ああああさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ああああ

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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

4.0

正直にすごい映画だと感じた。
全体のテーマは普遍的で、人間と地球のどちらにも当てはまる。わかりやすいセリフに

「当事者のほうが分からないものよ。距離を置かないと見えないことも多い」
「火星を天国だと
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アーカイヴ(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

英語の日本語訳「スヌーズ」の文字に興奮。工場って大体田舎にあるから仕方ないんだけど、数分登場したサイバーパンクな街並みをもっと見たい。

機械は好きだけど車の運転は自分でしたいし自分が作った機械が好き
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.5

『ジョーカー』と比べてはいけない。
だって本作がそれより何倍も映画としてよいものだから。それは、誰も悲しまないハッピーエンドだからっていう陳腐な理由じゃない。失うものがない者は強いだとか、夢を叶えるた
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

2.5

「完璧以外に何を求める?」
「彼は20世紀だ」
「夢破れた者の言い訳にしか聞こえないかもしれないけど、生活者の音楽っていうのかな。音楽だけを生業にしてるやつらには絶対に辿り着けない領域があるはずだから
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

耳が聞こえない家族と歌手になりたいというルビーの相関関係に胸が痛い。家族のルビー依存が激重。ここまではルビー目線でいた。

(サイレントシーンでよりわかる)耳が聞こえないことの難しさ、それでもずっと大
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タイムマシン(2002年製作の映画)

3.0

迷子になっちゃう。

中世のタイムマシン技術×制作年に想像する近未来の技術という二重構造の技術。エマがいない世でタイムマシンを開発したら、タイムマシンでエマを救うことはできないという理屈。ラストの過去
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

3.0

貴族の家系やスターらしい生活は彼女のアイデンティティにはない。

・父の不在による愛の渇望
・幼少期に立ち上がったユニセフを支援する人間愛
・Moon Riverカットへの反対から伺えるプライド
・と
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「恋を知らない人生は意味がない」の台詞のような恋愛が中心の人生には共感できない。でも、パーティーと共に人生の終結を悟ったビルが去るラストにはジーン。
別の取締役に揺らがない信頼を得る仕事人間のビルが大
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イン・ビトゥイーン(2022年製作の映画)

2.5

ひいおばあちゃんを失った時はまだ子供で、大人になってから大切な人を失うという経験をしていない。だからかファンタジー味を強く感じてしまう。

「相手を傷つける以上に傷つけられるかも」
「でも気づいたの。
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.0

虜になる映像(宇宙、船の内装)と背景にある消えない不安で引き込まれる。

ジム1人の時は食べ物を拾いに来させたルンバみたいなロボットが、オーロラと2人になってからまた食べ物を拾いに来てフォーカスされる
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.0

「君を手放す男は馬鹿に決まってる。アイリス、映画には主演女優とその親友が登場する。君は主演女優だ。なのに親友役を演じてる。」
恋した"映画"を語る紳士なアーサーとわたしもデートしたい。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

2.0

積木に納得。段階の構成にも感嘆。
心が洗われて人やモノを大切にしたくなるディストピア。

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

3.5

文化と教育の、人間に対する影響の大きさを感じる。この場合は特に性に対して。どんな人間でも育てられたように育つのだと実感。

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.5

花って綺麗すぎて造花だと疑うときある。そういう綺麗さのある映像。
実験室の雰囲気、ウイルスによる花の育成、花粉による脳への影響という人の倫理観を歪めるSF設定がいい。

日本の作曲家による劇伴。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

状況説明のナレーション多くて眠い。

ひとつひとつのストーリーで、人生における大切なことを教えてもらえる。
1.譲らないと決めたことは決して譲らない
2.練習と本番
3.体を壊されてしまった今までに食
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フリーソロ(2018年製作の映画)

1.0

死が間近にあると生を感ずる、それならば何のために生を感ずる必要があるのかまで考えたい。

8年越しの夢を叶えた後に懸垂する気概でいるからこそ、夢を叶えられる。

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

2.0

触れてはいけないとか、観てはいけないとかいうような深刻な映画じゃないことに驚き。サーカス団という一つのコミュニティ内の人間関係をこっそり見るような感覚。

月世界旅行(1902年製作の映画)

3.5

メルヘンで風邪がきいてる。

映画研究者の「論理的思考の非論理性を示すことを目的としている」「メリエスが、ある文化を別の文化が征服したという植民地主義者の自負を嘲笑っている、月世界における階層社会が地
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イカした人生/Madly in Life(2020年製作の映画)

5.0

壁紙と服の色が合っててかわいい。かわいいのに、かわいいだけじゃなく重め。

親子の近い距離だから怒ることができて怒ってしまう。それでお互いが嫌な存在になってしまうという複雑な葛藤。
今まで一人では生き
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

-

真相も犯人も気にならないくらいどうでもいい。つまんない。予想できないオチだけど、だからといって面白いわけではない。

最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

1.5

アレグラのお嬢様加減好き。

恋愛にはルールなんていらないっていいね。その通りであってほしい。

宇宙兄弟(2012年製作の映画)

3.0

自分は毎晩見てるだけの月に行こうと考える人がいること、子供の頃の夢を持ち続けて叶えようとする人がいること。原作は知らないけど、その事実に前職のムッタと同じ感情を抱く。

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

1.5

こんなに悪気のない不倫ってある、、純粋な人間が汚くなっていくのは心もとない。

「もう会えなくなると思ったから。」のキス、『会えなければ終わるなんてそんなもんじゃないだろう』からのエンディング、そして
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女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

2.0

テロリストよりも1人の女性が強いことには疑問だけど、ドゥルガに納得。

ボンベイ型の血液が気になる。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

5.0

始めからわかる異様な雰囲気と描写はSFだけど、ストーリーは共感できてかなり現実的。若いリンチの妄想と欲望。

赤ちゃんの病気と血と内臓がまじできもすぎて思わず「うえっ」って声出る。終始安心できない。

プレイタイム(1967年製作の映画)

2.5

おもちゃ箱の中を見てるみたい。計算されたセットがきっちり。

すぐそばにいるのになかなか会えない人とか、背中に付いてしまう王冠のシワとか、いちいち笑わせてくる。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

2.5

"Can I stay a bit longer?"
"Stay forever. "
このシーンかわいすぎる。前に観た時よりよく感じる。

セックス・アンド・ザ・シティ2(2010年製作の映画)

4.0

2 days offの考え方いい。

今作もゴージャスで楽しそうな4人。サマンサが1番タイプかも。

セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

4.0

ファッションって合理的に考えれば不必要なんだろうけど、ずっと見ていたいと思う。

2つのLに生きる女性がかっこいい。何よりも楽しそう。

美に魅せられて(2021年製作の映画)

3.0

冷め切った夫婦が見たかったから満足。インドの昼ドラみたい。リシュが不憫。一度でも過ちを犯したら壊れてしまう。

ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

-

唯一笑ったのはクマちゃんについてるカメラでお母さんのスカートを写してしまったシーン。

ソウ(2004年製作の映画)

-

綺麗な構成とか納得いくオチとかあるわけじゃない。

ムカデ人間(2009年製作の映画)

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世間で言われてるほどトラウマにもならないね。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

2.0

同じ人でもその人の態度って関係性によって変わる。子煩悩だと思っていたチャーリーは仕事人間になってしまい、ヘンリーを全く何も見てない。子供は正直。
ハッピーエンドに見える終わり方だけど、現実的で無機的に
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