いさせ

デューン 砂の惑星PART2のいさせのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.3
IMAX GTでの鑑賞。オッペンハイマー以来2回目のフルスクリーン体験

40分ほどのフルスクリーンは、思っていたより長く、鱈腹味わうことができて大満足。
オッペンハイマーは3つの画角がコロコロ変わって脳みそが追いつかなかった覚えがあるが、今作は元々全編IMAX画角なので、画角の変化が一段階しかなく、場面の切り替わりに応じで画角が変化していたのでとても見やすい。まぁ使ってるカメラにアナログかデジタルで違いがあるので一概には比べられないが、私は断然デューンの方がIMAX体験では好きです。

映像、音響、演技どこをとっても一級品で、まさに極上の体験でした。2時間半とにかく黄色くて、そして丸い。スターウォーズなど大半のSFはカクカクした形状の飛行船が多い中、デューンに出てくる飛行船やスーツは球体や楕円体など曲線でできていて、かっこいいでも可愛いでもない唯一無二の画が出来上がっている。

前作同様に視覚的な変化がないのがやはり個人的に弱点。前作は昼夜を利用して後半で違った景色が楽しめたが、今作はずっと同じような画面が続く、ストーリーも進撃並に壮大になったがポール達の外見が変わらないので素人の私には理解が追いつかない。演技はすごかったけどね、ティモシーは顔で売れているイメージだったから、この作品で私の中で演技派とガラッと変わりました。
近接戦闘のカメラワークが近すぎてみにくい、そしてあのスーツ設定は好きだけど戦闘がシュールになっててもっとバンバン殴り合ってるアクションが好きだな。

パート3が待ちきれないのと、このペースで本当に完結するのか?原作読んでゆっくり待ってます
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