これは凄い〜！
なんとも丁寧に作り込まれていて目に飽きない。
常に見応えのあるシーンが続き、前半全く飽きる事なく楽しんだ。
一作名上にビザール強まる世界観が洗練された緻密な芸術により丁寧に描かれており、特にハルコンネンの星はその際立ちが面白かった。
全編のうち気に入ったシーンは数え切れない。
衣装も映像作品の一部として検討されたデザインという感じがあり、「それを着ているその人がそこにいる」というだけで成り立つシーンも多々あると感じた。
なお、キャスティングはシャラメは良くあっていると思うが、女性陣にはただ売れっ子を使いましたという感じが否めず(アニャテイラージョイは流石にもう…フローレンスピューも派手すぎる…)キャラクターの作り込み以上に商業臭さを感じた。
総合的には1作目が嘘のようなテンポ感ふくめ大変満足度が高かったものの、
途中謎のカットにより「？」となるシーンが中盤多かったため満点には至らず。
(砂漠往路の試練も変な尺だし、南に到着する前後もチグハグしたし、とか1人捕虜で捕まった女性のくだりの意図不明感とか)
