バリカタさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

バリカタ

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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

3.0

豊川梅安は色気あって良し!です。

原作は読んでないけど昔テレビでやってた仕掛人、仕事人は大好きでした。特に初期の頃のドロドロ.ダークな感じが好きでした(必殺仕事人は名作)。結局、誰も救えない感じとか
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

2.0

むぐー、期待外れの人情ものだった

もっともっとハードなかっこいいカーアクションバリバリの物語を期待していましたが肩透かしでした。日本題に踊らされてしまった。ベイビー・ドライバー的なものを期待してまし
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.0

あーー、清涼飲料水映画だー!

いやぁ、眼を見張る上手さの賀来賢人さん!良い俳優さんですが、良い声優さんでもありました。うまい!上手!びっくりしました。クレジットなければプロの声優さんでは?と思えるほ
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

二次創作として優秀では?

東映さんの70周年を祝いたい気持ちがよくわかるお金がかかった作品でした。
歴史でよく知られる織田信長のメジャーな史実をベースに、LOVE成分とヒューマン成分を十倍増しにした
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.0

ただの会議なんですよね、議題以外は。

ホロコーストを扱った「別角度」作品の一つと言って良いのではないでしょうか?実際の議事録を元に作ったそうです。ですから、映画として云々・・・というよりも、会議が行
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

2.5

あれ?お仕事物語じゃなかったの?

題材、とっても面白いですね。エロ雑誌編集者達の奮闘話。それも、衰退していく状況下での。
エロの成り上がりが「全裸監督」だとすれば、その逆のお話かぁ〜・・・な勝手な推
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

最高としか言えません

特に書かなくてもいいんですが。だって最高って思ってる方々多いと思いますから。

これほど原作者がアニメ制作にみっちり入り込んでいて「よかったぁ」と感謝したのは初めてなのではなか
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.5

映像はとんでもなく素晴らしいです。必見レベル

「最高の映像体験」・・・宣伝文句に偽りなし!です。IMAX3Dでぜひ!!!これはIMAXじゃないと!

で、、、ストーリーは、、、、まー、よくある感じ。
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.0

新年を幸せな気分で迎えられます。

多幸感500%作品です。

そして決して物語が終わっても席を立たないようにしましょう。
エンディングに多幸感の締めが待ってます。僕はこの類の演出は好みではないのです
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.5

ただ、ただ、リスペクト

モリコーネ本人の仕事ぶりもさることながら、映画音楽そのものの素晴らしさに浸れます。酔いしれます。モリコーネの音楽が鳴る作品をまた見たくなりました。それほどに彼の非凡な才能や知
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.5

生き延びるために紡いだものは・・・?

見事な物語です。それはそれは見事なラストに結実していく素晴らしいドラマでした。
イタリア人兄弟捕虜が絡むエピソードだけはちょっと首を捻ってしまいましたが、それ以
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.0

機内シーンは圧巻。

やはり流石の韓国映画です。一級のエンタメ作品に仕上がってます。
もう、あーだこーだ言わずに楽しんだ方が良いですね。
どうやって撮ってんだろうなぁ?って思ったトラブル発生時の機内の
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ファミリア(2023年製作の映画)

1.5

深いようでスカスカな作品

つまらないです、、、すみませんが。
予告編見てかなり期待していましたが、めちゃくちゃがっかりです。社会派の「し」の字もないです。それ風なだけ。そして、家族の何を描きたかった
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

5.0

「すずめ」より「狼」

原作未読です。けど、有名な小説みたいですね。

いやぁー久しぶりにアニメで泣いた!泣きました!胸熱になりました。久しぶりの嗚咽で鼻がぐずついてこまりました。じわじわと締め付けら
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フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.0

ショーンペン 健在!!!

ショーンペン相変わらず見事ですね。大人になりきれない大人を演じさせたらピカイチだなぁ。無理を通せば道理が引っ込むを体現できる人ですね。いやぁ、でも憎みきれない・・・って思い
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

2.0

なんか消化不良

一本の物語なのに3本のオムニバスを見た感じ。いろんな要素がぶち込まれていて、血縁ってとこに帰着させてるようなんだけどどうなんだろ?なんか、物語の展開が激し過ぎて、テレビドラマの総集編
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.0

アニメーションクオリティ「は」最高

とにかく、エンドロールの監督自身のクレジットのフォントの大きさと順番に「やれやれ」って気持ちになりました。どれだけ自信満々なんだ?と。なんだか、周りイエスマンしか
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激怒(2022年製作の映画)

2.5

もっともっと振り切って欲しかった。

「もっともっと欲しかった!」が第一印象でした。

もっともっと「正義」という名の不条理や暴力を出してほしかった。
もっともっと「暴走」して欲しかった。
もっともっ
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

重いテーマを軽やかに描き、ラストは清々しい。

僕は男性だからこの作品で描かれる「女性ゆえ」味わうさまざまな感情の全てに「あるある!」て共感することは難しいですが、性別関係なく目に見えないプレッシャー
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

