なださんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

3.8

ジョン・ベルーシ33才(1982年)
コカインとヘロインの過剰摂取でロサンゼルスのホテルで死亡。

盟友ダン・エイクロイドは『ゴーストバスターズ』の脚本執筆中で支えに行けず。ビル・マーレイの役をジョン
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劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション(2010年製作の映画)

3.2

Bunkamuraフィンランドデザイン展と共に1週間だけの上映。
噂のマッツ・ミケルセン(スニフ)の声高めの吹替は観られて貴重でした。
ムーミンの声にアレクサンダー・スカルスガルドさん。パパはパパ。
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

美しい、とにかく美しい…
人間は圧倒的な美しさを観ると、暫く放心して泣いてしまうらしい(個人の感想です)

『ジョジョラビット』のユダヤ人少女役トーマシン・マッケンジーと『ウィッチ』のお姉ちゃん役アニ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

もっと早く劇場で観ておけば良かった〜😭

見終わった後に真っ先に浮かんだのは「#Me too」運動でした。
性暴力などの性的被害経験をハッシュタグ「#MeToo」をつけてオンライン上に投稿する「私は黙
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ブレイブ(1997年製作の映画)

3.5

『ギルバートグレイプ』に続きジョニー・デップ(34)主演、脚本、監督作品を鑑賞。

ネイティブ・アメリカンの置かれている実状を垣間みる。

仕事もなく犯罪を繰り返すラファエル(ジョニー・デップ)は生活
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.8

サーミ人は、スカンジナビア半島北部ラップランド及びロシア北部コラ半島に居住する先住民族(Wikipediaより抜粋)

日本で言うとアイヌ民族の事を想像するとピンとくるかもしれない。

映画は1930
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スケールとしては前作よりまとまった感じでしたが、シリアル・キラー退治としては丁度良いのかな…

冒頭、シュリーク(ナオミ・ハリス)の能力「叫び声」のキンキンさは絶対シンビオートを苦しめるヤツだ〜
クレ
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.5

ダークファンタジーと聞いていましたが、それほどダークなイメージでは無かった。

凝りに凝った美しい装丁の絵本を観ているようでした。
不思議な世界観に魅了されました。

みんな生きるのにカツカツで赤貧の
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バーバレラ(1967年製作の映画)

4.2

旦那に「また見てるのか」と言われる位ハマる人はハマる古き良きSF

危険な兵器を発明したまま行方不明になった科学者デュラン・デュランを探す為、宇宙飛行士バーバレラ(ジェーン・フォンダ)が地球から派遣さ
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.6

そーいえばミラベルの前にディズニー何かやってたなぁ…と後回しにして完全に忘れていた今作品。かなり面白かった。

『シャンチー』と『エターナルズ』を観た後だと声優陣に知った名前があって興奮しました。龍の
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.7

なぜ主人公のミラベルだけ魔法の力を授かれなかったのか気になって鑑賞。思わぬ拾いものでした。

フルCGアニメーションは、画面が軽いので苦手でした。

絵に質量が表現しきれない、そう思っていましたが、い
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

5.0

ジム・ジャームッシュ監督の現代に生きる吸血鬼の話。
初っ端からジャームッシュ節のいいパンチがテンプルに入る。
素敵だ!カッコいい…

トム・ヒドルストン(アダム)とティルダ・スウィントン(イブ)ジョン
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

Filmarksの皆さんのレビューで「前情報なしで!」の記述が多かったので全てシャットアウトして鑑賞しました。

劇場の暗闇で推理するワクワク感は何ものにも代えがたいし、映像の演出が素晴らしかったと思
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.6

テレビ放映からのファン。今回観ようか迷ったけれど、あの二人(シロさんとケンジ)に会いたくて鑑賞。
観ておいて良かったです。

一組のゲイカップルが共に暮らし、共に老いを考え始める。
自然と私の生活にリ
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.5

1つのストーリーとしては、完結していて面白かった。

小学校時代に高千穂遙の『クラッシャージョウ』や竹宮恵子の『地球へ…』に胸を焦がした私としては、宇宙移民の話は良いですねぇ…ワクワクします。

《ノ
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トランスポーター(2002年製作の映画)

3.3

トランスポーター1作目
10年前のステイサムおじさん流石に若くてピチピチしている。
シリーズ化されるだけあって面白く何も考えず楽しめました。

運び屋家業に独自ルールを設けているが、人の良さから自らル
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

ずっと後回しにしていたクリストファー・ノーラン監督の戦争映画。『エターナルズ』のバリー・コーガンが出演していたので急遽鑑賞。

第二次世界大戦、ドイツの軍事進行でフランスのダンケルクに追い詰められたイ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.5

神話が好きの方にお勧めです。7000年前から地球を守ってきた新しい10人のヒーローかと思っていたら、その土地に残る神話が全体的なモチーフなのでしょうね。
守護者も恋をしたり嫉妬したり、人間らしい一面も
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ホーム・スイート・ホーム・アローン(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

