビは動きがトロい。
内容はかなりあっさりしてる。ただやっぱり方々に影響を与えてるんだろうなとは思った。ショッピングモールと
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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平山は、長年に渡って所有しているであろうカセットテープを聞き、行きつけのバーや銭湯に通い、幾つかのささやかな趣味を持っている。彼は非常にパーソナルな世界に生きていると言える。これは"トイレ"という外の>>続きを読む

八つ墓村(1977年製作の映画)

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落ち武者たちの祟りに因るものなのか、八つ墓村に集まった落ち武者と彼らを殺害した"八つ墓村"の村人の子孫たち、彼らが連続殺人事件に巻き込まれていく様子はミステリーとして恐ろしいながらも、観終ってみるとス>>続きを読む

犬神家の一族(1976年製作の映画)

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静的な恐怖。アメリカンホラーが動的な恐怖演出なのに対して本作は逆に動的な展開でサスペンスを高めていき、決定的瞬間は静的であると言える。音楽や映像が停止し、まるでその場の時間が固定されたような感覚に陥る>>続きを読む

ランド・オブ・ザ・デッド(2005年製作の映画)

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意外な内容だった。主人公・ライリーが率いるチームと主人公の傭兵仲間・チョロの率いるワルチームと生存者が住まう街を牛耳っている男・カウフマンの組織がそれぞれの思惑の為に行動する感じ。知能を持ち始めたゾン>>続きを読む

田園に死す(1974年製作の映画)

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自らの原体験を追って、現実でも幻想でもない世界を彷徨う。自分がこの物語の主人公であることを知っていながらなお、母親を殺めることはできない。それは何故なのか。原体験からは逃げることもできないのか。圧巻の>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

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列車で偶然出会った男女がお互い恋に落ち、ウィーンの町で夜明けまでデートする物語。

映画の殆どが二人の対話によって構成されている。話の内容は詩的かつ哲学的で、聞いているといつの間にか二人の間のムードに
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

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人間の執着心が恐ろしい!
ダンが主人公のヒーロー枠なのかと思いきや、ハーバート・ウェストというバットマンをサポートするロビンなんだよね。これが面白い。成績優秀で容姿端麗なダンがオタクみたいな見た目でマ
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