斜め上をいく展開で飽きません。

ラストはなんともな終わり方。若干「とほほ的肩透かし」な余韻はありつつも、悪くないです。「ジョーズ」の結末にも似た余韻かなぁ。

意外性のある展開の連続です。まさかー、
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

2.0

課題図書みたいな話

うーむ。夏休みの宿題の読書感想文用、課題図書みたいなお話。

今の子供たちには。今なかなか味わえない冒険を、
昔、子供だった大人たちには、ノスタルジーと思い出を。
そして、こんな
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ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言(2020年製作の映画)

4.5

彼らをカメラの前に立たせたことだけでも有意義

ナチスドイツ時代のユダヤ人虐殺の当事者またはニアリー当事者たちの生の声、生の思想が聴ける快作です。

そう、歴史上悪名高いユダヤ人の大虐殺の舞台に立って
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女神の継承(2021年製作の映画)

1.5

ラストのセリフだけが評価ポイント

コクソン好きだったので鑑賞です。

しかし・・・・失敗。ただの超D級ホラーでした。
作中同じノリが、何回か繰り返され途中だるくもなるますし、お話の展開がものの見事に
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デリシュ!(2021年製作の映画)

-

お話が凝りすぎ感あり。

全体的にすごく中途半端な印象を受けてしまいました。
レストランの起源を描くってことで、かなりアガる展開を期待してたんだけど、残念ながら熱くなれなかったんですよね。

観賞後グ
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1640日の家族(2021年製作の映画)

4.0

プロになるってことは・・・

フランスには、いや世界の国にはこういう里親制度があるんだろうか?
日本にもあるのかなぁ?相変わらず不勉強な僕ですが。
本作は、「どっち目線で見るか?」によって印象変わるの
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

規模感小さいが楽しい×10

細かいこといいっこなし!
新幹線はー、とか
日本はー、とか。
日本語がー、とか。
考えちゃ損です。

漫画「シオリエクスペリエンス」のブラックバスじゃないけど、
「この電
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

2.5

荻上監督ファンにはハマるんだろうなぁ。
かもめ食堂は好きな作品なんだけど、本作はそこまで惹かれなかった。

好きな俳優さん、技量ある俳優さんだらけで、僕にとってはかなりご馳走作品だったけど、消化不良か
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あなたの顔の前に(2020年製作の映画)

3.5

「イントロダクション」観賞後に連続で。なんともストレートなドラマで、意外や意外。そして演者さんたちの素晴らしい演技もあり、非常に、ひっじょーーに切ない女性の人生ドラマに胸が締め付けられたのです。

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イントロダクション(2020年製作の映画)

2.5

ホン・サンス監督作品は「逃げた女」しか見た事がないですが、その作品がとても良かったので本作も鑑賞です。

主人公の男性が3つのシチュエーションに登場するオムニバス(と言っていいのかな?)作品です。明確
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

往年のホラーを現代の技術で・・・ってとこかな?

「ミッドサマー」「ヘレディタリー」大好きな私はA24製作の新作ホラーを見ないわけないです。めちゃくちゃ期待しました。替えの下着を持参して鑑賞しようかな
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アルピニスト(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ごい題名だなって思いました。ズバリ「アルピニスト」。
<アルピニスト=登山家の中でも特に高くて困難を伴う山に挑む、高度な技術を持つスペシャリスト>だそうですが・・・その呼称を題名にするってことは「彼こ
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どうしようもない僕のちっぽけな世界は、(2019年製作の映画)

2.0

本当に「どうしようもない」をこれでもかと見せてくれる作品でした。
「どうしようもない」✖️「どうしようもない」=「どうしようもない」ってことなんですよね。本作では「なぜ?どうして?」は考えちゃぁダメな
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ルッツ 海に生きる/ルッツ(2021年製作の映画)

4.0

厳しい時代の移り変わりを静かに描く作品

静かに時代が伝統を消していく。伝統を愛する人がいたとしても、継承したくてもできない現実。発泡スチロールの箱の中身はとれたての鮮魚から冷凍の切り身へ。多くの人の
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母へ捧げる僕たちのアリア(2021年製作の映画)

2.0

アリアって「オペラなどの中で、1人で歌われる曲」のことを言うそうです。であれば、この邦題おかしいんだよなぁ〜。「僕たちの」ってのがおかしいし、本作は兄弟それぞれがってことじゃなく、植物状態になった母を>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.5

後悔したないです、人生は。したくないですけどねぇ・・・

やりたいようにできない。いや、なんやかんや理由をこじつけて「しないだけ」なのかもしれません。自分がやりたいようにやっている人は自分勝手、エゴイ
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アフター・エブリシング(2018年製作の映画)

3.5

短期間上映が惜しい作品でした。

あるカップルのなかなかヘビーなエピソードの数々とその後を軽やかに描かれた一本です。暗い話もあるのですが何故か色鮮やかな印象を受けました。なんでだろう?。ラストのせいか
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