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リトル・イタリーの恋のaaaakikoのレビュー・感想・評価

リトル・イタリーの恋(2003年製作の映画)
2.8
※悪口ですんでスルーでお願いします

1950年代のオーストラリア。イタリア移民のはなし。

手紙と写真のやりとりだけで結婚が決められていた時代。
アンジェロは、手紙の相手に何度も断られてきたので、自分より男前な弟ジーノの写真を入れた手紙を送ってみた。
そしたらなんと相手からはOKの返事!
手紙の相手は、イタリアの田舎から船に乗ってやって来る。
アンジェロは彼女に謝罪し、自分が本当の婚約者であると打ち明けるのだが…。

一方で、ハンサムな男の写真を見て、彼と結婚できるのかと夢ふくらませて田舎の城から出てきた花嫁ロゼッタは戸惑う。
まあわからんでもないけど、このロゼッタつー女がどうも好きになれなかった。
自分は嘘をつかれてた。それはかわいそうだけど、写真なんか写真だよただの。自分が本来嫁として迎えられたのは、兄のアンジェロだよ、手紙も彼だよと聞けば、まず、そちらに興味を持ちませんか?
一応は、そちらに注目し、好きになる努力をしようというのが普通のお嬢さんではありませんか?
しかし彼女は兄をちらりとも見ることなく、男前な弟ばかりを見ている。
それってただのメンクイのアホにしか見えなくて笑えた。

さらに自分が故郷にいた頃のジーノ(の写真)との妄想恋物語などを本人に見せて喜んでいる。
恥ずかしくないのかね(笑)。
まあ彼女みたいな美人は、自分に自信があるから、わたくしのような美人には、彼みたいなイケメンじゃなくちゃダメなのよ!みたいな考えが根底にあるんだろうね。
ジーノよりアンジェロの方がずっと良い奴に見えるけど。

まあ、面食い田舎娘にはああいう弟がお似合いかも。
アンジェロと、ジーノの恋人のコニーがすごい良い子だったから、まあ最後は良かったねで終わった。

結局ジーノは恋人より兄アンジェロを心配してたみたいだし、アンジェロも思慮深くて弟の幸せを願っていた。
そもそもよく考えりゃこれは兄弟愛がすごいイタリア移民兄弟の話だから、これで良かったのかもね。


ま、これは昔、お見合いで何度も何度も断られてきた経験のあるわたしの私怨でもあるのでスルーでお願いします。
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