Cythereaさんの映画レビュー・感想・評価

Cytherea

Cytherea

  • 62Marks
  • 88Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

春の雪(2005年製作の映画)

3.5

原作未読。
ジャケ写からも想像できる、ゴリゴリの恋愛ドラマ。
上流階級版「野菊の墓」

衣裳や建物が大正ロマン満載で、それに負けない登場人物たちの麗しさ。
眼福でした。

幼馴染の設定なら、もっと子供
>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.0

何の前知識もなく見た作品。
単独でも十分に見ごたえがあり、「東野圭吾」さんの作品を見だすきっかけになりました。

よくある展開と結末、派手な演出もない中で、親子愛と映像美。粒ぞろいの役者さんたちのおか
>>続きを読む

マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

2.0

豪華なセット、衣装に予算をかけたB級作品。
御本人たちの写真が残っているからか、よく似ていらっしゃるキャストを揃えたな!とワクワクしました。
スコアはそのキャスティングに対してです。
実話をもとにして
>>続きを読む

白痴(1945年製作の映画)

2.0

原作は未読。ざっくりと理解するにはちょうど良かったかな?

オルフェ(1950年製作の映画)

4.0

「双頭の鷲」で表明された「詩人観」と「恋愛観」がより凝縮されているなと思ったら、双頭の鷲の後につくられたのね。見る順番としては正解だな。
永遠の愛とは死と等しい。
車の中でラジオを通して広がる詩人の世
>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

こちらでの評価が良くて視聴。よくある改心物語かと思っていたので裏切られた良作。
改心物語ではなく成長物語。
「普通の人になろうとしている」のセリフに「普通」て何?と考えた。
マスコミにしたら、世間の耳
>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

1.0

テーマにそれか!と斬新だったものの最後で裏切られた。なんであんな終わり方?

自殺サークル(2002年製作の映画)

3.0

先に「紀子の食卓」を見て知った。紀子の食卓より良作に思えた。
ファンタジーとしての死で埋め尽くされた作品。対抗手段として死を受け入れる人と、死を与える人の差があれど、根底にあるのはルサンチマン。
頭の
>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

1.0

精神病院にする必要があったのか?
ツッコミどころ満載で、出演者の演技力がよかっただけに残念。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

1.0

母は強い。その一言に尽きる作品。
ありえそうであり得ない内容だけど、
リアルに感じられて最後まで見られたのは
皆さんの演技力の高さゆえ。
「怒り」とは生きる原動力なのかもしれない。

我が闘争 若き日のアドルフ・ヒトラー(2009年製作の映画)

1.0

若かりしヒトラーの伝記ではない。この中途半端な作品はどんな人をターゲットにし、何を表現したかったのか?ヒトラーに似せたキャスティングのみ良かった

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

5.0

衝撃作品。むき出しの人間のエゴをこれでもかと見せつけられて、胸糞悪くて、目を背けたくなるけど結局最後まで指の隙間から見続けた感じ。

燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

岡田君目当てで見出したものの、ほかの出演者の演技力、建物などのセット、身分、地方による言葉遣いや衣装の差に至るまでの丁寧な時代考証に圧倒された。

渇水(2023年製作の映画)

3.0

リアリティーを求める人にはお勧めしません。実際には不可能な「こんなこと!」な展開だけどドキュメンタリーではないのだから。と納得できるのは、子役も含めた、出演者の演技力の高さゆえ。
親代わりに妹を守らな
>>続きを読む

彷徨う魂(2022年製作の映画)

-

生命尊重と漠然と同一視されるような人間尊厳の尊重とは何かを再確認させられる内容だった。
生きとし生ける「もの」すべてが等しく尊重されるべき。その前提があっても、人間の都合でその「優劣」というのが語弊が
>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.0

子供ができないと知り、養子縁組を希望していた時期がありました。
プラベートなことをそんなことまで話さないとダメなの?とメンタル的なダメージのほうが強かった思い出です。他の養子縁組希望者さんから外国のほ
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

バカバカしくて楽しい!何も考えずにいられて笑えるってストレス発散できる。そんな作品。

黒水仙(2001年製作の映画)

4.0

初見は10年程前。韓国映画を見るならまずはコレと教えてもらい、韓国映画にはまるきっかけになった作品。テーマ曲のように何度も流れてくる「オンブラ・マイ・フ」の内容とストーリーが一致してて印象に残る。以降>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

2.0


前半に引き込まれただけに、後半の「観客に見せる」ことを重視した演出にがっかり。
主人公は雪の音を感じるようになり、お湯の音と水の音の差を感じるようになったと成長したらしいけど、観客にも「感じさせる」
>>続きを読む

安城家の舞踏會(1947年製作の映画)

4.0

プライドにしがみつくしかないやるせなさは、狡猾な策略の前では、廃退の美学になる。蠟燭の光のようなはかなげでくすんだ世界に、太陽の光のごとく、生き生きとした原節子さんの存在は、未来に立ち上がる勇気や、破>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

1.0

極彩色を背景にドス黒い人間がからむ。そのコントラストは官能美。どうしようもないクズ男もイケメンだからこそ許されるのね。自己顕示欲しかない女がいじらしくみえるのもその美しさゆえ。「可愛い」は無敵。「美」>>続きを読む

>|