第七電機工房

オッペンハイマーの第七電機工房のネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

予習ほぼなし(原爆の話だから日本公開が大幅に遅れたくらい)で観たら、難しかったー。

■最低限予習がいる映画でした。
・史実のことも少し
・登場人物は少し整理
・カラーのシーンとモノクロのシーンの意味
くらいは入れていった方がより楽しめる。

・音はとにかく重要なのでよい音響環境で観るべきです

基本的には、オッペンハイマーの伝記映画に近い形式で話は進みます。
原子爆弾が完成したあとにパンドラの箱を開いてしまった彼が何を考えて、さまざまな葛藤や周囲の陰謀に巻き込まれる様を描きます

内容とか時系列は難しいけども
演出とか映像とか、音の使い方とかはさすがの一言で、映画芸術としてはすごいと思うので、3時間の長丁場でも全然中だるみはなかったので、ちょいと予習して、ちゃんと理解できてたら3時間なげーなとはならない、アカデミー賞作品賞受賞作として前評判通りの良い映画でした。

科学の在り方とか、兵器について、平和について沢山考えなければいけない映画でした。