丸福さんの映画レビュー・感想・評価

丸福

丸福

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.5

クリント・イーストウッドがSFって珍しい。
アナログおっさん宇宙へ行く。

ストーリーはよくある設定。
登場人物一人一人が個性的に描かれていた。
人物描写の上手さはさすがのクリント・イーストウッド監督
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終末の探偵(2022年製作の映画)

3.0

北村有起哉という役者は好きなんですが、この映画の探偵は凡庸。
ストーリーも緩急なくて中だるみ。
せっかくの北村有起哉がもったいない。

妖怪の孫(2023年製作の映画)

3.5

安倍政権の影響力、岸信介の存在など興味のない人でも分かりやすく解説されたドキュメンタリーだと思う。

ただ自分からするとまとめサイトを見ているようで、監督独自の切り込みがもっと欲しかった。

ランボー(1982年製作の映画)

2.8

過去に何度となく観た作品。
ベトナム帰還兵の苦悩と、ど派手なアクション。シルベスタースタローンの当たり役のひとつといっていい作品。

シリーズを重ねる毎にアメリカ万歳的な印象が色濃くなっていくが、そん
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ファイティン!(2018年製作の映画)

3.3

ストーリーはよくある設定。
ドンソク兄貴ならではの醍醐味も特に感じず地味な印象で終わった作品。

劇場版 フリクリ プログレ(2018年製作の映画)

3.4

フリクリの名前を借りた普通のアニメだった。とりあえず観る事は出来るレベル。
フリクリの突き抜け感は期待しない方がいいと思う。

井出くんがいい男だったね。

劇場版 フリクリ オルタナ(2018年製作の映画)

3.8

今度はどストレートに青春!

額から溢れ出る17歳の叫び笑。
前回ほどのスパークさは無かった。作画も荒い。
前シリーズが神アニメ過ぎる分、多少失速した感じはした。

ハル子さんが綺麗かったから良しとす
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ホリデー 有銭無罪 無銭有罪(2006年製作の映画)

3.3

「有銭無罪、無銭有罪(金持ちは罪を犯しても刑務所へ行かず、金のない人間は有罪となる)」
実際に起きた脱獄事件で、犯人が訴えた言葉。

明確なテーマがあるにもかかわらず、過剰な演出が多すぎてそのテーマ自
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スタートアップ!(2019年製作の映画)

4.0

コワモテながらラブリーな魅力全開!⟵あらすじにそう書いてる笑。

TWICEを踊る兄貴。
中華鍋を振る兄貴。
腕っぷしの強い何時もの兄貴。
色んな兄貴が観られます。
思ってたより面白く観られた。

アンダードッグ 二人の男(2016年製作の映画)

1.8

兄貴主演だから観たけど、全体的にう〜ん…って感じで残念。

スティル・クレイジー(1998年製作の映画)

1.8

過去鑑賞。
おっさんがロックバンドやってる位しか記憶に残っておらず…。

コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

1.9

恐怖を前にすると人は簡単に服従してしまうんだ。
コレが実話とは!
誠に胸糞作品だった。そして低予算だった。

冬の小鳥(2009年製作の映画)

4.1

不幸な子供が似合うキム・セロン。
そして舞台は孤児院。
理不尽な大人の都合で孤児院に預けられ、健気に父親を待つ姿はもう泣くしかないでしょ。

胸が苦しくなるような作品だった。

王の男(2006年製作の映画)

3.6

綱を渡る大道芸が凄い。

王様の寵愛を受け、仲間をとるのか王様のお付きとしておさまるのか思い悩む主人公。その姿が誠に美しい。

王様も魅力的だった。

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.8

捜査を撹乱させるような自供。心理戦を淡々と描いた作風。
抑えた演出であるから尚のこと、犯人の怖さが引き立った。

悪人(2010年製作の映画)

2.9

深津絵里が良かった。

善人と悪人その境界線。それぞれの視点でその境界線の曖昧さを描いていた。

原作が面白そうなので読んでみたい。

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.5

続編作る気満々の終わり方。

「魔女ウィッチ」もそうだけど、続編を意識した上でのストーリー構成は個人的には好きじゃない。
一本の作品としてきちんと終わらせて欲しかった。

予備知識無しでの鑑賞だったの
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

社会的弱者に対して生きずらい毎日を役所広司が好演。

カメラを通しての視線が暖かい。

自分の拙い文章でこの映画の良さを伝えるのが難しい。
日本映画の良作なので皆に観て欲しい。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

