映画が始まって1分で感じました。この映画は傑作です。
なんせ撮影、編集、音楽が自分の好みすぎてずっと観てられる。監督過去作は「ウィークエンド」しか観ていなかったけどその時はそこまで映像巧者という印象は>>続きを読む
前評判が物凄かったのもあって素晴らしい映画だった。
恋愛映画(日本)にありがちな主人公とヒロイン以外の存在を蔑ろにする演出が昔からどうしても好きになれず、それ故にたまにしか恋愛映画を観なくなってしまっ>>続きを読む
「そうそう、こういうのでいいんだよ」的映画。特にこれといった感想はないが面白いことだけは確か。ブランドンさんにはこういう気軽にサクッと観れる残酷トリッピー映画を今後も撮り続けて欲しい。
そしてミア・ゴ>>続きを読む
遅れながらもようやく鑑賞。
まず最初の爆炎の中に浮かび上がる神話から引用した言葉と差し迫るような映像と音楽にいきなり心掴まれた。ここ最近観た映画の中でも桁違いに素晴らしいオープニングショットだったと思>>続きを読む
大好きなドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作。監督過去作の中でも『プリズナーズ 』と『ブレードランナー2049』の2本は好きな映画を10本挙げろと言われたら確実に答えるレベルで大好きな作品。
しかし前作の>>続きを読む
遅れながらも鑑賞。自分の大好きな『ヘレディタリー』を監督したアリ・アスターの新作ということで期待値中々上がってたけど、観終わって最初の感想としては、とにかく長すぎる。特に後半。しかも「あれそろそろ終わ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
白銀の雪景色の中に青を基調とした画作り。そこにぎっしりと濃密感のある脚本が練り込まれた素晴らしい作品だった。
映画を観る前まで自分は予告編を見てまんまと謎解き映画だと思ってしまっていたが、観終わった後>>続きを読む
恥ずかしながら監督過去作は未見だったのでこの作品がビクトル・エリセ初観賞。
要所要所で美しいショットが散見されるものの正直途中までやや退屈に感じてしまっていたが完全にラストで打ちのめされた。
なんと言>>続きを読む
エマ・ストーンとウィレム・デフォーが可愛い。そして出ている全員もれなく演技が素晴らしい。特にエマ・ストーンは誰もが知ってる超有名女優でありながらもこの体の張り様にはただただリスペクトしかない。
ストー>>続きを読む
同監督の「パリ、テキサス」がオールタイムベスト級に好きなこともあり今作も鑑賞。
まず主人公の過去を過剰に写しすぎず観客に想像させる手法がとても自分好み。
また映像派の監督だけあってシーンの切り取り方が>>続きを読む
まず設定が物凄く好みで秀逸。海外の若者のドラッグカルチャーをメタファーとして組み込みつつも邦ホラーの不気味さも感じれる最高の設定。
そしてとにかく前半が良かった。途中の全員で降霊術やりまくるシーンとか>>続きを読む
観る前は時代劇版アウトレイジのような映画だと思っていたが全然違った。
通常大河ドラマなどで格好いいとされている「武士道」というものが如何にくだらないかを武なりに盛大に嘲笑ったメタ映画だった。
日本人な>>続きを読む
異様なほどテンポが良くて伝記というよりはナポレオンの人生ダイジェスト。
サクサク進むおかげで見やすい作品なのは間違いないのだが、それ故に作品全体の深みに欠けていてあくまで娯楽作品という印象。
やはり2>>続きを読む
おそらく今現存する映画監督の中で最も好きかもしれない監督の最新作。2021年に海外では公開されていたが日本ではいつになっても公開されず待ちくたびれたけどようやく本国でも公開されるようになったので真っ先>>続きを読む
大好きなフィンチャーの新作。
予告編が公開された時点でかっこよすぎて何回も見てたけど近くに上映館がなかったから泣く泣く配信されるまで待ってから鑑賞。
結論から言って相変わらず素晴らしい出来栄えだった。>>続きを読む
監督過去作の「グッドフェローズ」や「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のような派手さはあまりなかったが、冒頭から最後までサスペンスの糸が途切れることなく、観客に怠さを感じさせないベテラン監督ならではの>>続きを読む
通常版より1時間近い尺が追加されたディレクターズカット版。この機会を逃すまいと劇場にて鑑賞。
3時間もある映画だったがなんとか最後まで鑑賞することができた。
