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ブラック・フォンのkazu1961のレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.7
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-536
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋誘拐監禁された主人公の少年フィニーとそこで亡くなった友達達との奇妙な協力、誘拐殺人鬼と対峙する怒涛のラスト15分に一気に持って行かれたそんな作品。

🖋️本作、スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒル原作の短編ホラー小説「黒電話」の映画化です。誘拐殺人鬼と殺された少年たちの亡霊からの電話という超常現象という二つの組み合わせが斬新。ホラーというよりは結果、主人公の少年フィニーの成長譚としてのファンタジー的な物語に収斂するのは父親スティーヴン・キングの『IT イット』に通じるところも。

🖋️結局、超常現象としての亡霊からの電話を受けることができた少年フィニーと、その兄を予知夢で探し当てる妹は、やはり母親の血筋を引いているんでしょうね。。。

🖋️フィニーが亡霊のアドバイスを聴きながら、脱出しようとする誘拐殺人鬼との知恵比べのなかなかの見どころでした。この辺りも父親スティーヴン・キング譲りかもしれません。

🙂Story:(参考: yahoo movies )
子供の失踪事件が相次ぐアメリカ・コロラド州の町。気弱な少年フィニー(メイソン・テムズ)は、ある日マジシャンを名乗る男(イーサン・ホーク)と出会い無理やり車に押し込まれ、気が付くと地下室に閉じ込められていた。その部屋には頑丈な扉と鉄格子の窓、断線している黒電話があり、通じないはずの電話が突如鳴り響く。それは、この部屋の真実を知る死者からのメッセージだった。一方、フィニーの失踪にまつわる予知夢を見た妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は、夢を手掛かりに兄の行方を追う。

🔸Database🔸
・邦題 :『ブラック・フォン』
・原題 :『The Black Phone』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2022
・日本公開 : 2022/07/01
・上映時間 : 104分
・受賞 : ※※※
・監督 : スコット・デリクソン
・脚本 : スコット・デリクソン、C・ロバート・カーギル
・原作 : ジョー・ヒル(『黒電話』より)
・撮影 : ブレット・ユトキーヴィッチ
・音楽 : マーク・コーヴェン
・出演 : イーサン・ホーク

🔸Overview (映画. com)🔸
「ドクター・ストレンジ」「エミリー・ローズ」のスコット・デリクソンが監督、「透明人間」「ゲット・アウト」などスリラー作品の話題作を多数送り出しているジェイソン・ブラムが製作を手がけたサイコスリラー。コロラド州デンバー北部のとある町で、子どもの連続失踪事件が起きていた。気が小さい少年フィニーは、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという男に「手品を見せてあげる」と声をかけられ、そのまま誘拐されてしまう。気が付くと地下室に閉じ込められており、そこには鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして断線した黒電話があった。すると突然、フィニーの前で断線しているはずの黒電話が鳴り響く。一方、行方不明になった兄フィニーを捜す妹グウェンは、兄の失踪に関する不思議な夢を見る。原作はジョー・ヒルの短編小説「黒電話」。出演はイーサン・ホークほか。
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