ネットで事前予習のブログを読んでから挑んだので、
カラーと白黒の時間軸を理解して見れたのは助かった。
何もなく見たら、多分逆と思ったんじゃないかな。
分かりやすいようで勘違いしそう。
オッペンハイマーの公聴会とストローズの公聴会を軸に、振り返っていく構成、ノーラン監督らしく見せ方がうまい。
登場人物も見る前に頭に入れて挑んだので、そこまで混乱しなかったにも関わらず…
悔しいことに、科学についての難しい単語や会話が飛び交い、哲学的な思考もあったりで、会話がメインの映画なので、いまいち理解が追いつかず💦
それでも原爆の実験が徐々に進み、その破壊力の危険さを映画を通して目にし、日本に投下する話が出ると、とてもリアルに感じた。
この映画、ノーランがインタビューで日本側からの質問に答えなかった等の批判もあったようですが、
尋常じゃない破壊力を持った原爆を作ったオッペンハイマーの半生を描く映画として、見ごたえありました。
難しさも含めて、ノーラン監督が作る映画の構成はやっぱり好みです。