2.1

薄い映画という印象。

伝記というよりは、紙芝居的な展開に感じた。

監督独自の視点でフレディ・マーキュリーの半生を内面から掘り下げて追う訳でもなく、こうなりました、ああなりました、だからこうなったの
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.4

ブルース・リーの事をよく知らなくても楽しめた。

独特のテンポと味わいがある作品。

13日の金曜日(1980年製作の映画)

2.9

王道スタイル。
この時の13金はジェイソンよりお母ちゃんが目立ってる。

お母ちゃんも怖いけど、ヒロインもスコップ振り回して充分怖えー。

キャンプと若者の乱癡気騒ぎはホラーには鉄板ですね。

来る(2018年製作の映画)

3.5

二郎系ラーメンみたいな映画。
盛れる物は全部載っけてみました的内容だった。

霊媒の乗っけ盛りは韓国映画「哭声コクソン」を彷彿とさせる。

…鑑賞後、多少胸焼け笑。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.6

中々に渋い作品でした。

良い作品ではあったのですが
ちょっと疲れた笑。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

再鑑賞。

はじめて観た時はこの作品の面白さが分からず、つまらないと感じた。
あれから何十年…。
改めてもう一度観る。

最初の頃に観た時より遥かに面白いではないか!

カメラに収まる景色の美しさと寒
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ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

3.6

一筋縄ではいかない展開がコーエン兄弟らしい。
「ファーゴ」の原形的な作品になっているように思える。

光と影の付け方も印象的。
先が読めない面白さは流石だ。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

底辺の暮らしぶりでもみんな逞しい。ボロは着てても心は錦ってやつか笑。

そんな庶民の強かな暮らしぶりをどこか滑稽に、時にユーモラスに描くのがポン・ジュノ監督の上手さ。

底辺層と富裕層ふたつの家族の対
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トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)

3.8

ファンタジーかと思いきや中々重かった。

トンマッコルの住人の様に皆が暮らしていける世の中だったら楽なのに……。

コミカルなタッチもありつつやはり容赦ない。
戦争の悲惨さ滑稽さを圧倒的な演出でみせて
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.5

南とか北のお国事情はよく分からないけど、作品を通して感じた事はとてもデリケートな問題で国交事情も複雑なんだということ。

この映画は実話を元にしているらしい。

国の繁栄の象徴、オリンピック開催のマス
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.5

ワッフルメーカー欲しさに群がる群衆心理が怖い。
その事件が要因で殺戮の感謝祭に繋がるわけなんだけど、犯人の目星が大体想像出来た。もう一捻りの意外性が欲しい展開だったかも。

イーライ・ロス作品にしては
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新選組(1958年製作の映画)

3.4

池田屋騒動の長回しは迫力があった。

歴代の銀幕スター片岡千恵蔵に関する知識はほとんど無いけど、台詞回しのタメが凄い。歌舞伎とかの伝統芸を観ている感じ。

この映画の新撰組は割と年齢層高めでお達者倶楽
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サベージ・キラー(2013年製作の映画)

2.0

荒唐無稽。
すいません……それ以外記憶に残ってません。

映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

3.4

子供の視点からでも大人の視点からでも楽しめる良作。

すみっコぐらしのカラーを壊さずに深いテーマを投げかけてくる。
オススメされてなんとなく観たけど、良かった。

人魚伝説(1984年製作の映画)

4.0

疾走しまくり!

人魚姫的ファンタジー要素は全くありません笑。

今のようなサブスク配信が無かった時代、この作品は大層な高値が付いておりました。
それを大勢の人が観る事が出来るのは凄い幸運な事だと思い
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さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)

3.3

若干テンポが悪い。
夜の街並みが美しかった。

これがハードボイルドってやつか。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.7

クラリスとレクターの2人の会話の緊張感。
ジョディ・フォスターの演技も然る事乍ら、アンソニーホプキンスの存在感の凄いこと!

事件の真相に迫るスリリングさもダレることなく維持してた。

やっぱり面白い
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.4

大阪、ヤクザ、近未来風な日本、そして真田広之笑。
並べると大体どんな展開になっていくのか想像出来る。

そして壊滅したコンチネンタルホテル。
今回のシリーズはコンチネンタルホテルを中心に展開してないか
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