沖縄国際映画祭、2本目は『夫とちょっと離れて島暮らし』。
新宿にいる夫と離れて、加計呂麻島に期間限定で移住したイラストレーター「ちゃず」さんのドキュメンタリー、
なんだが、この「ちゃず」さんが魅力的すぎて、もう、このドキュメンタリー、最高!
「島への移住」というのは、毎年宮古島に通って1ヶ月、2ヶ月というタームで滞在する私には、長年の夢でもあるし、とても身近な話。
ただ、加計呂麻島までは無理だなぁ。ある程度の便利な暮らし、スタバはなくても吉野家はある、セブンイレブンはなくてもファミマならある、くらいの宮古島がいいんだよな〜。
ただ、この加計呂麻島の人たちの温かいこと! ある程度大きい島だと、移住者の先輩に聞くと「『ナイチャー』と呼ばれて差別された」って話をよく聞くんだけど、過疎があそこまで進むと、そんな差別や偏見がなくなっちゃうのかな?
ちゃずさんのイラストレーターという仕事も、かわいいキャラクターも、もちろんその要因だろうけど、最初からこんなオープンな生活じゃなくて、加計呂麻島に来るまではご近所付き合いなんてしたことなかったというのだから、島での暮らしがちゃずさんを変えて、育てたんだろうな〜。
学校の先生の離任を島ぐるみで送る人々。島全部が家族のような集落。
1年のつもりが2年になり、コロナ禍のために更に延長し、ついに島を離れる時の離れ難さは、スクリーンから直接に伝わってくるようだ。
作品内で見られるちゃずさんのイラストがとってもかわいかったので、映画を見たあと、すぐにフォローしました。
私も近い将来、宮古島で1年暮らす目標を立てているが、ちゃずさんのように島の人に受け入れてもらえるかな?
ちゃずさんと加計呂麻島の人々に魅了されながら、自分の夢にも思いを馳せる作品でした。