誘拐された男の子が幽霊に助けてもらいながら脱出試みる話。
ブラムハウス作品。話題になってましたね。ようやく鑑賞。
連続失踪事件に巻き込まれ、地下室に監禁されたフィニー。彼を誘拐したグラバーという仮面の男。閉じ込められた地下室には電話線の切られた電話。
突然鳴る電話、受話器の向こうには失踪事件の被害者の子供の声。
彼らの声を聞きフィニーは無事脱出できるのか。
所謂「ジュブナイルホラー」の系譜。スティーブン·キングっぽさがあると思ったら息子さんが脚本なんですね。舞台が1978年ということで、この辺の年代のアメリカと少年少女ホラーの相性の良さはなんなんでしょう。
ホラー映画ですが、人怖の要素とオカルトの怖さをうまく掛け合わせておりちょっと変わった作風が興味深い作品でした。
アイデアはいいのですが振り切った恐怖やストーリーはなく、過激なものを求めると少しマイルドに感じてしまうかも。私自身、つまらなかったとは言わないですが物足りなさは正直ありました。
しかし、兄弟役を演じた二人の演技力が高いので、それにより映画としてのクオリティが底上げされた印象です。
ブラムハウス作品というだけでハードルが高くなっている気がする。当たり外れ結構激しいはずなんだけど。当たり映画の印象がとてもいいから、看板背負われるとやっぱり期待しちゃいますね。
2024年 26本目