ただ個人的にはVol.1の方が圧倒的に好み>>続きを読む
ディレクターズカット版が日本初公開ということで劇場にて鑑賞。
芸術とユーモアとエロスが見事に融合された素晴らしい作品だった。
冒頭から美しい雪景色とヘヴィーなメタルサウンドというミスマッチ感覚に早くも>>続きを読む
セクハラ告発のシーンだったりトリアー自身の自伝的な側面が強い映画だった。I、IIと同じく爆笑シーンは満載だったけどもうちょっと破茶滅茶でグロテスクな展開を期待してた。最後のこれで終わり?感も個人的には>>続きを読む
大好きなトリアーの伝説のドラマ。配信もないし円盤を買うにも5万円ぐらいするのでこの機会を逃したら一生観れなそうと思い、意を決して前売り券を購入したものの全部で15時間もあるから難解なストーリーだったら>>続きを読む
何故かトリアーの中で最も有名な一本であるこの作品がいまだ未見だったのでこの機会に劇場で鑑賞。話の構造自体はめちゃくちゃわかりやすいしテンポも良いから見やすいんだけどこの頃からドグマ95の影響で殆どが手>>続きを読む
前作の『X/エックス』が良作だったので今作も鑑賞。こちらも期待通りの良作だった。一見普遍的な脚本に見せかけて要所要所に予測できない展開を盛り込んでいたし、色々現代にも通ずるところがあったりして面白かっ>>続きを読む
遅ればせながら鑑賞。
今まで味わったことがないような映画体験だった。
アニメに疎い自分でも「これはヤバい」と感じるような凄まじい描写の数々。
作画が素晴らしいのは言うまでもないが、カット割の速さや編集>>続きを読む
傑作すぎた。多分これを超える映画は今年出ないだろう。余韻だけで1日過ごせる。劇場でも泣いたし、家帰ってからも思い出してもう一回泣いた。
安い言葉で説明せずに映像で語らせる手法のおかげで、作品内にあざと>>続きを読む
海外での事前評判も高く、主演のケイト・ブランシェットが好きなこともあって鑑賞。予告を見るにスリラー色強めの映画だと思っていたけど、割と娯楽色が薄めの小難しい感じの映画だった。内容は個人的にあまり好みじ>>続きを読む
素晴らしいほどパワフルな映画。好みが分かれる作品なのは間違いないが超絶面白いことは事実。観る前はこの作品をただのゲテモノ映画かと思い込んでいたがそんなことは全然なく、社会風刺としての一面をしっかりと描>>続きを読む
久しぶりにこんなに美しく、力強いラストシーンを観た。上映中ずっとトイレを我慢していてエンドロールが流れた瞬間にダッシュしようと思っていたのに、エンドロール終わった後もしばらく立つ気がしなかった。出てい>>続きを読む
前半でとてつもなく結婚っていいなぁって思えて後半でやっぱり結婚はまだいいやって思える映画。
映画を観に行く前からジョン・フォード(デヴィッド・リンチ)がいつ出てくるのか楽しみにしていたけどまさかラスト>>続きを読む
事前評判がもの凄いだけあって普通に面白かった。まず編集に何時間かけたんだって思うぐらいの圧巻の編集技術。現代映画の利点を最大限に活かしていて観てるだけでトリップ感が味わえた。あとこの映画絶対日本人ウケ>>続きを読む
とにかくロジャー・ディーキンスの撮影とTrent Reznor and Atticus Rossの音楽が最高だった。ただストーリーが良い意味でも悪い意味でもシンプルすぎた。頭に内容がスッと入ってくる分>>続きを読む
現状ではこの映画が今年ベスト。抱腹絶倒のブラックコメディ。汚いタイタニック。こんなに映画館で笑った映画は本当に久しぶり。3時間でも4時間でもずっと観ていたいと思えるような作品だった。
オープニングのH>>続きを読む
文句なしの傑作。正直観る前までは哲学要素が強くて宗教の知識が無いと難しい映画なのかと思っていたが、全くそんなことはなくハラハラドキドキの素晴らしい130分だった。何処となく間抜けっぽいキリストの登場の>>続きを読む
大人なラブストーリー。歳を取ってからもう一度観たいと思える作品。
ただ個人的には監督過去作のオールド・ボーイやお嬢さんのようなバイオレンス描写のある映画の方が圧倒的に好み。
監督の前作リメイク版サスペリアが良かったのと、自分の大好きなTrent Reznor and Atticus Rossが音楽を担当すると知って鑑賞。日本で公開される前に先にサントラを聴いてそれが良すぎ>>続きを読む
SNSを観てると意外と評価が低くてびっくり。普通に観ていてめちゃくちゃ面白い作品だった。ただ、前半が素晴らしすぎて後半の失速感は否めないがそれでも上映時間3時間は全く苦にならなかった。あと過去作セッシ>>続きを読む