丸福さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

若干テンポが悪い。
笑いの要素は抑え気味。
1作目のこちらの方が全体的に生々しかった。

普段から斧を持ち歩くのはいけません。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.8

ドンソク兄貴の使いどころもある程度パターン化しだしてきて、若干のマンネリズムを感じて居たところに久々のヒット!!

まわりの人物が兄貴の良さを引き出してくれた。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.3

オリエント急行殺人事件は遙か昔にテレビで放送されてたのをなんとなく観た記憶が……。

今作はリメイク。
役者が豪華だねぇ〜。
撮り方も凝ってて面白いねぇ〜。
列車のシーンも迫力あるし。
それなのに肝
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悪名(1961年製作の映画)

3.2

1本筋の通った漢気を期待してたのに、女に振り回されてる主人公。お前の漢気はそんなもんかい!って感じの作品だった。

浪花千栄子の方が漢気あったな。

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.3

繊細な作風で京アニの力量を感じた。
本編を観たことが無い自分には、キャラクターの魅力を感じなかったのが残念。

2人の心の中が見えてこず、終始雰囲気だけで終わった点がこの作品に惹き込まれなかった要因か
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.9

人種差別というテーマでありながら、バディ物で尚且つエンタメ要素もあって重くし過ぎなかったというのが凄い。

ジーン・ハックマンの魅力的で人間らしいキャラクターがよりいっそうこの映画に彩りと厚みを与えて
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.5

西部劇はほとんど知識無し。

馬を強奪する場面の巧みな身の捌き方とか、実際に演じてるんだからスゴイ!!
往年の名作ですね。

何より自分は馬達に敢闘賞をあげたい。

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.4

内容が薄っぺらいと云うのが正直な感想。
作画も綺麗だし動きも滑らか。
ビビットな配色、嫌味のないキャラクター、でもなんだか全体的に突き抜けない感じ。

盛り上がるはずのだるま祭りエピソードもなんだか平
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必殺!ブラウン館の怪物たち(1985年製作の映画)

2.5

必殺なのに角川映画。
良くも悪くも80年代の匂い満載。

おなじみ必殺メンバーは果たして居る必要があるのか❓
記念映画だしとりあえず意味なんて必要あるかい!
奇想天外で面白けりゃ良いんだ!的発想。
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ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.7

ルトガー・ハウアーの得体のしれない犯人役が良かった!

ダイナーの女の子、かわいそすぎる。災難やな……。

古さを感じさせない良作。

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

2.9

殺人の動機がよく分からない。
胸くそ悪さだけが残る作品だった。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.6

思ったより良かった!

血は繋がってなくても新しい家族の絆は強い!!

仲間が死んで友情を再認識したり、家族が死んで改めて絆の深さを知ったり何かと誰かが死んで思いを深めるパターンが多い昨今、仲間が誰ひ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

音楽と演出が見事にマッチしてた。
カーアクションのスピード感凄いね。

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.3

シャーリーズ・セロンのカッコ良さで最後まで観れたけど内容に薄さを感じた。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

森の風景におよそ似つかわしくない動物達が歩いてる様子がシュール。

独身で居ること自体が犯罪ってところが斬新。
カップル成立にも共通点が必要って設定も面白い。
斬新で面白いけど、へぇーって感じで、心に
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X エックス(2022年製作の映画)

3.3

未知なる能力とか言ってる割に主人公にそんな力も魅力もあるように感じなかった。
ラストの取ってつけたようなオチも弱い。

主人公のハングリー精神に誘発されて老女が発奮したのか?
そもそもあの老夫婦自体謎
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

ラストにかけて多少失速したような。
オチが少し安直。

寿司折り美味しそうだったな。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.4

ほとんどマッドマックス。
前作の面影全くなし。
カーチェイスが派手だった。
大量のゾンビが降ってくる光景は怖い。

前作のスリリングさは激減。

デモンズ(1985年製作の映画)

3.4

監督がダリオ・アルジェントだと思ったら、脚本だけでした。

くど過ぎるまでの赤のコントラスト。
80年代のMTVを観てるかのような鳴りっぱなしのBGM。
全体的に漂う安っぽさ感。

王道つったら王道。
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空白(2021年製作の映画)

