オペレーション・フォーチュン
イギリスの諜報機関MI6の敏腕エージェントであるオーソン・フォーチュンは、100億ドルで闇取引される危険なブツ "ハンドル" を回収する任務を依頼される。
同じガイ・リッチー監督&ジェイソン・ステイサム主演でも、シリアスな作品だった "キャッシュトラック" から一転、物語自体は諜報劇で既視感があるが、とにかくコミカルな作りで、いつものガイ・リッチーに戻ったという感じ。絶妙な台詞や旨味のあるキャラクターなど、笑いを誘うシーンがたっぷりで最後まで楽しませてくれる。
ヒュー・グラント演じる富豪の武器商人が、"ジェントルメン" で演じた胡散臭い私立探偵よりもさらに怪しさが増した印象で、美味しいところをサクッと持っていった感じ。
ハリウッドスター役で、どこかトボけた感じのジョシュ・ハートネットも観ていて面白い。オーブリー・プラザはもう少し毒っ気のある方がよかったかも。