『ジョジョラビット』のヨーキー君(アーチー・イェーツ)がクリスマスに家に残されちゃったマックス役を演じるので、楽しみに鑑賞する。少し大きくなりましたな。

いやぁ、中途半端。
悪役がいないから面白くな
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PARKER パーカー(2013年製作の映画)

3.3

ジェイソン・ステイサムおじさんの魅力がやっと解かり始めた昨今。

あるお祭りの収益を強奪するシーンから始まります。
鬼平犯科帳で言うと「いそぎばたらき」が嫌いな義賊っぽいドロボウ役のステイサムおじさん
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

5.0

ハビエル・バルデムが、四肢麻痺の患者演じる尊厳死をテーマにした作品。

26年間、四肢麻痺で人の世話になる生活を余儀なくされるラモン(ハビエル・バルデム)
自死を願うラモンを中心に、家族、弁護士、友人
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

4.0

『イン・ザ・スープ』が気になっていたけど、そのアレクサンダー・ロックウェル監督作品を鑑賞。

貧しい中、健気に弟と日銭を稼ぐ姉弟。子ども達を愛しているけど世の中と上手くいかないと酒に逃げる父ちゃん。
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.6

おっさんになったダニエル・ラドクリフの映画をポチるのはいつも勇気がいる。
私の脳裏にハリー・ポッターの影がチラついて、どうしても面影を追ってしまうから。

でも作品は面白かったし、この役柄はとても自然
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.0

言わずと知れた『ワイルドスピード』のスピンオフ。ワイスピシリーズを観ていなくても楽しめます。

ルーク・ホブス(ドゥエイン・ジョンソン)とデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が異色タッグを組ん
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

9.11のテロの首謀者としての疑いだけで、人を14年2ヶ月も拘束していたのかと思うと恐ろしさを感じる。

モハメドゥ・スラヒ(タハール・ラヒム)さんは芯の強い人だと思う。
何年もの拘束や酷い拷問に耐え
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クライモリ/間違ったターン(2003年製作の映画)

2.9

Halloween🎃ホラー2本目

医学生クリスが面接の為に事故渋滞した道路から脇道にそれて山道へ…イヤイヤそれ早く着けるわけが無い。

山賊の様な異常者のテリトリーに入り、途中出会った人も次々と殺さ
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.0

ホラーは基本苦手なので、ハロウィン🎃時期は未見のホラーに挑戦してみる。

ジョニー・デップのデビュー作なので今年はフレディをチョイス。あの爪あの衣装!爪は手作りだったのか〜。
思ったより怖くなく、眠る
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燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

3.6

正義感が強過ぎで、やり過ぎちゃった刑事ファーロン(ドニー・イェン)が、閑職に配置換え。そしてストレスで太っちゃう話。
そんな彼がある人物を東京に護送する事になります。

肥った姿でもドニー・イェンさん
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ガイ・リッチー監督、カッコいい音楽とオープニング映像がワクワクさせます。

一見強そうに見えないけれど、いつでも強いジェイソン・ステイサムおじさん。

犯人の見当がついてから、同じシーンの繰り返しの印
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.5

ドラァグクイーンでゲイバーのオーナーだった息子リッキー。
音信不通のリッキーを突然亡くした母メイベリンは、葬式の席で息子がいた世界を目の当たりにする。

温かい人情を問う作品
潰れかけた息子のゲイバー
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ジャズ・ロフト(2015年製作の映画)

3.2

『MINAMATAーミナマター』の始めのシーンで、CMの件で訪ねてきた日本人にユージン・スミスが唐突に「ジャズは好きか?」って尋ねていたと思う。それが気になって鑑賞。

このマンハッタンのロフトでユー
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

Part1とは気付かず鑑賞。2時間を過ぎてリンチ版に比べてストーリー展開が遅いことに気付く。
こりゃ今回は終わらないなぁ…と集中力が途切れてしまったのは残念。これからご覧になる方はそれを踏まえてお楽し
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

若き日のジョニー・デップ(30)とレオナルド・ディカプリオ(19)に釣られて鑑賞。
この頃のジョニー・デップはホントに良い!

後にビッグネームになる二人の非凡な演技力と脚本の素晴らしさに感動する。
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

5.0

素晴らしい作品でした。ジョニー・デップが写真家ユージン・スミスと水俣病を捉えて製作、主演を務める。

ユージン・スミスさんと言う素晴らしいフォトジャーナリストの存在と公害として記憶の角に追いやっていた
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.0

オープニングの軽快なスイングジャズに身を任せてダンスするトーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)さん。自由奔放な芸術家としての側面と、ムーミンを描き内面を語る。喫煙、酒、恋が主軸として半生が綴られる。>>続きを読む

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.8

『永遠の門ゴッホの見た未来』のジュリアン・シュナーベル監督作品。

ファッション誌「ELLE」の編集長ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)は脳出血で全身麻痺になる。動かせるのは左目の瞼だ
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