3.8

ひとつの事件で浮き彫りにされていく人間の業、善悪の是非。
知らない内に自分の行動、言動が誰かを傷つけているかもしれない。
息が詰まるような作品だった。

寺島しのぶがキツかった。
親切の押し売り、自分
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.5

最後辺りは蛇足に感じた。
なんかホラーみたいだし……。
犯罪にあたる行為が果たしてスケールのでかさと比例するのか❓❓

ピラミッドのエピソードもいらないような……。

役者の力で助けられた作品に感じた
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.7

あんな展開になっていくとは思いも寄らず。
正直期待してなかった分、いい意味で予想を裏切られた作品。

捻りの効いた内容と映像演出。
何より適役の女優さんが魅力的だった。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.4

仰々しい演出と音楽だった。

時々レオ様の表情がジャック・ニコルソンやジャック・ブラックに見えたのがある意味狂気笑。

大袈裟な割に先の展開が読める内容。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

散漫な印象。

ヴィレッジというタイトルで村独自の文化、風習、閉塞性を中心に話が動くと思いきや、ゴミ処理施設やら過去の父親の因縁やらあっちこっちにブレてる感じ。

主人公も何を考えているのか伝わりにく
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水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

2.3

若干テンポが悪い。

子どもを失った悲しみは理解できるけど終始辛気臭い主人公。
少し中だるみした。

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.5

学園の生徒ほとんどがクソガキ。
スッキリしない展開。
でもそれなりに勢いもあって面白かった。

ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界(2014年製作の映画)

3.3

静かな作品でありながら、人との関わり合い方を考えさせられる映画だった。

親や友人恋人との距離感の相違をジェイソン・ライトマン監督らしく描いてたと思う。

音楽がこの監督はいつも秀逸。

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

2.8

ゴシックホラー調サスペンス?

この監督ならではのダークな世界観が薄かったような……。
後半からの展開はスリリング。

衣装が豪華だった。

ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.5

タイトルの割にあまりバイオレンスしてない感。

よくある設定で枠をはみ出すことなく、割とこんじまりまとまった感じがした。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

ソン・ガンホは色んな顔を持ついい役者だ。
このタクシー運転手は当たり役だと思う。

役者陣の生き生きとした演技、ドラマティックな展開
韓国映画の良い部分がたっぶり堪能出来る。

未見の方は是非観て欲し
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

レオ様出演映画にハズレ無し‼️

皮肉たっぶり。
ブラックユーモアたっぶり。
こんなSF観たことない。

現代社会の風刺が凄い。
時間が長いのがちょっと疲れたが、面白かったからまぁ許せる範囲。

最期
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

西成の雑多な街並み。
その街を行き交う様々な人。
それぞれに何かを抱えて生きている。
そんなリアルな街の息遣いを感じた作品だった。

映像から湧き出す匂いが何か生々しさを感じるなと思ったら「岬の兄妹」
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2ガンズ(2013年製作の映画)

3.2

正統的なバディ物。

可もなく不可もなくエンタメとして優等生な作品だった。

音楽もセンス良いし、映像も綺麗だし、デンゼル・ワシントンは相変わらずかっこいいし、テンポも良かった。

ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

3.7

コリン・ファレルがいい味をだしていた。
そしてブリンダン・グリーソンの厚みのある演技。

ほつれて絡み合う群像劇。
どこか可笑しみもあり、苦さもある作品だった。

ヒットマンとしてある程度の品格は大切
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

言葉は厄介だ。
興味のない会話に付き合うのが嫌ならスルーすればいい。
苦手な相手が居るなら会わなきゃいい。
島という狭い環境下では、コミユニケーションを回避するのも容易ではない。
娯楽も少ない。
みん
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.5

おなじきょうだい物でも「ファウンド」の兄弟感とこっちの姉弟感には雲泥の差が。

じわりじわりと迫りくる恐怖。
奇妙な老人夫婦の異様さと所々にあるユーモア。
面白い。

姉弟がそれぞれ心に持っている父親
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