つるみん

デューン 砂の惑星PART2のつるみんのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

前作が全くハマらず、非常に不安だった続編だったが一応鑑賞。(ちなみに前作の評価は2.5)

結果、前作よりかはかなり楽しめた。

というのが率直な感想。
前作の不満点を払拭してくれた事により、ただ退屈な3時間とはならなかった。むしろこの3時間、早く感じたくらい。映像美を活かした大迫力な映像は圧巻。前作ではお粗末だった大戦なども本作でカバー。ティモシー・シャラメのキャスティングも不安視していたが、part2を見て、納得した部分もある。

しかし相変わらずの1対1バトルで幕を締める終わり方は変わらなかった。前作と比べて、それ自体はとても質の高いアクションであり、意味のあるものであるのは理解できるが、「壮大さ」を推してる作品としてはやはり勿体無いし物足りない。夕陽をバックにした映像自体は素晴らしいんだけどね。

あとこれはもう個人的な問題だと思うが、名前が長すぎて、覚えにくい。勢力図はようやく頭の中でクリアになってきたが、キャラクター名はこのシリーズが完結しても覚えられることはなさそう。『ベンハー』とか『十戒』に並ぶ神話体験ができるけれど、僕はそのタイプが苦手っぽい。

しかし出てくる役者が主役級ばかりで、その楽しみ方はある。それで3時間飽きなかったってのもある。

とにかく、このシリーズ自体そこまでハマれていないが、それでも映像であったり、アクションであったり、豪華なキャスティングにより、前作より遥かに楽しめた!と言っておく。

ストーリーがなあ…。
ジョン・スペイツの脚本はいつもこんな感じ。

サンドワームを乗りこなす時の流れ、『アバター』みたい笑
つるみん

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