Cytherea

安城家の舞踏會のCythereaのレビュー・感想・評価

安城家の舞踏會(1947年製作の映画)
4.0
プライドにしがみつくしかないやるせなさは、狡猾な策略の前では、廃退の美学になる。蠟燭の光のようなはかなげでくすんだ世界に、太陽の光のごとく、生き生きとした原節子さんの存在は、未来に立ち上がる勇気や、破壊からの前進のシンボルみたいだった。
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